ジャズフェス人いすぎ
毎年恒例の定禅寺ストリートジャズフェスティバルに家族で出かけたのはよかったが、うげえ、人いすぎですよ・・・。例年こんなに人いたっけな?一番混雑する(であろう)勾当台公園からせんだいメディアテークあたりをうろちょろしたかもしれんな。
しかし、こんだけ人いると音楽をじっくり聴くという感じじゃねえな、わしはビール飲んでいい気持ちで歩いてたから良いけどね。

とりあえず、せんだいメディアテーク内の図書館でみんなそれぞれ休憩。わしは(図書館のではなく)自分が持ち込んだ読みかけの本を読む。いつも思うが、ここの図書館は最高だよな、斬新な近代建築のなかでのんびり本を読める幸せ。わしの人生の目標は、ここの徒歩圏内に住んで、暇ができるとここで読書三昧の日々を送ることだ。ま、そのまえにどっかに転勤で飛ばされていくんだろうけどさ。
昼間は家族サービスにいそしみ、財布の金も使いすぎて札が無くなってしまい、小銭を握り締めて夜の東部に顔出す、中坊か>わし。

このまえ、身内戦ばかりで六段まで叩き落され、このままではいられないので、とりあえず人の集まる土曜夜に出撃・・・したら争奪祭効果もあってか、鬼混み。ホント、ここだけが宮城バーチャ盛り上がりの最後の砦だよな、でも混みすぎて出来ません(涙)。

ま、おかげでみなさまとわいわい盛り上がりながら、500円でたっぷり楽しめました。七段まで回復したし、よしとしよう。猿くんが鬼のように連勝してました。でも、驚いたのは連勝ではなく多賀城から猿、猫二人で東部まで歩いて来たってことだ。誰か迎え呼びなはれ、きっと来てくれるから(たぶん)。

■というわけで、動画
0908猿でら(LA拳王)vs猫助(LI皇帝)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=wfrFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yjJp4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7tI/zcuk/JpXPN9bikhjg22GVDDJa_ti6

0908猿でら(LA拳王)vsなるほど山猫(PA六段)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=P/rFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yjpp4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7tI/zcNk/JpXPN9bikiagQRh.BAn5_ti6
見所は9月度新アイテム全部装着ってとこのみですな。
「レッドマジカルロッド」「ブロンドダブルシニョンキャップ」「おしゃべりトラ助人形」「黄色い中華脛当て」「助走をつけた飛燕烈脚炸裂!」「緑の並木道」
『働きマン』のムック本が出たとのことで、友人に借りて読んでみた。あー、これってあれだね「島耕作に聞く○○な男になるための○ヶ条」ってな本の女性版?と思ったが、そっちよりはずいぶんよく出来てました(といってもそっちを読んだことも読むつもりもないんだけどさ)。

作者の安野モヨコの目が行き届いているのがよく分かる内容で、「働きマン」を目指す女性には面白く読めるんじゃないでしょうか、ぜんぜん関係ないわしにも面白く読めましたし・・・。つか、『働きマン』って読者の男女比ってどれくらいなんだろうな?興味あるな。

で、わしが一番読んでよかったのは、登場人物のネーミングの秘密があかされていたこと!なるほど、そうだよななんで気づかなかったんだろ、誰のもじりかってのはかなり分かってたんだけどさ、一つの映画にまでは行き着かなかったよ。すっきり。

ユナイテッド93

2007年9月6日 映画
そのうち観ようと思ってたらずいぶん時間がたってしまった。じっくり腰をすえて(つまんないシーンに我慢したりしながら)観ないとだめかなと思いなかなか見られなかったんだが杞憂であった。出だしだけ見てみたらすぐに画面に目が釘付けになりあっという間の2時間弱となりました。

内容は、9.11テロでハイジャックされた4機の旅客機のうち、唯一標的を外した「ユナイテッド93」にまつわるドキュメンタリー風ドラマ。かなり真面目に作られてます。

事件時の大混乱の中、刻一刻と変わる状況に戸惑いながらも必死に対応しようとする管制塔の人々が恐ろしくリアル。そして、後半のユナイテッド93機の乗客の行動には胸が熱くなりますな。

単純な善悪論に陥らず、出来る限り状況だけを再現してみせた姿勢に共感を覚えました。
「アリスを探して!」という特集で、いきなりヤン・シュヴァンクマイエルがくるとは・・・侮れんな『装苑』。この特集はシュヴァンクマイエル以外もなかなかよろしいな。

でも、買おうとは思わなかったので立ち読みですます。

ついでに、『SIGHT』2007年秋号掲載の内田樹「小泉・安倍政治は何を失ったのか?」も立ち読み。面白い。
【VF5】レッドマジカルロッドなにが違うんや?あ光るのか
さっそく、昨日逃した金争奪を取り返しました。あと、残りの新アイテムも集まり、これにて完了。

金争奪「レッドマジカルロッド」
普通争奪「助走をつけた飛燕烈脚炸裂!」ID
トラ助人形装備して普通争奪「おしゃべりトラ助人形」

レッドマジカルロッド、ショップで売ってる「レッドジュエルロッド」となにが違うのかしばらく分からんかった。よくみたら光ってますな、ヒカリモノなのでえらいってことか・・・。

虹争奪の追加はないよね?ないと思っとく。
【VF5】新アイテムはやっぱり色違い
9月度の新アイテムが出たとのことで、さっそくゲーセンへ。わしってほんとアイテム厨だよな。これぐらいしか自慢できることないしな(涙)。

普通争奪2個ゲット、「ブロンドダブルシニョンキャップ」「黄色い中華脛当て」案の定色違いですね、いいですそんなに期待はしてないし・・・。あと、金争奪逃してしまった。相手は300試合ぐらいの四段のシュンだったのに、わしが自滅していった。かなーり悔しいです。当然相手は$袋でしたとも。
部屋の模様替えをしていたら、わしが小学二年生の時に読んで生まれて初めて泣いた本が出てきた―あまりにもそのときの思い出が強烈だったのでいまだに泣いたことを覚えているのだ―。数年前に実家に帰ったときにその本を発見して懐かしくてもって帰ってきたんだったよ。さすがに30年以上前の本なので、かなり傷んでいるがまだまだ読める。

さっそく小学三年の娘に読ます。ちょっとうるうるぐらいだな。わしは涙が止まらなかったというのに冷血なやつだ。まあ、おもしろかったといってたのでよしとする(親への心遣いの可能性も高いが)。
宝島の公式大会に渋滞で遅刻、ぐおお1ポイントまた逃した!と思ったら、猫助がわしのアカウントで出場登録しててそのまま優勝してくれました。代打ちでポイント稼いでスイマセン。猫はん強すぎ。

わしは、猫助の優勝を確認してすぐに八咫どんを飲み会の会場に送っていき、娘と飯食って寝かしつけ、夜10時から東部に再出撃。いやー、公式後の東部の盛り上がりは相変わらずすごいです、閉店まで筐体3セットフル稼働で、周りを人が取り囲んでるもんな。八咫からお迎え依頼のメールが来るまでいたら閉店までいれてたくさん遊べました(眠たい)。

■猫助動画
0829猿でら(LA名将)vs猫助(LI皇帝)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=mVrFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yj_p4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7tI/zckk/JpXPN9bikhcgURnZDCGz_ti6

0826まきもん(LI巧者)vs猫助(LI皇帝)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=/urFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yjYp4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7tI/zc9k/JpXPN9bikhcgP2hcECJ1_ti6
久しぶりにこのニュースでは笑った
 Wikipediaを編集した組織や企業が分かるツール「WikiScanner」の日本語版がこのほど登場した。これを利用して行政機関からの編集について調べてみると、総務省や文部科学省、宮内庁などから、行政に関わる内容からエンターテインメント関連まで、さまざまな内容について編集があったことが判明。行政に批判的な内容を削除する編集も見つかった。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/29/news059.html

いやでも、笑い事ではないよな。官公庁PCからのガンダムやらエロゲーの書き込みはいいにしろ(いいのか?)、自らの組織に不都合なことを削除したり訂正したりするのは、ちょいといやな感じがするな。予想されたことが実際に行われていたってことだろうけど、フリー百科事典としての根幹に関わる問題だよな。

まあ、新たなツールの登場により、関係者による編集にホンの少し抑止力が働くようになったことを喜ぶとします。

コワイ話

2007年8月30日 日常
コワイ話
想像して欲しい、あなたが四十のくたびれたサラリーマンで、仕事を終えて家に帰り、ネクタイを外しつつ机の上をふと見ると、妻の筆跡で何か書かれた紙切れが置かれている・・・

 

     死に支度
        いたせいたせと
             桜かな
                 一茶


さらにもう一枚

     いざさらば
        死に稽古せん
             花の雨
                 一茶


こ、これは・・・。

わしへのメッセージなのか?そろそろ首を洗ってなさいってことですか・・・?ばれるとヤバイ事案が走馬灯のように頭の中をぐるぐると・・・

いや、それとも、この前の手術後に自分はもう末期だと世を儚んで、辞世の句をしたためたのか(盗作だけど)?うーん、なんにしても意味深すぎてオソロシイな。


てな事件があったのが一月ほど前、今日机の整理をしてたら本に挟み込んでた例の紙切れがでてきた。これはもう逆に壁に貼り付けて飾っておくしかないなと思ってたら、八咫がみつけて捨ててしまった。

あれなんだったの?ってきくと、遠藤順子(遠藤周作の妻、八咫は周作ファン)のエッセイでその句が出てきたので書いてみたということだった。まあ、なんにしろわしへの警告とか精神的虐待ではないようなのでほっとする。

わしは、動揺ってのをあんまりしないたちなんだが、たまに八咫様は強烈な刺激を与えてくれるんだよな。いや、ほんとに怖かった(といっても忘れてたんだけど)。
【中尾 政之 光文社新書】

失敗から学ぼうといういわゆる「失敗学」の本ですな。著者は、「人間は必ず失敗する動物だが、同じような失敗を繰り返すため、次に起こる失敗事例は過去のものと必ず類似する」ので「失敗は予測できる」と言う。まあ、仰るとおりですな、そしてそれをもってしても必ず失敗は起きるんだけれども、同じ失敗を減らすことは出来るんだから、こういった研究には価値がありますわな。

事例豊富で、それなりに楽しく読める。
Blog Keyword Visualizer
HPやらブログやらをやっていると楽しみの一つにアクセス解析ってのがあると思う。どこからどんな時間帯にどんなキーワードで自分のところにやってきたのかをみるのはなかなか面白い。

このDiaryNoteにも、非常にしょぼいがアクセス元表示機能なるものがあって、たまにつらつらと眺めるのだが、こういう面白いものを発見することもある。

Blog Keyword Visualizer
http://bkv.so-net.ne.jp/

ブログのキーワードの繋がりが動きのある図で表示される。なかなかすごい。残念なのは、キーワードは機械が自動収集したものしか表示できないこと。自分で任意のキーワードを入力して表示できればすごくいいと思うんだけどな。

A美 来仙

2007年8月27日 日常
A美 来仙
お盆明けのこの時期に来るのが恒例になってきたネット友人のA美(21才)が来仙。二十歳を過ぎたので酒も飲めますってのはいいんだが、見た目が高校生だよキミ。服装もピンクのロリ系なので仙台ではやたら目立ちますな。もう一人の仙台女子も入れて三人で飲んでるときはまだよかったが、ホテルまで送っていくのに二人で歩いているときは、どうみても援交少女と買春オヤジのカップルですな(涙)。かなーり目立ってたと思います。

まあ、楽しく話せたうえに、お土産にナイトメア&コープスブライドグッズをいただき大満足のおじさんなのでした。

夏休み最後の日

2007年8月26日 日常
宮城では明日から学校(らしい)。夏休みもようやく終わりだーと八咫も大喜び。

娘は宿題もとっくにやりあげていて、夏休みの宿題パニックという夏の風物詩を体験できなくてお父さんはちっとも面白くない。だいたい、小学生なのに予定表どおりにきちんとやっていくなんて気持ち悪いよな。わしなんかクラスの最後の一人になっても宿題を出せない子供で、先生にどうしたのって聞かれて、(やってるんだけど)もってくるの忘れましたってバレバレの嘘をつき続けてたのにな。

まあ、長女には宿題なんてやんなくてもいいだろといい続けていたら、高校になってほんとうにそうなってしまったので下の娘には言い過ぎないように気をつけます。
わしは、ディズニーは(商売の体質が)好きではないが、ピクサーに対しては全面的な信頼を置いているので、夏休みの最後に娘と観にいく映画も「ポケモン」や「西遊記」にならないように必死の説得をしてこれにしてもらいました(いやほんと大変だったんですよ、笑)。

本作も、わしの期待に違わずさすがピクサーと思わす内容。CGはますますグレードを上げ、ストーリーも練られていて楽しく観られる(最後はああいう展開とは予想しませんでした)。いままでのピクサー作品と同じく何回観ても楽しめること請け合い。娘も大満足でめでたしめでたし。

吹き替えで観たんだが、主人公のリングイニの声があまりにもキャラクターに合いすぎてのっそりしてるのが、良いのか悪いのか微妙な感じ、あとは完璧。
最近は、営業車でFMを聴くのにも飽きてきて、ここ数日AMのNHK第二放送がマイブーム。イタリア語やら中国語やらロシア語なんかの講座を意味なく聴いている、意味はさっぱり分からんが面白い。これによって、突然外国語に目覚めるってことはまずないんだが、気分転換になりますな。

そんななか、「朗読」という番組があり、今週は中島敦の『悟浄出世』をやっていたんだが、これがまためっぽう面白い。中島敦なので漢文調で文字を見ないとどういう意味だか分からない(場合によっては見ても分からない)文章をそのまま素読してくれるのだが、格調高い文章は音読するとよいってのがよくわかる。

中島敦にかかると『西遊記』もこんなに深い物語になるのだなと嘆息しながら、青空文庫で探し出して再読。勢いに乗って『悟浄歎異』も読む。青空文庫ありがたし。
すっかり段位も七〜八段に固定され気味のわたくし、行き詰まってます。気分転換にサブでもやろうかとベネッサを一瞬触って無理なのを知りました(笑)。ラウぐらいしか出来そうなのありません。

ともかく、パイは攻めて何ぼという結論になるんですが、デイフェンスがあまりになになのもなんなので、避け抜けとかもしてます(明らかにこれが勝てない原因なんだが、笑)、あとは投げ方向をもっと割り振るのとそもそも投げにいきすぎないってのが課題ですわな。

まあ、なにより上がるには対戦相手がいるわけだが・・・。

■珍しく東部に余所から有名な人がきていたので対戦。
0823森本レオタード(VE闘神)vs山猫(PA七段)
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=N9rFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yjnp4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7tI/zcLk/JpXPN9bhkjfg3RG9CBny_ti6
【貝谷 久宣 ちくま新書】

ここ10年ぐらいだろうか、ウツ関係の本を読んでいると、いままでの抗ウツ薬がまったく効かないタイプのうつ病の話を目にすることが増えてきた。「擬態うつ」「うつ気分」「プチうつ」「三十代うつ」とか、いろいろな名前で呼ばれていたが、それらの多くの部分はこの本で取り上げられている「非定型うつ病」なのであろう。

なにしろこの「非定型うつ病」ときたら、気分反応性があり自分にとって楽しいことがあるとうつ気分が無くなったり、それなのに都合の悪いことに対してはすぐにうつ症状がでてきて、ちょっとした自分を傷つける言葉には過剰な反応を示し落ち込んだり怒り狂ったりと周囲の人にとっては、病気なのか単なる困った人なのか判りかねるという大変に面倒くさく、またはっきりしない病気なのである。

本書は、その「非定型うつ病」について、筆者の臨床例や各国の研究データをもとに分かりやすく解説したものである。データの出典がはっきりしていること、著者自身の意見にはそうだとことわりがあること、治療方法(薬)についても詳しいことなどなかなか安心して読める内容になっており、自身や身の回りに心当たる症状の人がいる場合には参考になるのではないかと思います。
【原 研哉 岩波書店】

知り合いに薦められて読んだ、面白い。2003年の本だが、すでにこれはデザインについての定番本といっても良いのではないだろうか、内容もさることながら簡潔かつ美しい文章、そして著者自身が手がけたという装丁も素晴らしい。

とりあえず、本書の帯にも載っている第一章冒頭の文章を引用しておく
「デザイン」とは一体何なのか。これは自身の職能に対する基本的な問いであり、この問いのどこかに答えようとして僕はデザイナーとしての日々を過ごしている。二一世紀を迎えた現在、テクノロジーの進展によって、世界は大きな変革の渦中にあり、ものづくりやコミュニケーションにおける価値観が揺らいでいる。テクノロジーが世界を新たな構造に組み換えようとするとき、それまでの生活環境に蓄積されていた美的な価値は往々にして犠牲になる。世界は技術と経済をたずさえて強引に先へ進もうとし、生活の中の美意識は常にその変化の激しさにたえかねて悲鳴をあげるのだ。そういう状況の中では、時代が進もうとするその先へまなざしを向けるのではなく、むしろその悲鳴に耳を澄ますことや、その変化の中でかき消されそうになる繊細な価値に目を向けることの方が重要なのではないか。最近ではそう感じられることが多く、その思いは日々強くなっている。


これは、デザインを志す人だけでなく、より多くの人に読まれるべき本であると思う。デザインとはなにか、著者の取り組みを通じで教えられることは多い。

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