この前のショッキングな出来事以来、パチンコはする気なかったんだが、課長に誘われて仕方なくいってみる。手持ちもあんまりなかったので羽根モノ打って適当に引き上げるかと考えたところ、やはり手堅い(?)レレレに足は向くなり。

神の配剤か悪魔の囁きか、珍しく羽根モノコーナーは人でいっぱいなのに、このまえに痛い目にあった台が目の前で空く。そこそこかかっていたようなので即すわり。隣の同じく痛い目にあった台では若い兄ちゃんが半箱ぐらいでがんばっている。

あー、なんだかこのまえと釘は全然変わってないような。隣のほうが鳴きも拾いもよさそうなのも変わってない。最初はちょっとごねていた台も3kほど突っ込むとおとなしく出だし、後は順調に増えていった。この前はなんだったんだろうな。丁寧に丁寧に打っていると、すっかり良い子になった台はランド抽選で7ばかりでも持ち球が増えていく好循環。二箱半で疲れて終了。とりあえずこの前の分は取り返した。

隣の兄ちゃんも健闘してるんだが、いまいち抜けられない。やはり役モノが悪いのが効いてるみたいだ。ドツキで何とかしてるが、Vにこなくて熱くなっている。この前も打って思ったが、隣の台は役モノ内で急に玉の勢いが殺されるんだよな、おかげでレレレのおじさんのホウキに玉が当たりにくい。役モノの癖も結構重要と改めて思った、隣の台は絶対にやるまい。

実は、この機種は、新台のときに打ってみて久しぶりに食える羽根モノかと思った。しかし、ドツキ攻略が効くのがすぐに解ったのでやらなくなった。ドツキは、文字通り役モノに玉が入ったときにタイミングよく台ごとドツクのであるが、この機種は役モノに入った時点でV入賞の可能性がかなりわかるので、だめなタイミングで入賞したときに台をドツクことによって玉の軌道を変えてVの可能性を上げることができるのだ。何もしなかったらほぼ間違いなくはずれなのが、ドツクことでVに入ることもあるんだからやったもん勝ちである。しかし、当然店員に見つかると注意されるし、最悪は出入り禁止だ。なにより、いい年したサラリーマンパチンカーがたかが羽モノで必死の形相で台をドツクってのは、いくら人より有利が好きなわしでも気が引ける。

それでも店員の目を盗んでドツク奴らがいる以上、わしはそいつらよりかなり不利な条件で打たされることになる。それがいやで打つ気がしないのだ。まあそんな時間がないので羽根モノちまちま打ってられないってのもあるが・・・。しかし、いちばん堅いし、(連荘機で)勝ち負けのでかい博打をしたくないので当面はちまちまレレレだなと思ったのでした。でもやっぱりパチンコしないよ。
立ち読み。

「はじめに」で「カーニヴァル」のことを「祭り」として、2chとかイラク人質事件のことに触れてるのだから、当然そういった内容だと思って読んでいったら全然違った。そもそも「カーニヴァル化」を(筆者が言うように)バウマンの用語の援用としてつかったとしてもカーニヴァル化にあんまり触れてないじゃないかと、最後の最後でむりやり繋げてるけどどうも納得できん。題名が面白いと思って読んだのに、内容が違うぞ。まあ、面白く読んだからいいんだけどさ。

で、まあ内容はフリーターとかニートとかから、監視社会、携帯電話といった現代社会論ですね。論旨はまあ納得できるんだけど、あんまり驚くような切り口とか論考はなかった。たぶん、個人のブログとしてこの文章を発見してれば、お気に入りに入れてファンになったと思うが、新書の内容としては物足りないな(まあ、わしが最近似たような内容のものをやたら読んでるっていうこともあるかもしれん)。

でも、気になる本ではあった。立ち読みなので読み返すことはないと思うが、新刊があったらまた読んで見たい。
ついにゲームにも有害図書指定ですか、そうですか。わしは基本的に家庭用ゲーム機ってのをやらないので、どれくらいの残虐さかはしらないが、親として子供にはやらせたくないって気持ちは分かる。まあ、それを県に指定してもらうってのもなんだな、R指定だけじゃ駄目なのか?

実は、家庭用ゲーム機のはしりである任天堂「ファミリーコンピュータ」が普及しだしたのがわしの高校生の頃なのであるが、我が家ではわしが高校を卒業するまでは導入されなかった。年少の頃にこういった家庭用ゲーム機がなかったってことは、わしにとってほんとにほんとうにラッキーなことであった。だって、親の金くすねてはゲーセンにいったり、安いゲーセンがあると聞けば何十キロさきでも出かけていってた子供だよ、我が家にそんなゲーム機があればとり憑かれたようにやってたに決まってる。その時間を本読んだりしてすごせたのはほんとに大きいと思う。

大学生時代には、こもってロープレやってるやつらはたくさんいたが、わしはゲームはアーケード派だったので家にいるときはやっぱり本読んでたのであった。

と、ぜんぜん話は脱線してしまったが、いいたいことは子供にはゲーム機自体を与えないほうがいいんじゃないかってことだな。
著者は、銀行マンとして14年勤務した後、大学に入りなおして建築家を目指したが、なぜか今はノンフィクション作家をしている変り種(もしかしたら建築家でもあるのでしょうか)。

本書は、そんな著者が建築学科の学生のときに、北京でおこなわれた国際建築家連盟の世界大会に参加したときに感じた違和感から語りはじめられる。それは、その世界大会で採択された建築家の資格制度についての国際的な統一ルールが、たいした論議もないまま、政治的にアメリカ主導で決められたことによる違和感である。そこから著者が調べ上げ浮かび上がらせるのは、アメリカの自国の国益だけを考えた世界戦略である。そして、日本はまさにアメリカ様に食い物にされているのである。

日本の構造改革は外圧だのみっていうのは、よく言われてきたことだが、その外圧の正体を本書は見事に晒してくれる。たしかに改革により国民の利益となることも多々ある、しかしそれはアメリカがアメリカの利益のためにやっていることのたんなる副産物であるのだ。すべては、日米構造協議から始まっており、その押し付けの内容は『年次改革要望書』という誰でも読める公文書に記載されているのである。まったく、ここまでアメリカの覇権主義の内幕を見せ付けられると、(聞き飽きるほど聞かされた)日本はアメリカの属国であるという言葉がまた一段とリアルに聞こえますな。

というわけで、なかなか面白い本でありました。ただし、後半ちょっと論理が飛躍しているのと、感情的にアメリカをなじる文章が目立ってくるところが残念でした。あと、わしは筆者ほどは悲観的でもないし・・・アメリカさんはきっとそのうち自分のやってることで足下掬われるんじゃないかと思うな。きっと、やりたい放題もそんなに続かないだろうと(根拠まったくないんだが)。
村上春樹の次読む本でも仕入れておくかとブックオフへ。へえ、マンガ立ち読みし放題とは知らんかった、今度からはここで読もう(実際立ち読み客でいっぱい)。

しりあがり寿の読んでないのでもあったら読んでおこうと書棚を探すがまったくなし。かわりにこれを見つけて一気に1〜4と読んだ。

原作の平井和正『死霊狩り-ゾンビハンター-』を読んだのは、わしが中学生のころ、いやほんと狂いました、世の中にこんな面白い小説があったのかと。しかも、平井和正にはめずらしくきちんと終わっていて、ストーリーの完成度も高いし、アクションもすばらしい。

で、それを原作に画は韓国の梁慶一(新暗行御史の人だ)、なかなかいい出来のマンガになってる。惜しむらくは中断したままってことだな、2001年に4巻が出てから進んでないじゃないか!原作はせっかくちゃんと終わってるのにもったいない。まあ、マンガのほうは原作にちょっと別の話を付け加えたりしてるけど、そんな余裕あるなら原作どおりにさっさと終わらせろと、まったくもったいない。
SH901iSのモックがきてたのでいじり倒す(ホットモックじゃなくて普通に動かないやつね)。

前から話には聞いてたが、うーん でかい!

幅・厚さは、今までのSH901と同じぐらいかと思われるが、長いよ・・・ちょっと衝撃的(笑)。

とりあえずブルーストリーム色を予約。これで、デジカメを持ち歩かなくても済むあるよ、発売は6月3日、これ以上遅れないことを希望。
いや、ここではあんまり政治の話はしたくないんだけど。

武部くんも森岡くんも森くんも小泉くんも言いたいことはわかるんだけどさ、でもあなた達は政治家なんだから国益がどこにあるか考えて発言してくれ、お願いだから。

あちらさんは一党独裁の国だけど、だからといって一枚岩の国でもないんだ、日本と友好関係を続けていかないといけないって考える政治家もいるわけだ。ところが、きみらの発言認めてると親日政治家は中国国内で生きていけないあるよ。親日の改革派胡耀邦が中曽根くんの靖国参拝で政治的ダメージを受けたのを、いまの中国の政治家は忘れてないあるね。

どう考えたって、いまの東アジア情勢見たら日中が上手くやっていくことがお互いにとって得策なのは明らかだろ。靖国参拝して何の得があるんだよ。

あ、ちなみに国益ってのは別に日本の企業が向こういっていっぱい儲けることじゃないぞ、安定した平和な東アジア情勢のことだ。
新刊コーナーに置かれてたのでてっきり新刊かと思って買ったら2年前の本だった、本屋にしてやられました。でも、大変勉強になりました、ありがとう、読んでよかった。

わしは、中国はなぜ反日になったか?と問われたら「江沢民の反日教育が大きな原因でしょ」と答える。それは間違ってはいないのだが、それだけではあまりにうわべだけすぎるってのがよく分かった。中国と日本の関係、そしてそれにからむ米・露の戦略が、社会情勢や政治的、歴史的背景を細かく押さえて丁寧に書かれている。いやあ、日中関係ってほんと猫の目のように変わっていったんですね。

中国首脳にとって親日的な政策をとる事が、権謀術数渦巻く国内の権力争いの中でいかにリスクの高い行為であるかがよく分かりました。せっかく何とかうまくやろうとして友好的に進めているときに限って、日本の政治家は失言を繰り返すし靖国参拝始めるし、そりゃやってられんわな。

おそらく、このところの騒動で中国首脳は、反日教育の成果が結局は自分たちも統制できない怪物を作り上げてしまうということになりかねないと気付いたはずである。小泉首相の靖国参拝にとやかく言うのは、裏を返せば友好的政策への転換を図りたいという中国首脳からのメッセージであると思うのだが、純ちゃんがあんな調子じゃどうしようもないですな・・・。
久しぶりにパチンコ話

質問:羽モノで10kも負ける人は馬鹿ですか?
回答:馬鹿です。

質問:羽モノで一度も大当たりしないのに10kも突っ込む人は馬鹿ですか?
回答:大馬鹿です。

はい、大馬鹿です。正確には10kではなく「レレレにおまかせ!」2台に12k突っ込みました。それで一度もV無しってどーゆーことよ、えぇ!!

仕事関係の立替え貧乏&給料日前で財布には3K(惨)、それなのに同僚のAさんとパチ屋に寄る、本日は羽根モノデーなのでちまちま打ってちょい勝ちでいいや、Aさんの財布もあるし・・・。

悪い台じゃない、足にもそこそこ入るし羽根の拾いも悪くない。隣でオヤジが打ってる台のほうがよさそうだが、こっちもそこそこ。足の釘がこれ見よがしに開けられてるが、これは見せかけだな、でも結構かかってたようだし充分勝負になる。・・・が、大ハマリ。役モノにどんだけ玉を放り込もうがちっともVにこないんですけどぉ・・・。80回ぐらい足には入ったんだが、気持ちいいぐらいVを外すねえ。ぐおお・・・。

そうこうしてると、隣が空く。かかってるんだが2R地獄にはまり一箱だけ確保してオヤジ去る。早速、移動して打ち出す。あのー、むちゃくちゃ羽根は開くしどんどん役モノに玉は入るんですが・・・。気になるのは役モノ内で妙に玉の勢いがなくなることだが、まあそのうちかかるよな。だって、オヤジは結構かけてたし・・・。今度は90回ぐらい羽ばたいたんだが・・・役モノにもさっき以上に放り込んだだが・・・。なんですか、このミラクルな外しっぷりは・・・号泣。羽モノでこんなかからんのは初めてだょ。

わしは、パチはなんやかんや言って羽根モノが一番得意だ。20年近く前はこれで生活できるまでになってた。攻略できた機種があり毎日、毎日小さな勝ちを積み重ねて月150Kぐらいをコンスタントに稼げるようになった。毎日打ってたおかげで、店がどの釘をどれくらい閉めたのか開けたのかもわかるようになってきて、ますます負けなくなった。しかし、所詮パチンコ、これだけがんばっても普通に働くほうが効率いいのだ。学生時代に稼いだ分でわしの人生のパチンコ収支はおそらくマイナスになることはないと思うが、あとは法に触れることしないとそれ以上は難しいなと思った。

社会人になってからは、完全に遊びで打ってるので収支はマイナスだと思う。しかし、しかしだ、今日のツキのなさはかなり衝撃的だった。わしについてたパチンコの神様がどっかに羽ばたいていってしまった気がした。なんだかもう潮時なのかなと、そう感じた一日でした。
さすがにこういうのいちいち買ってると収拾がつかないので(もうついてないが)立ち読み。著者は夫婦・家族問題コンサルタントでいままで離婚関係の著書が多々あり。この本は彼女の元に相談に訪れた13人の妻の記録である。

まあ、いまどき、妻のほうも夫に負けず劣らず浮気するってのはよく言われるところではあるが、さすが9000人の相談を受けてきただけあって、いろんなパターンの例をお持ちですね。浮気話ってのは、自分に関係なければこれほど面白い話はないのであって、なかなか楽しく読めました。なにより著者がさばさばしていていい、相談者がホストクラブにハマル心情を理解すべくホストクラブをはしごするくだりは大変に面白うございました。

ちょっと面白い話を読んで時間つぶしとかにはもってこいの本。もちろん、面白い話の裏には、家族を維持することや自分の欲望や欲求に折り合いをつけていくことへの示唆に富んだヒントが横たわっているのであるが。
エピソード3が米国で公開されて大変な盛況だそうで、日本でも大入り間違い無しですな(わしも見に行くと思うし)。たしかに、好きか嫌いかといわれれば好きだし、思い入れもあるよ。

しかし、タイム誌が選ぶ名画100選にも「スター・ウォーズ」が入っているとか・・・。

名画ではないだろ・・・どう考えても。S・Wが優れているのは、あくまで公開時の最先端のCGであり、魅力的なキャラクターがそのなかで縦横無尽に動き回る映画本来の娯楽性にのみあると思うのだが。

いっちゃあなんだが、スペースオペラとしてのストーリの出来はかなりお粗末だと思うし。編集も魅せかたもなんだかなあって思うところがヤマのようにある。せめて監督だけでもルーカス君から変わらないかなと何度思ったことか・・・。

まあそういいながらも日本公開を楽しみにしてるわけだが、エピソード6のような酷いことにならないことを祈る。
在庫過多なのに・・・。本日は仕事なので昼休み読書と思ったら本忘れた・・・。仕方がないのでブックオフで急遽仕入れ、村上春樹を適当に一冊買う。

いやあ、こんなに面白いのか村上春樹は、思わず昼休みを延長ししてしまった。いままで読まなかったのは大損失だな。いや、むしろこの本なんかは今読むからこれほど面白いんだろうな、若いときならつまらん小説だと思ったに違いない。

ストーリーは単純だし、たいした展開もない。しかし、主人公の「僕」の日常や心情の描写の奥行きの深いこと。すべてのシーンや台詞になにかの意味があるのではないかとついつい考えてしまう。なぜ、ここでこの人物が登場するんだ。この喩えはなんだ。これはいったいなんの話なんだ。物語の世界に囚われて、ぐるぐると思考は渦巻く。ああ、わしが今まで読んできた小説とは全然違う種類の質感だ、しいて言えば夏目漱石か。

さて、わしにはまだまだこれから読める村上春樹がたっぷりある。なんて幸せなことだ。
在庫を消化していないのに仕入ればかりしているため在庫過多になってきた、どうしよう・・・。結論・・・気合で読め!
さらに感想文も書いていかないと・・・。

仕事が忙しくなってきて昼休みに時間がいまいちとれないのと、会社帰りにゲーセン寄ったりしてたのでほんと読めてない。まあ、義務でもなんでもないのでいいんだけどさ。最近、新書は鮮度が重要だと考えているので出来るだけ出てすぐ読みたし(そのぶん変なのもつかむわけだが)。

現在の在庫一覧
●希望格差社会 山田昌弘 筑摩書房
●若者の犯罪凶悪化は幻想か 間庭充幸 世界思想社
●中国はなぜ「反日」になったか 清水美和 文春新書
●拒否できない日本 関岡英之 文春新書
●社会保障を問いなおす 中垣陽子 ちくま新書
●グインサーガ(2巻〜74巻) 栗本薫 早川文庫
●死と生きる 池田晶子 陸田真志 新潮社
●レヴィナス序説 コリン・デイヴィス 国文社
●<民主>と<愛国> 小熊英二 新曜社

この分ではグインサーガは3年計画ぐらいだな・・・。あと村上春樹もいよいよ読みはじめたい。なんやかんやいって小説は読むのが苦痛じゃないから何とかなると自分にいいきかせ。

ぐおおおお!! がんばれ>おれ
少年犯罪の増加や凶悪化が言われだしてから久しい。少年犯罪について書かれた本も、ずいぶん多くなってきた。わしは新書になっているものは出来る限り読むようにしているが、この本もそういった理由で購入。なにより、現場の人(家庭裁判所調査官)が書いてるということから期待して読みました。

いや、なかなか面白かった。著者は、少年犯罪を見る視点として、今までの育て方の問題や社会環境の問題のほかに、脳の器質的な問題にもう少し目を向けるべきだと主張する。いわゆる自閉症スペクトラム障害やADHD(注意欠陥・多動性障害)というやつだ。ただ、難しいのは、こういった症状だから犯罪に走るというのではなくて、症状を理解されずに育てられた結果犯罪を起こしてしまう不幸な例があるということである。その症状の理解のないまま少年を更正施設に送り込んだところで更正は見込めないだろうし、犯罪自体も理解されないだろう。なによりその視点によって、親に子育ての責任を必要以上に擦りつけなくてすむ(器質障害がありそれがわからなくて悩む親は多いだろう)。

もちろん、少年犯罪のうちで脳の器質障害が原因と考えられるものはほんの一部である。本書では器質障害に対する対応の問題が多く取り上げられているが、筆者の問題意識がそこにあったということであろう。全般的な少年犯罪に対する著者の考察については他の著書で書かれてるようなので機会があったら読んでみたいと思った。

あと、少年犯罪が凶悪化し激増しているという報道に対する筆者の反論(それほど増えていない、むしろ減っている)は、わしも意見を同じくするものであるが、同様の内容を扱ったと思われる『若者犯罪凶悪化は幻想か』間庭充幸著が在庫で読まれ待ちなのでそれを読んでからあらためて考えたい。
のだめの新刊だよ(嬉)。いつものように貸してもらった、ありがとう!!

二ノ宮知子の視点は相変わらずゆるぎないな、実はひたすら同じ話が繰り返されているわけだが、わしが求めているのはまさにそこなのでまったく問題なし。今回も大変満足しました。いつも通り返すまでに読み返しまくります(笑)。
文庫本だが結構高い(900円)のでてっきり新刊かと思ったら、2000年に出した単行本の文庫化であった。著者は日本暮らしの長いアメリカ人だが、やたら読みやすい文章を書くなと思ったら語りおろしであった(読みやすいからいいけど)。

端的にいって現代文明批判本なのであるが、一章を割いて日本国憲法の第9条擁護論を展開しているのがなにげにタイムリーであった。しかし、わしが読む本ではみんながみんな憲法改定には反対であるな、わしも同じ意見だけど、わしが選択的に改定論者の著書を排除してしまってるってことかな?まんべんなく読んでるつもりなんだけどな、逆に改定論を選択的に読まないといけないかも。

さて、本題の経済成長についての話であるが、著者はいわゆる「発展イデオロギー」が歴史に登場したのは、トルーマン大統領の就任演説であると明快に規定する。それ以降、世界は「未開発の国々」を「近代化」するというタームで動き出した。これによって、植民地主義ではわかりやすかった搾取の構造が「近代化」という言葉を隠れ蓑に見えにくく巧妙になってしまった。そして「発展」が無批判に正義とされる「常識」をわれわれが持ってしまったとする。

著者は、われわれが「常識」として持ってしまっている成長神話自体が通用しなくなるパラダイム転換が近々起こるだろうと予測し、われわれはそそれをより進めるために運動をしていかなければならないと主張する。

さて、本書が書かれた2000年から5年弱たって、社会は著者の言うパラダイム転換を徐々に迎えつつあるようには見える。しかしわしにはそれは本質的な転換には思えないな。便利に慣れたわれわれは、絶対に不便に戻ろうとはしないような気がする。せいぜいが技術的な進歩により、環境負荷を下げたりして破壊の度合いを下げているだけである。エコロジーとか環境にやさしいとはいうが、ほとんどはまやかしなんじゃないかな。なんだかすごい技術革新が起こらないかなあと思いつつ、浪費を少し抑えようかって考えてる程度の転換が起こってるにすぎないように思える(かくいうわしもまったくそういうヒトなのであるが)。

スーツの中身

2005年5月16日 日常
わしは、できる限りカバン類は持ち歩かない主義なので、小物類は当然のごとくスーツのポケットに入れられることになる。よく、散髪屋(オヤジらしく美容院はやめて散髪屋なのだ)でカット前にスーツを手渡しすると一瞬びっくりされる。ずいぶん重いですねえとか言われて、苦笑いすることも多々・・・。

さて、本日は書くネタがないので、わしのスーツの中身を特別に大公開する。
胸ポケット:名刺入れ
左内ポケット:新書or文庫本+携帯電話(個人用)+筆記用具
右内ポケット:財布
左外ポケット:ハンカチ+携帯電話(会社用)+小銭入れ
右外ポケット:キーホルダー+カッターナイフ+(まれに)デジカメ

夏になって上着を脱ぐと入れるところがなくなるので、暑くても出来るだけ上着を着ている。これだけ入れるとスーツの型が乱れたりするのもわかってるんだが、セカンドバックは嫌いなので重たくて不自由だが我慢してる(誰かいい方法があったら教えてくれ)。

ダブリン上等!

2005年5月15日 映画
映画はチンピラ、レイフの強烈なパンチがカフェの女の子の顔にめり込んだ(!)シーンで幕があく_。
コトの起こりは恋人たちの破局。それも、ジョンがデイドラの気持ちを試すために持ち出した別れ話。そんな小さなほころびが、さまざまな人間を巻き込んで雪崩のように膨れ上がる「ダブリン上等!」。
レイフは暖かい家庭を夢見、目下、人生設計中だがそのためには手段を選ばないヤツ。オスカーはいいヤツだが彼女がいなくて万年欲求不満。男に裏切られて世の中を呪っているのは“口ひげ”サリー。そして、ダブリン中の不運を一身に引き受けるバス運転手ミックに、ケルト戦士気取りのバイオレントな刑事ジェリーetc.・・・_
ダブリンを舞台にそれぞれのストーリーが暴走し、クライマックス、過激な銀行強盗騒動に発展する!

やっと仙台に来たので観てきた、時間がかかってもちゃんと回ってくるのでありがたいな@仙台。

原題は『intermission』そこから『ダブリン上等!』なかなかナイスな邦題だ、映画の雰囲気をうまく伝えてる。もう、どうしようもなくダメダメなヤツらの群像劇はとてもハチャメチャで、ホンのちょっぴりハートウォーミングであった(いつの時代の表現だよ)。登場人物はやたら多くていろんな話が絡んでいくんだけど、キャラに特徴があるので思ったよりも分かりやすい。テンポ良く話は進んでいって、それぞれのラストを迎える。音楽もなかなかいい。

わしが観た回は、わしと妻入れて観客7名・・・寂しい。とりあえず、面白いから機会があれば観ておけ。

※まったく関係ないんだが、上のあらすじの引用は映画のHPからとったんだが、「雪崩」って「膨れ上がる」ものなのか?
いやあ、やっと2ndGIG観終わった、大変満足。もう最後数話は大盛り上がりで見終わるのが惜しかったですわ。今回も1stに続いて影の主役タチコマが泣かせてくれる。もう、おっちゃんの涙腺は緩みっぱなしですがな。13巻26話通して観て、メインストーリーはもう文句の付け所のない素晴らしい出来。すべてにおいて高レベルのアニメでありました。

1stでもそうだったが、この攻殻機動隊シリーズは昭和・平成の実際に起こったあらゆる事件がモデルになっている。おかげさまでわしは(一般的なこのアニメの視聴者層に比べて)年くっているので、ああこれはあの事件だってのがよく分かるんだが、思うに引用多すぎるんじゃないかな、リアリティを出すためだろうがわしには逆効果だった。映画の似たシーンとかではニヤリとするだけなんだけどね。

あと、1stの感想でも書いたが、やはり9課の正義って言うものにはどうしても納得できないものがあるな。メインストーリーのフレームで独立部隊のように動くってのはいいんだけど、たとえば10話のトグサがメインの裁判物なんかでは一線を越えてしまってる感じがした。いくらなんでも「天誅」はないだろ、あれじゃあテロ組織だよ。

まあでも、面白かった。映画の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』とは違う世界の話しかと思ってたらなんとなく繋がっていきそうな感じですね(と一瞬思ったが、映画ではトグサが新入りなんだから繋がりようないか)。

チャット話

2005年5月13日 日常
PCを立ち上げるとメッセが入る「みんないるよ」。早速、最近は疎遠になってるコミュニティのチャット部屋に入室。まあ、何を話すってわけでもないんだけどね、本とか映画とかエロ話とか・・・。

わしは自己中心的なチャッターなので話したいときに話したい相手とだけ話す、社交性はほぼ無し。なのでわしが一人チャット部屋にいても誰も来ないあるよ、なんて集客力無いんだろう(自業自得)。ただ、やはり昔からの知り合いは結構いるのでその人たちとの交流になる。もう、あんまり知り合い増やそうとも思わないし、いいのだ。

で、チャットはいつもどおり場の盛り上がりに関係なくマイペースなわし。余所のHP巡回しながらのながらチャット。そうしたところ、ちょいとエロネタを振られたので、プラメ(秘話)でエロ話。わしは昔からプラメがいまいち苦手で、出来るだけそういう機能のないチャット部屋を利用していたんだが、使うと確かに盛り上がるよね。

苦手を自称してるとおり、今回もやってしまった。プラメの内容を表の発言にしてしまう。
「四つん這いになって後ろから片手で竿を・・・」
こりゃ時間が止まりますな、場が凍ります(笑)。申し開きが出来ないので、あっさりと誤爆を認める。エロ猫といわれようがなんといわれようが事実なので仕様がない。はいはい、笑ってやってくださいな。ちなみに、どんな会話の中で上記の発言になったのかはもちろん秘密だ。

まあ、今回は恥かくだけですんでよかったあるよ。人の相談に乗ってたりしたらほんとシャレにならん事態も考えられるもんな。わしとプラメするときは晒される覚悟でひとつ>関係各位。

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