暴れん坊本屋さん (1)
2006年4月17日 コミック
立ち読み、なぜかマンガコーナーじゃない場所に置かれててビニール(シュリンクっていうそうだ)もしてないから立ち読みしてくださいってことなんだろうなと勝手に判断。ところどころ声を上げて笑いながら立ち読みしてました、面白いです。
本屋の裏側を面白おかしく描いていて、本(屋)好きな人には間違いなく楽しめる。本屋の店員ってやはり本好きな人が多そうでちょいと安心。
本屋の裏側を面白おかしく描いていて、本(屋)好きな人には間違いなく楽しめる。本屋の店員ってやはり本好きな人が多そうでちょいと安心。
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不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由
2006年4月16日 読書ネット世代の日韓中の対立関係は、いまや千年一日の紋切り型のナショナリズム論では捉えきれない事態に直面している。「反日感情の増幅」や「若者の右傾化」を憂えたり、批判したりすることよりもいま問題にすべきは、各国における「社会流動化」の進行が「不安」を増幅させ、ナショナリズムがその逃げ場となっている事態だ。旧来の「左右対立」とはまったく異なる形で進行するベクトルを掴むには、雇用不安や階層分化といった国内問題と結びつけて分析されるべきだ。若年層問題がその最大の争点になるだろう。若き社会学者がグローバル資本主義下の三国に共通する課題を浮かび上がらせる。
本の見返しの説明がほぼ本書の内容を語りつくしている。なかなか面白く読みました。しかし、日中韓それぞれの社会が流動化しているということと、若者に先行きが見えないことによる不安が蔓延しているということはよくわかるのだが、日本においてその不安の捌け口として逃げ込む先がなぜナショナリズムなのかということについての考察がなさすぎるのではないかと思う。中国のように政府を直接非難できない政治状況で「愛国無罪」のもとナショナリズムにはしるのはよくわかるのだが・・・。
社会の階層化により下流層が右傾化するという議論は前からもあったが(記憶にある範囲では林信吾『しのびよるネオ階級社会』とか)、広く社会の流動化による不安としたところがいままでになかった視点なのかな。どちらにせよ、なぜ「不安」→「ナショナリズム」に至るのかという疑問への回答にはなってないよな。ここらへんは、速水敏彦の『他人を見下す若者たち』に書かれている「仮想的有能感」という概念が説得力があると山口二郎が書いていたので、おそまきながら読んでみることにする。
わしは、今の社会の右傾化を歓迎しない者なので、右傾化の原因が「不安」だとすれば、その「不安」を取り除くにはどうすればいいのかということになるのだろうな。社会の流動化は(おそらく)止められないであろう、そして流動化が不安を招いているとすれば、それはほとんどが下方に流動しそうだと感じられているからなのだろう。そう考えると、(あいだを飛ばして)いきつこところは「打倒小泉」これか。いまとなってはありきたりですね(笑)。
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ウルトラマンメビウス
2006年4月15日 TV
お、今度のウルトラマンは土曜の夕方なんだな、小二の娘が見ているのを横で見ていた。なんでも、初回の先週はウルトラマンがビルの陰に隠れたり、怪獣倒すのに街を破壊したりしてGUIS(地球防衛軍みたいなの)の隊員に怒られてたんだそうで、なんだか頼りなさそうですな。
しかし、見てみると結構いいじゃないか、今回のウルトラマンは久しぶりに本来の視聴者層(つまり子どもたち)のもとに帰ってきたみたいだな。前のウルトラマンマックスのときは、親の世代へのサービスとか新機軸への試みもあったが総じて迷走してたもんな。メビウスは、分かりやすくきちんとしたストーリーがあり、GUISの出撃シーンなんかでも基地からメカが出て行くところを(特撮はチープだけど)じっくり見せている。ウルトラの父を初めとする歴代ウルトラマンとのつながりもあるみたいで、男の子がまさにわくわくするツボをきちんと押さえたつくりになっていると思う。
残念なのは、番組が全国ネットからローカル枠になったことで、せっかく子供が楽しめる内容になったのに見られない地域があるってことだな。まったく皮肉なもんです。
しかし、見てみると結構いいじゃないか、今回のウルトラマンは久しぶりに本来の視聴者層(つまり子どもたち)のもとに帰ってきたみたいだな。前のウルトラマンマックスのときは、親の世代へのサービスとか新機軸への試みもあったが総じて迷走してたもんな。メビウスは、分かりやすくきちんとしたストーリーがあり、GUISの出撃シーンなんかでも基地からメカが出て行くところを(特撮はチープだけど)じっくり見せている。ウルトラの父を初めとする歴代ウルトラマンとのつながりもあるみたいで、男の子がまさにわくわくするツボをきちんと押さえたつくりになっていると思う。
残念なのは、番組が全国ネットからローカル枠になったことで、せっかく子供が楽しめる内容になったのに見られない地域があるってことだな。まったく皮肉なもんです。
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久しぶりにゲーセンいったら、顔見知りに「日記読んでるよ」と言われた。
驚愕!
よ、よくわかったね、ゲームのハンドル名しかお互い知らないのに・・・汗。
驚愕!
よ、よくわかったね、ゲームのハンドル名しかお互い知らないのに・・・汗。
月刊 psiko (プシコ) 2006年 05月号 [雑誌]
2006年4月13日 読書
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史上最高のサッカープレーヤーは誰か?
2006年4月12日 日常
と、聞かれたので答えておく。
ディエゴ・マラドーナ
以上だ。
ちなみに偏愛してやまないプレーヤーは、
エリック・カントナ
ポール・ガスコイン
ピーター・シュマイケル
以上だ。
もう、サッカーを観なくなって久しい、最後に夢中になったのは1999年のUEFAチャンピオンズリーグで、マンチェスター・ユナイテッドに入れ込んだときだった。ああ、懐かしい。
ディエゴ・マラドーナ
以上だ。
ちなみに偏愛してやまないプレーヤーは、
エリック・カントナ
ポール・ガスコイン
ピーター・シュマイケル
以上だ。
もう、サッカーを観なくなって久しい、最後に夢中になったのは1999年のUEFAチャンピオンズリーグで、マンチェスター・ユナイテッドに入れ込んだときだった。ああ、懐かしい。
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態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い
2006年4月11日 読書
さあさ、どんどんでてくる内田本、うりゃ!かかってこんかい全部読みだ。
というわけで、本書は内田樹のあらゆる要素が詰まったエッセイ&評論集。今回はブログからの抜粋はなく、すべて原稿依頼に基づいて書かれた文章で構成され、それらを集めてむりやり分類して並べましたという感じ。文章の長さも内容もまちまちだけれど、内田話のいろんな面が楽しめる。一つの話がすぐ終わるので、空き時間に読むにも適してますな。
しかし、本書はウチダ好きな人以外に誰に勧めていいか迷うな。初めてのウチダにはむしろ別の本を薦めるし(『寝ながら学べる構造主義』とか『先生はえらい』とか)、興味のある分野(哲学とか身体論とか)がある人にはそっちに特化した本があるし、人となりを知りたければブログ読んだほうが早いし・・・。というわけで、2冊目か3冊目のウチダにお勧めします。
あと、本人もあとがきで書いているが『私のハッピー・ゴー・ラッキーな翻訳家人生』と題された文章が大変面白い。翻訳家を目指される皆様は絶対に読んではいけません(笑)。
というわけで、本書は内田樹のあらゆる要素が詰まったエッセイ&評論集。今回はブログからの抜粋はなく、すべて原稿依頼に基づいて書かれた文章で構成され、それらを集めてむりやり分類して並べましたという感じ。文章の長さも内容もまちまちだけれど、内田話のいろんな面が楽しめる。一つの話がすぐ終わるので、空き時間に読むにも適してますな。
しかし、本書はウチダ好きな人以外に誰に勧めていいか迷うな。初めてのウチダにはむしろ別の本を薦めるし(『寝ながら学べる構造主義』とか『先生はえらい』とか)、興味のある分野(哲学とか身体論とか)がある人にはそっちに特化した本があるし、人となりを知りたければブログ読んだほうが早いし・・・。というわけで、2冊目か3冊目のウチダにお勧めします。
あと、本人もあとがきで書いているが『私のハッピー・ゴー・ラッキーな翻訳家人生』と題された文章が大変面白い。翻訳家を目指される皆様は絶対に読んではいけません(笑)。
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改憲関係の本は、『9条どうでしょう』も『日本という国』も読んだのでもういいかなと思ってたんだが、ついでだからとこれも読んでしまった。勢いで読んだが、大変面白い、めっけもんだった。
本書は少し変わった体裁になっていて、著者ではなく法学部狩田教授という架空の人物が、典型的な改憲理論をもつ(これも架空の)ゼミ生達の意見に反論していくという内容になっている。話し言葉を混ぜ読みやすく、そして理解しやすい工夫がいろいろとされている。なにより、著者が自分の意見、思いを読者に届けようとしているということが読み取れて好感が持てる。
内容的にも、改憲論者の意見がほぼ網羅されていると思われよくまとまっている。わしは、著者の意見には全面的に賛同するし同じ危機感を持つ。改憲問題は、その議論がおこっている社会的背景をきちんと見極めないと、われわれ自身が酷い目に遭うことになる質の問題である。うかつに乗ったらあきませんぜ。
で、本書の著者、愛敬浩二は1966年生まれ、芹沢一也は1968年生まれだし、わしと同世代の研究者がどんどん出てきてるんだなと改めて感慨にふける(わしも歳とったんだなという意味で)。で、次はもっと若手の高原基彰『不安型ナショナリズムの時代』にいってみます。
本書は少し変わった体裁になっていて、著者ではなく法学部狩田教授という架空の人物が、典型的な改憲理論をもつ(これも架空の)ゼミ生達の意見に反論していくという内容になっている。話し言葉を混ぜ読みやすく、そして理解しやすい工夫がいろいろとされている。なにより、著者が自分の意見、思いを読者に届けようとしているということが読み取れて好感が持てる。
内容的にも、改憲論者の意見がほぼ網羅されていると思われよくまとまっている。わしは、著者の意見には全面的に賛同するし同じ危機感を持つ。改憲問題は、その議論がおこっている社会的背景をきちんと見極めないと、われわれ自身が酷い目に遭うことになる質の問題である。うかつに乗ったらあきませんぜ。
で、本書の著者、愛敬浩二は1966年生まれ、芹沢一也は1968年生まれだし、わしと同世代の研究者がどんどん出てきてるんだなと改めて感慨にふける(わしも歳とったんだなという意味で)。で、次はもっと若手の高原基彰『不安型ナショナリズムの時代』にいってみます。
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やっと美味い飯が食える
2006年4月9日 家電マニアの独言
5,6年前のある日のことだった。我が家で夕飯を食べていたわしは、ん!?っと思った、飯が不味くなったような気がしたのだ。
妻に、「米変えた?」と聞いたら、あきらかに動揺して「か、変えてないよ」と答えがかえってきた。すばやく台所を実地検分したところ、ジャー炊飯器が変わっていた。「だって一升炊きだとウチには大きすぎるから、前のはばあちゃんにあげて、新しく小さいの買ったの」それはいいけど、安いの買いすぎだよ・・・。
以来ずっとこの日を待っていたのだ、あのくそ炊飯器が壊れる日を。
早速、電気屋いって買ってきました。そりゃ高いのは5万以上しますが、もう1万半ばで充分ですよ、IHだし。メーカーは白物一人勝ちのナショナルに、いやほら無難だし(笑)。
妻に、「米変えた?」と聞いたら、あきらかに動揺して「か、変えてないよ」と答えがかえってきた。すばやく台所を実地検分したところ、ジャー炊飯器が変わっていた。「だって一升炊きだとウチには大きすぎるから、前のはばあちゃんにあげて、新しく小さいの買ったの」それはいいけど、安いの買いすぎだよ・・・。
以来ずっとこの日を待っていたのだ、あの
早速、電気屋いって買ってきました。そりゃ高いのは5万以上しますが、もう1万半ばで充分ですよ、IHだし。メーカーは白物一人勝ちのナショナルに、いやほら無難だし(笑)。
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身体知-身体が教えてくれること
2006年4月8日 読書
はいはい、内田樹の新刊ですね。今度は『オニババ化する女たち』の三砂ちづるとの対談。
正直に言って、身体論のときの内田樹は人に勧めていいのかどうかいつも迷う。面白くないというのではないんだが、目から鱗度が若干落ちるような気がするんだよな。語られていることはほとんどブログや今までの著作で言われてたことが多いので、ああいつもの(あの)話だな、ふんふん、と読んでそれで終わりというか、ドキドキ感がないのだ。
対談相手の三砂ちづるの『オニババ化する女たち』は出版時に読んだが、書いてることは面白いし納得のいくこともあるんだけど、自分に都合のいい話の展開で語っていくもんだから、反論され出したらきりがないだろうなと思った。
本書では、内田氏が三砂氏のいいところを引き出していて、対談としてよくできた内容になってなっていると思います。あと、内田氏が個人的な話をけっこうしているので、内田マニアには(いればだけど)興味深い本です。
正直に言って、身体論のときの内田樹は人に勧めていいのかどうかいつも迷う。面白くないというのではないんだが、目から鱗度が若干落ちるような気がするんだよな。語られていることはほとんどブログや今までの著作で言われてたことが多いので、ああいつもの(あの)話だな、ふんふん、と読んでそれで終わりというか、ドキドキ感がないのだ。
対談相手の三砂ちづるの『オニババ化する女たち』は出版時に読んだが、書いてることは面白いし納得のいくこともあるんだけど、自分に都合のいい話の展開で語っていくもんだから、反論され出したらきりがないだろうなと思った。
本書では、内田氏が三砂氏のいいところを引き出していて、対談としてよくできた内容になってなっていると思います。あと、内田氏が個人的な話をけっこうしているので、内田マニアには(いればだけど)興味深い本です。
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VF5 ロケテバージョンいじる
2006年4月7日 VF5
駅前に行ったついでに、ふらりと地下セガによってみるとバーチャファイター5のロケテをしてた。ほおほお、仙台でロケテとは珍しいなとちょっといじってみる。一ゲーム200円ってのは高いからか対戦はほとんどされていない、やるよりは眺めてるって感じですな。
ロケテバージョンだからか、基本的なコマンドはあんまり変わってないので、すぐにそこそこ動くようにはなる。しかし、しかしだ、ゲームとしてはセガだからバランスの取れた面白いものになるだろうし、いろいろな新要素が入ってきて楽しめるかもしれん、でもこれでは初心者の新規参入を促すには4と変わらなさすぎるんじゃないかな。バーチャの問題点は、ゲーム自体は面白いんだけど、初心者には壁が高すぎて新規のプレーヤーがなかなか入ってこないってことなんじゃないのか。いまのままじゃあ、人は多少戻ってきても裾野は広がらない気がするな。4までで培った技術がある程度使えるのはいままでのプレーヤーにはありがたいだろうけどスタート時点で差がありすぎるってのはどうよ、時間あったんだから技自体もっと変えてよかったんじゃないのかな。
と、そんなことを思いましたが、わしは5はゆるりと適当にやるぐらいでいきたいとそう思います。どっちにしろへたれだし。
ロケテバージョンだからか、基本的なコマンドはあんまり変わってないので、すぐにそこそこ動くようにはなる。しかし、しかしだ、ゲームとしてはセガだからバランスの取れた面白いものになるだろうし、いろいろな新要素が入ってきて楽しめるかもしれん、でもこれでは初心者の新規参入を促すには4と変わらなさすぎるんじゃないかな。バーチャの問題点は、ゲーム自体は面白いんだけど、初心者には壁が高すぎて新規のプレーヤーがなかなか入ってこないってことなんじゃないのか。いまのままじゃあ、人は多少戻ってきても裾野は広がらない気がするな。4までで培った技術がある程度使えるのはいままでのプレーヤーにはありがたいだろうけどスタート時点で差がありすぎるってのはどうよ、時間あったんだから技自体もっと変えてよかったんじゃないのかな。
と、そんなことを思いましたが、わしは5はゆるりと適当にやるぐらいでいきたいとそう思います。どっちにしろへたれだし。
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いやあ、ソイルですよSOIL& "PIMP"SESSIONSイベントで観てまいりました。午後から休みが取れてたんだがいろいろあってぎりぎりまで仕事しててスーツで参戦。開演ぎりぎりで入ったらJUNK BOXは思った以上に余裕があってちょっと拍子抜け。
前座のニバンド(嘘ですごめんなさい)が終わり、会場もあったまってきて、入りもほぼ満杯。初めて生で聴くSOIL& "PIMP"SESSIONSはもう最高によかった。ううう、久しぶりに燃えました、いやあ言葉にならんわ。
こんなの余裕でチケット買えるんだから、もったいないぞ>仙台。
前座のニバンド(嘘ですごめんなさい)が終わり、会場もあったまってきて、入りもほぼ満杯。初めて生で聴くSOIL& "PIMP"SESSIONSはもう最高によかった。ううう、久しぶりに燃えました、いやあ言葉にならんわ。
こんなの余裕でチケット買えるんだから、もったいないぞ>仙台。
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「悪所」の民俗誌―色町・芝居町のトポロジー
2006年4月5日 読書
わしが今住む街、仙台には「悪所」はないんだそうだ。いわれてみればそうだなと思う。もともと東北の地では部落差別の匂いがほとんどしないし、住みやすく快適な街で毒気もあんまりないもんな。
「悪所」でわしがイメージするのは、大阪天王寺界隈、新世界から飛田とかそのあたりだな。親戚が寺田町に住んでいて小さいころ遊びにいったときの異世界のように広がるあの地域の記憶は今も生々しく残っている。社会人になってからも一年ほど住んだのだが、汚い町で浮浪者もいっぱいいたが、気安いところで居心地はよかった。
本書は、まさにそういった「悪所」にまつわる民俗誌であり、江戸時代以前の民衆文化について興味のある人には面白いと思う。わしはそこらへんにはほとんど興味がないのでなんだが(じゃあなんで読んでるのかと聞かれると困るんだが)、河原者がおこなってきた芸能の変遷はダイナミックでなかなかに面白かった。新書で290Pは分量も多くてお買い得(いや、だからどうってこともないですが)。
「悪所」でわしがイメージするのは、大阪天王寺界隈、新世界から飛田とかそのあたりだな。親戚が寺田町に住んでいて小さいころ遊びにいったときの異世界のように広がるあの地域の記憶は今も生々しく残っている。社会人になってからも一年ほど住んだのだが、汚い町で浮浪者もいっぱいいたが、気安いところで居心地はよかった。
本書は、まさにそういった「悪所」にまつわる民俗誌であり、江戸時代以前の民衆文化について興味のある人には面白いと思う。わしはそこらへんにはほとんど興味がないのでなんだが(じゃあなんで読んでるのかと聞かれると困るんだが)、河原者がおこなってきた芸能の変遷はダイナミックでなかなかに面白かった。新書で290Pは分量も多くてお買い得(いや、だからどうってこともないですが)。
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わしは小さいときから嘘つきだった。その場しのぎの嘘ってのをよくつく心の弱い子供だった(笑)。しかし、今でも不思議なのは、まったくどうでもいいような嘘もよくついていたってことだ。それは、いわゆる法螺話のたぐいの話を大きくしたり、妄想じみたりする嘘ではなく、日常のどうでもいい損にも得にもならないような嘘だった。例えば、学校帰りに○○ちゃんとすれ違ったってのが実は××ちゃんだったとか、この道通ったってのが実はあの道だったとかそんなわざわざ嘘にする必要のないことを嘘にしていたのだ。
こんなふうに書くと、病んだ少年だったんだなって気がするが、嘘をつく相手は親だけだったのでなにか抱えていたのかもしれないな。覚えてないが昔の両親となにかあったのか?まあ、そんな他愛無い嘘だけどそのほとんどは親にはばればれだったのかも知れないな。わしは大学ぐらいまで嘘をつくと鼻がぴくぴくする癖があったから(意識して矯正しましたが)、気付いてればすぐに嘘が見分けられたはずだ。おそらく親の前では四六時中鼻をぴくぴくさせてたことだろう。ちなみに癖がわかったのは麻雀で友人に指摘されたから、麻雀には他にもいろいろと人生の教訓を学びました。
で、なんでこんなことを思い出したかっていうと、娘が妻に帰るのが遅かった言い訳をしているのを聞いたからでした(笑)。
こんなふうに書くと、病んだ少年だったんだなって気がするが、嘘をつく相手は親だけだったのでなにか抱えていたのかもしれないな。覚えてないが昔の両親となにかあったのか?まあ、そんな他愛無い嘘だけどそのほとんどは親にはばればれだったのかも知れないな。わしは大学ぐらいまで嘘をつくと鼻がぴくぴくする癖があったから(意識して矯正しましたが)、気付いてればすぐに嘘が見分けられたはずだ。おそらく親の前では四六時中鼻をぴくぴくさせてたことだろう。ちなみに癖がわかったのは麻雀で友人に指摘されたから、麻雀には他にもいろいろと人生の教訓を学びました。
で、なんでこんなことを思い出したかっていうと、娘が妻に帰るのが遅かった言い訳をしているのを聞いたからでした(笑)。
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ROCK GO AROUND 008
2006年4月3日 音楽
4月6日の仕事の都合がついたので、おもむろにローソンに向かいこのイベントのチケットを問い合わせる。さすがに3日前だし駄目かなと思ったらあっさり買えた。
よっしゃーーーー!!
SOIL& "PIMP"SESSIONS 観てまいります!!
ワンマンじゃないのは残念だが、それでも初ソイルは限りなく楽しみ。4月1日の東京のライブは恐ろしいほどの盛り上がりだったようで、おじさんは怪我しないように後ろのほうからみてきますよ。
チケット取れたことを、ネットの友人に話したら仙台アリエネーの大合唱でした(笑)。
よっしゃーーーー!!
SOIL& "PIMP"SESSIONS 観てまいります!!
ワンマンじゃないのは残念だが、それでも初ソイルは限りなく楽しみ。4月1日の東京のライブは恐ろしいほどの盛り上がりだったようで、おじさんは怪我しないように後ろのほうからみてきますよ。
チケット取れたことを、ネットの友人に話したら仙台アリエネーの大合唱でした(笑)。
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本を開くまで気がつかなかったが、よりみちパン!セの新刊だった。この中学生以上対象のシリーズは、著者の選定から内容までレベルが高くて分かりやすい、今のところわしが読んだものはハズレ無しのパーフェクトだ。
で、本書は小熊英二ですよ。小熊英二といえば、日本の民主主義とナショナリズムの言説と歴史をつぶさに振り返った大書『「民主」と「愛国」』が有名であるが、その詳細かつ広範な作業と深い洞察に感銘を受けたネット友人に半ば強制的に買わされたうえに、ネットの勉強会にまで参加させられているというわしにはいわくつきの本の作者であります(貴重な知り合いも増え、会合も楽しいのでよろこんでますが)。
その小熊英二が、明治維新と戦後日本の社会の成り立ちを易しく書くとどうなるかって、無茶苦茶面白いですがな。戦後の日本とアメリカを巡る言説は最近よく目にするが、ここまで分かり易いのはそうそうないな。戦後保障や憲法9条改正や靖国参拝といった問題にも大局的な視点から触れられ大変面白かった。
これからの日本という国を考えるうえで、今までどのようななりゆきでこうなってきたのかを知るのに絶好の一冊。これを読んでもっと知りたくなった人は『「民主」と「愛国」』もお勧めですよ(といいつつ、わしもまだ全部読んでないんだけど・・・汗)。
で、本書は小熊英二ですよ。小熊英二といえば、日本の民主主義とナショナリズムの言説と歴史をつぶさに振り返った大書『「民主」と「愛国」』が有名であるが、その詳細かつ広範な作業と深い洞察に感銘を受けたネット友人に半ば強制的に買わされたうえに、ネットの勉強会にまで参加させられているというわしにはいわくつきの本の作者であります(貴重な知り合いも増え、会合も楽しいのでよろこんでますが)。
その小熊英二が、明治維新と戦後日本の社会の成り立ちを易しく書くとどうなるかって、無茶苦茶面白いですがな。戦後の日本とアメリカを巡る言説は最近よく目にするが、ここまで分かり易いのはそうそうないな。戦後保障や憲法9条改正や靖国参拝といった問題にも大局的な視点から触れられ大変面白かった。
これからの日本という国を考えるうえで、今までどのようななりゆきでこうなってきたのかを知るのに絶好の一冊。これを読んでもっと知りたくなった人は『「民主」と「愛国」』もお勧めですよ(といいつつ、わしもまだ全部読んでないんだけど・・・汗)。
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ニフティサーブの終わり
2006年4月1日 家電マニアの独言「ワープロ・パソコン通信」サービスのご愛顧ありがとうございました
ニフティ株式会社は、1987年4月よりご提供させていただいた「ワープロ・パソコン通信」サービスを、すでにご案内のとおり、本年3月31日をもって終了させていただくこととなりました。長年ご愛顧いただきありがとうございました。
「ワープロ・パソコン通信」サービスを支えていただいた皆さまのご意見やご支援があったからこそ当社の成長があったと、心より感謝しております。
今後とも皆さまにご満足いただけるよう努力して参りますので、引き続きご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
ニフティ株式会社 代表取締役社長
古河 建純
ニフティサーブ昨日でサービスを終了したそうだ。よく今までやってたな、ニュースを聞いてちょっとだけ感慨深い。思えばわずか15年ぐらい前にはインターネットなんてできる環境なかったのだ。
最初はワープロ通信だった、ワープロにモデム突っ込んでダイヤル回線からログインしてた。ワープロなので巡回ソフトなんかないから、目的のところで情報取ったら即回線切ってあとで読むようにしてた。チャットなんかしようものならバカ高い電話代がかかったもんだ。そのころから、妻とメールのやり取りしてたのをふと思い出した。
その後、ローンでリンゴちゃんを購入し、わしの本格的なニフティ生活は始まったのだが、いやほんとニフティサーブ様にはお世話になった。長い間ご苦労様でした。
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仕事帰りにフルキャスト
2006年3月31日 お仕事
仕事帰りに同僚と楽天vsソフトバンクを観てきた。期末の締めの日に、野球が観られる時間に仕事を終えられるなんて(もちろん途中から観たんだけど)・・・それだけでも感慨深い。
試合は、楽天が二桁大量得点で今季初勝利。いちばんいい日に観にきたな、二桁なんか今シーズンあと何回みられるか・・・。しかし、寒い。周りの観客はすべて真冬仕様で防寒してるなか、仕事帰りのスーツ姿で凍り付くわれわれ。次は暖かくなってからこようと固く誓いました。
わしはとくに野球好きってわけではないが、プロ球団が地元にあって、みんなが気軽に観戦にいける環境ってのは幸せなもんですな。
試合は、楽天が二桁大量得点で今季初勝利。いちばんいい日に観にきたな、二桁なんか今シーズンあと何回みられるか・・・。しかし、寒い。周りの観客はすべて真冬仕様で防寒してるなか、仕事帰りのスーツ姿で凍り付くわれわれ。次は暖かくなってからこようと固く誓いました。
わしはとくに野球好きってわけではないが、プロ球団が地元にあって、みんなが気軽に観戦にいける環境ってのは幸せなもんですな。
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ベルセルク 30 (30)
2006年3月30日 コミック
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そろそろウィルコムにしようかと
2006年3月29日 家電マニアの独言
検討を始めました。いや、単にこのW-ZERO3が使いたいってだけなんですが。昨年の発売以来品薄が続くこの機種だが、まあ新規なので探せば何とかなるかなと、ドコモ解約するなら年割り更新の4,5月だしな・・・悩む。
わしはもともとPDA(携帯情報端末)大好きで今まで10数台使ってきたんだが、ここ二年ほど持ってなかった(とりあえず携帯で用が足りる仕事になってたから)。でも、そろそろ外出先でちょっとネットが見られるモバイル環境が欲しいよなーと思ってたところにこれですよ・・・かなり欲しい。
で、パンフレットを貰ってきて妻に見せたら、私も欲しいからお揃いにしようという反応。よく考えたらヤツもその昔、カラーザウルスで電話回線からヤフオクとかやってたモバイラーなのだった。うー、同じ機種を使われると操作とか同じだからいやだなと妙に焦るわしなのであった。
わしはもともとPDA(携帯情報端末)大好きで今まで10数台使ってきたんだが、ここ二年ほど持ってなかった(とりあえず携帯で用が足りる仕事になってたから)。でも、そろそろ外出先でちょっとネットが見られるモバイル環境が欲しいよなーと思ってたところにこれですよ・・・かなり欲しい。
で、パンフレットを貰ってきて妻に見せたら、私も欲しいからお揃いにしようという反応。よく考えたらヤツもその昔、カラーザウルスで電話回線からヤフオクとかやってたモバイラーなのだった。うー、同じ機種を使われると操作とか同じだからいやだなと妙に焦るわしなのであった。