結婚記念日は昼飯デート
11月8日は結婚記念日、「いちいちようかい」で覚えれば覚えやすいかなと思ってこの日に籍を入れたのであった。それからはこの日は花を買って帰るとか、そういうことはなんとか続けていたのであるが、今年はカレンダーにでかでかと「結婚記念日」と書かれてたので、昼飯でも食いに行くかとそうなってたわけですね。

店は妻に一任していたのだが、連れて行かれたのは「アジュール銀禅」、久しぶりに懐石料理をいただいたのでありました。美味かったし腹いっぱいで幸せ。その後、仕事に戻る気力もなくそのまま帰宅し撃沈。まあ、そもそも休みなんで。

生協の白石さん

2005年11月7日 読書
立ち読み、すぐよめた。

さすが話題になってるだけあって、白石さんのコメントは面白いな。業務のなかのことが話題になって、ネットで紹介され、書籍になって、なにより印税が入ってくるなんてうらやましい(と思うのはわしだけではないはずだ)。
泣ける本として宣伝されるのはどうかと思う

本屋のPOPには、100人が読んで100人が泣くとか、高橋源一郎が今年いちばん泣ける小説といったとかいった内容のことが書かれていたんだが、残念なことにわしは泣けなかった。泣ける泣けるといわれて読んだら、なんで泣けるかすぐ分かるだろうと・・・。

わしも年をとったからか、最近はつまんないことでうるうるくるのだが、いわゆる「泣かせ」のための仕込みには、うるうるきつつも、その阿漕さに憎悪にも似た感情が沸きあがってくることがある。最近の感動を売りにした小説なんか怒りに燃えると分かってるので絶対に読まない。

で、本書であるが、なにしろ高橋源一郎が言うんだからとそれだけの理由で買って読んだ。しかし、物語には入り込めなかった。べつに怒りには燃えないし、むしろとてもいい小説だと思う。やはり問題は「泣ける」という情報が事前にインプットされていたところにあるんだろうな。

「泣ける」部分を除いても、この小説は素晴らしいはずである。淡々とした筆致で、老人の孤独や苦しみを描き出し、言葉の通じない異国でのこれまた孤独な男との偶然の友情を暖かくものがたる。この部分だけで充分な、そんなお話。泣けるとかそんなことは考えずに素直に読むべし。
生きていてくれて、ありがとう〜夜回り先生・水谷修のメッセージ2〜
水谷修について考えると、いつも感情のざわめきがおこり冷静に思考できなくなる。これはおそらく、召喚されまいとする自己保存本能の抵抗なのだと思う。彼の眼は直接わしの脳みそに語りかけてくるので困ったものである。

一人では絶対にどうしようもない問題に、公的機関を利用しながらも、ほとんど一人で立ち向かっている水谷修であるが、その著書と年間300回以上の公演、テレビ番組などによって大きなうねりを作り出している。一日数百通のメールに目を通し、自宅の電話番号も公開しすべての電話に対応する。余命いくばくかの癌患者なんだから、ほんとにもっと自愛してくれとこっちが頼みたくなるな。

番組は、彼のメッセージを的確に伝えていて、視点が定まっており大変よかったです。
最近よくいくようになった本屋では、マンガは立ち読みできないようにラッピングされてるんだが、ほんの一部だけ見本として立ち読み専用においてあるものがある。その見本がまたピンポイントでわしのつぼをついてくる。おかげで『PLUTO』の第1巻だけとか『同じ月を見ている』の第1,2巻だけとか読まされて、続きを読みたくて身悶え中。とくに『PLUTO』なんか版の大きい豪華版が隣に積まれていて、買わないといけないかのような気分がしてくる。

うーむ、なんて卑劣な手を使うんだ>本屋。ビニール破いて続き読んでもいいですか?駄目ですか?駄目ですね。はい、そのうちなんとかします。
取引先の送別会に出席。若者がたくさんいる飲み会は活気があっていいねえ、なんだか楽しく飲めた。仕事上の業務ではあるので、無理やり稟議書あげておいたんだが、肝心の領収書もらうの忘れた!!激泣。
わしの図書館利用は、買うほどではないけど読みたい本を借りるとか、ぷらぷらと本棚を眺めながら面白そうな本を手に取るのが楽しいとか、普段は絶対に見かけない雑誌を読むとかなのであるが、本書はどのようにして図書館で資料を探すかというノウハウを書いた本。

著者は週刊ダイヤモンドの記者であるが、ここに書かれているノウハウなんかはホントに外に出すにはもったいないのではないかと思う。わしは資料探しをすることはほとんどないので実際にはそんなに役立たないけど、そういった業務の人には貴重な情報満載であると思う。

【図書館に行けば、調べたいものは「ほぼ」見つかる。見つからないものは本当に存在しないか、隠し立てされたものか、まだ日の目を見ていないものだと思えばいい。】と著者は言い切る。まさにそういうだけの「使い倒し」方をしてるな。素晴らしい。これは読み捨てるのではなく、ずっととって置くような資料本である。

※ところで、アクセスが悪くてぼろくそに書かれている政令指定都市にある県立図書館(名指しはされていない)があるんだが、それって・・・宮城県立図書館?たしかにあそこは車がないといくきになれねえな。

気がつけば

2005年11月1日 お仕事
月も変わりもう11月ではないか。相変わらず仕事が忙しい、恐ろしい勢いでスケジュールが埋まっていく。パチンコ屋もゲーセンも久しくいってないな。読書も進まないし、日記なんか夜の時間にチャットして書けなくて溜まる一方(自業自得)。

年内はこの調子でいきそうなので、デートのご予約はお早めに。

夜と霧 新版

2005年10月31日 読書
えー、歴史的名著です。原題は「心理学者、強制収容所を体験する」、実際にナチス強制収容所内での体験を記したものである。

想像を絶する収容所生活、自らの命をいかにながらえるか、それだけしか考えられないような極限状況の中にあってさえ、心の自由を失わない、生きることの意味を見失わない人々はいた。

一度は読んでおくといいと思う本。わし自身もこれからも何度も読み返すと思う。
LIVE ATTACK!! 10th Anniversary
ちょいと、ネット知り合いの関係でアマチュアバンドのライブに行ってまいりました。ライブ自体は3時開演だったのだが、そもそもどんなライブで、何組のバンドが出て、目当てのバンドがいつ出てくるのかも分からずにいったので、結局、おじさんは最初から最後まで全7バンド見てまいりました。5時間立ちっぱなし、腰痛てえ。

いや、しかし、行ってよかった。ライブって楽しいな、大入りでも大盛り上がりでもないんだが、今の東北アマチュアバンドシーンを垣間見れて大変刺激になりました。暇なときにライブめぐりとかしそうな勢い(笑)。

みんな、それなりのレベルではあると思うが、オリジナリティってのは難しいね。どれも、なにかに似てしまうってのは仕方ない部分も大きいが、それを越えた部分でパフォーマンスを発揮できるバンドはなかなかいないな。

後半に出てきた、イグドラシルアージは要注目。西アフリカ太鼓チームのポレポレはひたすら楽しい。ボーカル絶叫、パフォーマンス最高のKEZMEはちゃんとファンを持ってて一番の盛り上がりを見せてましたな。

で、半裸で絶叫のあの人がうちの会社の派遣のお姉ちゃんに激似なんですが・・・本人?
本屋で、「西原理恵子の『営業ものがたり』の入荷予定はいつですかぁ?」って訊いたら、「あ、確か入荷しております。」といわれて、連れて行かれたのがサブカルコーナー、確かにありました。サイバラって本屋によって置かれている場所が違いすぎるぞ。

で、本書であるが、連載中からまさかこれを本にするとは思わなかった。普通に販促の企画じゃなかったのか・・・。まあ、量的に全然足りないので「ぼくんち番外編」なんか入ってて個人的には嬉しいのだが。

他にも、収録の「うつくしいのはら」はたしかにサイバラの最高傑作だと思うが、わしは「朝日のあたる家」が好き。
人と人が交わると、そこにはなにかのコンフリクト(対立、紛争、もめごと、諍い、葛藤)が生じる。それの解決にあたって、双方の妥協点を調整する従来の方法ではなく、違った視点からの解決法を解説した本。

本書で書かれていることはほんとにそのとおりであり、何の反論もないんだけどね、ただ、こういった手法に「トランセンド法」ってな名前をつけるのはいまいち逆効果なんではないかとそうおもうわけです。名前をつけることによって、なんだかハウツー的なものにみられてしまうような危険を生んでいる気がする。「お互いとことん話し合って、そういう問題が発生している根本の部分を見直しましょう」っていう手法なんだから、日本語でそれと分かる手法名にしたほうがいいと思うな。

まあでも、ほんとに難しいのはそこまで話せる状況を作ることなんだが、そこの壁ってどうやって乗り越えるかの解説も欲しいところです。
『営業ものがたり』がないやんけ
昨日発売のはずなのにどこの本屋を探してもないぞ。「営業ものがたりみかけた?」と仙台のネット友人にメールするとわざわざ本屋に問い合わせてくれたみたいで「入荷予定は来月になってるみたい」とのご返事。ぬわに、東北に本が着くのにそんなにかかるんですか・・・。

スペリオールの懸賞であたる「サイバラ・アトム」もしっかり販促で本屋で使われてるみたいだし。つか、ものがたり3部作セット買いでサイバラ・アトムプレゼントってなんだか酷くないか?欲しい人の大部分は旧作もってんじゃないのかな。まあ、わしは買いにいけないからちまちま懸賞に応募するけどさ。

腹黒PTA総会にいく

2005年10月26日 日常
代休を利用して娘の高校のPTA総会なんぞに行ってきた。いや、ただ担任と話してみたかっただけなんだけどね。

総会では、だらだらと学校の取り組みを聞き、しゃんしゃんと拍手をしておしまい、(わしにとって)メインの学級懇談会へ。おばさんお母様方7,8人に囲まれて、わしは(年齢的にも性別的にも)かなり浮いてたと思う。みなさんの悩みとうちの悩みは随分違いますな(涙)。

帰り際、担任と立ち話。なかなかよく娘を見ているな。すっかり見抜かれてるぞ>娘。少しは宿題しろ(とここでいっても見てないって)。
空爆以後のコソボ

本書の最初のほうは読むのに苦労した、ユーゴ情勢に無知なわしは、地名が出ても民族名がでてもそのたび最初の地図を見直していたし、ましてやUNMIKだのKLAだのKFORだのわけの分からん団体名が目白押しで何がなんだか分からなかったのだ。

しかし、読み通してこれは貴重なルポタージュであるとわかる。著者が現場で取材し見聞きしてきた現実がいかにわれわれが知る西側社会の情報と違っているか、現在もカタストロフィは続いているのにまったくニュースにはならない。そういった現実に光を当てた力作。

国際社会ではアルバニア系住民に対して民族浄化を行ったとして悪役になっているセルビア人であるが、空爆後は逆にアルバニア系組織によって誘拐、殺害され、また信じがたい人権侵害に晒されている。著者は旧ユーゴ各地を巡り、多くの組織のキーマンや市井の人々にインタビューし、複雑怪奇なセルビア、モンテネグロ、コソボ情勢をルポタージュしていく。

あと本書の文体について。最初、本書を読んでいておやと思った、ハードボイルドや冒険小説の文体なのだ。おそらくわしと読んできた本はかなりかぶってるんだろうなと思って読んだ。一つの物事を短い言葉でしかも的確に書こうとしているのがよく分かる。おそらく、かなり推敲したのだとおもうが、贅肉がなく動きのあるいい文章だと思う。

さて、これを期にユーゴ情勢ももう少し突っ込んで読んでみたい。とりあえず次は、多谷千賀子『「民族浄化」を裁く−旧ユーゴ戦犯法廷の現場から−』にいってみる。
仕事が忙しい。

10月から担当が替わったのはいいが、前任者がほとんど何もしてないことが判明。うがああ!いちからこんなことやってられるかあ!!でも、仕方ないからやる。取引先との人間関係もいまいちしっくりいってなかったみたいだ、ああ、マイナスからのスタートかよ(涙)。

だいたいわしは、仕事は適当に、昼休みはしっかり読書タイムにして、途中コンビニで雑誌の立ち読み、たまにはミスドでじっくり読書とかがスタンスなのだ。それが今では昼休みもとらずに働いてるってどういうことよ?

しかも、わしは会社帰りにはゲーセンかパチンコ屋に寄ることになってて、特にパチンコ屋では月に3〜5万ぐらいをコンスタントに稼がないと生きていけないあるよ。それが、最近は疲れてそのまま帰宅ってのはなんかの冗談ですかと。

とりあえず、一刻も早くのんびりできるように働く。気が進まんが・・・。

コープスブライド

2005年10月23日 映画
コープスブライド
娘(小一)と観てきた。小さい子にはどうなのよという意見もあるが、普段よりナイトメアグッズで洗脳しているわが娘は大喜びで観てました(もちろん親のほうがもっと大喜びで観てたわけだが)。

ストーリーは解りやすく、子供から大人まで楽しめる。人形の造形、動きは、もうほんとに素晴らしいのひとこと。ケープの揺らめき、ピアノを弾く指の動きに感動。カラフルな死者の世界とモノトーンに近い生者の世界の対比もいい。

心優しい気弱な主人公ビクターと婚約者ビクトリア、そして死せる花嫁コープスブライドのせつない三角関係に涙。コープスブライドが美しく見えてくるのはさすがバートン。とくにビクターとコープスブライドのピアノの連弾のシーンが素晴らしい。

もう、どこからどもまでもイッツ・ア・バートン・ワールド!最高だ。もう一回観にいく。

いのちの食べかた

2005年10月22日 読書
『ご臨終メディア』を読んで、そういや森達也の本って家になんかあったよなと思い探してみたら、なぜか小一の娘の本棚にこの本があった。いくらなんでも小一には無理だろ>妻。

われわれは、毎日肉を食べている。あの牛や豚を食べてるんだってことは分かっている。でも、その途中の過程をほとんどの人は知らない。なぜだろう?そこをきちんと調べてみよう。

食肉市場での屠殺の工程からはじまり、わが国の食肉の歴史を振り返る、そこで「穢れ」や「不浄」の概念が食肉と関わってくることが分かってくる。そこから部落差別問題、メディア問題も絡めて話が進み、著者はわれわれが自分から知ろうとする姿勢の大切さを説いていく。

たいへん真摯な姿勢で書かれた本で、内容的にも素晴らしい。家にあるの分かってたのになんで今まで読まなかったんだろうな、もったいないことした。森達也はもっと読んでみたい。

どすロリ

2005年10月21日 日常
どすロリ
←写真は本文と関係ありません

キーボードで「ゴスロリ」って打とうとしたら、うっかり「どすロリ」になってしまった。おお、なんてナイスな打ち間違い。「ゴシック・ロリータ」ゴスロリならぬ「どすこい・ロリータ」どすロリ、いるよね、結構。

「ちょっと、あのゴス、どすってない?」
「ああ、あれはどすがゴスってるんだよ」
「いっしょじゃん」
「それもそうだな」

といった会話が脳内をよぎる。

いや、でもむしろ積極的にそういうカテゴリーを作っていって欲しいな。
「わたし、どすを維持するのに体重おとせないの」
「この前も、どすマニアに追っかけられて大変だったの、ほら私らって動くの遅いでしょ」
というようになれば、彼女らも表舞台に出られていいのではないかと・・・。

※ちなみに「どすロリ」でググって見たら数件ヒットした。やはり先手がいるねえ。
Windous 3D ピンボール Space Cadet
目指せ一億点!

しばらく前から、このウインドウズ標準搭載のピンボールゲームにはまっているんだが、ちっとも上手くならないぞ。ルールはおおむね覚えたし、戦略的にもいろいろ考えるんだがなかなかうまくいかない。とりあえず、一億点プレーヤーになったら止めようと思うんだが、まだ2千万点もいかないあるよ(涙)。

キモは、いかにリプレイボールを確保しつつ、エクストラボールを増やしまくるかなんだと思うんだが続かないんだよな。ボーナスの加算で稼ぐ前に死んでいくしな。発射ランプはほぼ狙って通せるんだが、ハイパースペースがいまいち安定しない。第一ボールで点数悪いと即F2キーで再ゲームの日々。早く止めたい・・・。

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