ジャニス・ジョプリン 恋人たちの座談会
NHKのBShiで視聴。前から楽しみにしてて、わしとしては内容は面白かったんだけどさ、NHKさん、この『恋人たちの座談会』って題名はどうよ?たしかに中身は恋人達の座談会なんだけどさ(笑)、まだ仮題のときの『5つの恋の唄』のほうがなんぼかましなんじゃない。『ハイビジョン特集 世界のディーバ 男と女の物語 ジャニス・ジョプリン 恋人たちの座談会』絶対変だぞこの題名。

まあでも、久しぶりにジャニスの映像を観て、やはり凄いなと、ちょっと鳥肌たちますな。CryBabyに歌われている恋人とのドラマチックな行き違いがまたなんとも切なかったです。
今月は”UEFA EURO 2008”ですよ
チャンピオンズリーグが終わったら、今度はユーロだユーロだウチではWOWOW契約してるので見放題。とおもったら、イングランドがおらへんではないか・・・。イングランドのいないユーロなんて・・・早くも冷めてしまいました。

NODA・MAP KILL 2007年版

2008年4月24日 TV
NODA・MAP KILL 2007年版
録画視聴。

やはり、舞台は生で観るのが醍醐味であって、テレビなんかの画面でちまちまやってるのでは本当の良さはわからないものなんだろうとは思う。てなことを書くのも、これがわしの期待以上ではなかったということなんだけれども、とりあえず野田秀樹は歳の割にはおそろしく身体が柔らかいということは分かった。

あいや、でも面白かったですよ(どっちなんだ)。広末君はちょっと微妙ですが・・・。

カリギュラ

2008年1月6日 TV
カリギュラ
WOWOWでやってたのを観る。昨年11月の公演なのでこの放送はなかなかにプレミアム度高いのではないだろうか。生の観劇には程遠いとはいえ、視聴角度が変わったりズーミングしたり、台詞聞き取りやすかったりは録画視聴が有利だしね(とはいえ、テレビでも音量はかなり上げないと台詞は聞き取れないけど)。

何度か日記でも書いているが、わしは蜷川幸雄はあんまり好きではなくて、嫌いというよりは肌が合わないというのが近いんだが、この舞台でもやはりそういうものはそこここに感じた。演技指導はいいと思うんだけどねえ・・・。

でも、この作品自体はすごい。3時間に及ぶ長時間の舞台、膨大な台詞を小栗旬はよく覚えれたな。テレビで見かける彼にはまったくなんにも感じないが、舞台ではかなりイイ。しかもほとんど半裸だし、半ケツも拝めるので女性ファン必見です。他の役者もいいし、再視聴、再々視聴に耐える内容。時間と気力があればあと何回か観たい。

ところで、劇中に「論理」って言葉が頻繁に使われるんだけど、これは訳として合っているのか?なんかもうちょっと違う言葉のほうがしっくりくる気がするんだけど・・・、原作読んだわけじゃないけどさ。

赤鬼

2007年12月23日 TV
ずいぶん前に録画してたのをようやく視聴。

この頃の野田秀樹は、なんでも面白いな。舞台をリアルで観たかった。でも、なんであんなにみんな叫んでるんだ?役者がみんなこんなに忙しそうで、声からしてるのも野田秀樹らしいといえばらしいですな。

Right Eye

2007年12月3日 TV
録画していたのを観る。

あー、野田秀樹らしい芝居だなあ、巧いなあ。肩の力が抜けてていいかんじ。公演パンフレットに寄せていた野田秀樹の文章が良かったので勝手に抜書きしておく。
ノンフィクション演劇などあるはずがない。
 演劇はどう転がっても、嘘八百の世界であり、「事実に基づいた」などと言ったところで、つくられたもの=作為からは逃れられない。
 この芝居は、自分の稀有な体験から書き始めた。生涯に一度と思った。その生涯というのは、私の生涯だから、そこでとどまっていればいいものを、そこがモノ書きの生来の卑しさであろうか、他人の生涯までひきずりこんだ。
 この芝居には、いくつかの実名とエピソードが登場する。とりわけ、今は亡き、一人の若き報道写真家の名が出てくる。こと、彼に関しては、どこまでが本当でどこからが嘘か、わからぬようにしてしまった。私は書き終えた時、演劇は作為なのだからそれでいいと思っていた。だが、彼の生家である佐賀県武雄の実家を訪れ、彼ののこした膨大な写真を目の前にした時、今度ばかりはしてはいけない事をした気がした。
 その若い魂は、まだ生々しいぬくもりをこちらに感じさせるほど、力強い写真を撮っていた。その写真が、彼の作為というものが、まだこうも生々しく息をしている以上、私の作為で踏みにじっていいものだろうか、作為の自由をふりかざし、人を踏みにじる、私こそパパラッチである。
 まさしく、これから皆さんが御覧になるこの芝居の中でおこるできごとが、本当に私におこってしまったのである。
 これは見世物小屋の前口上と同じで、これから御覧になれば、それはハッキリとすることなのだが、その若き報道写真家から、少しでも美しいイメージを感じとるとすれば、それは皆な彼の作為=写真に由来するものであり、ギョッとするような醜いイメージを彼の中に見るとすれば、それは皆な私がでっちあげた私の悪意=演劇である。
 それでも、私はこの芝居を見せようとするし、皆さんはのぞこうとする。その正体は、人間の好奇心であろう。これから舞台の上にそのバケモノが現れる。ただ見世物小屋と違うのは、お代をすでにとってしまっているところだ。見てのお帰りではない。見たらお帰り、である。

爆問学問

2007年11月6日 TV
爆問学問
ホテルのTVで「爆笑問題のニッポンの教養」を観る。今回のゲストは数理生態学者の吉村仁。北米にのみ生存し17年(もしくは13年)ごとという素数の年の周期であわられる「素数ゼミ」、その理由を解明したのが彼である。

その理由とは、1とその数以外の約数をもたないという素数の性質に関係があったのである。生物の世界になんで数学?と思うが、話を聞くとなるほど納得。素数ゼミのライフサイクルは素数のため、他の周期のセミとぶつかることが少ない。外界に出てきたときにより競争相手が少なく効率的に同じ種を見つけ交配することができるからだというのだ。

ほおほおと思いながら観ていたが、何より印象的だったのが吉村センセイがすごく楽しそうに研究をしていること、ほんとに好きなんだということがとても伝わってくる。わしも、もしかしたらこんなことをしていたのかもしれないなー、というか研究者のような仕事がいちばん合っている気もする(いまさら遅いが)。実は、大学受験のときは理学部生物学科志望で、合格していた大学もあったんだよな。結局、そこは私立で金のかかるとこだったので蹴って、浪人して、一年しっかり(遊びに)金使って、流れ流れて某地方大学のしかも経済学部に落ち着いたわけなんだが、いやほんと、人の人生どこでどうなるか分かりませんねえ。まあ、わしはほら、快楽に弱いという特性があるので、ある意味その結果が今の生活ということなんだろうけどな(笑)。

薮原検校

2007年10月18日 TV
薮原検校
WOWOW視聴。蜷川幸雄演出とあってさすがに豪華なキャストですな。江戸時代、盲目ながら悪事の限りを尽くし検校という盲人の最高位までのし上がった杉の市の一代記、主演は古田新太。

うーん、基本的に蜷川幸雄はわしには肌が合わないんだが、そのなかでも最後まで観れたってことは面白かったってことなのかな?そんなにつまんなくはなかった。段田安則と古田新太の掛け合いはなかなかの見所でありました。でも、ちょっと長すぎるよな、さくっと2時間チョイぐらいがちょうどいいんじゃないかなー。

印象的だったのは、舞台袖で効果音を一手に引き受けているギターの赤崎郁洋。特に出だしの激しい三味線の音に似せたギター奏法はかなり衝撃的でした。(後で調べたら、この奏法は井上ひさしの実兄が考案したもので、1973年にこの芝居が初演されたときに既にその実兄によって演奏されていたそうです。)

THE BEE

2007年10月13日 TV
THE BEE
WOWOWでやってたのを録画、視聴。評判を呼んだロンドン公演とその日本バージョンの二本立て、そういう意味ではなかなか豪華で野田ファンにはたまらない企画だったんじゃないでしょうか。

しかーし、最初に日本バージョンを観たんだが、正直なところかなりいまいちな感じがした。秋山菜津子の熱演は認めるし、紙や割り箸を使った演出も斬新だし、主人公以外の3人が多くの役を演じ分けるのも面白いとは思う。しかし、全体のバランスが取れていないというか、どうでもいい冗長なシーンが多く、特にラスト10分ぐらいはストーリーの繰り返しが観ていて苦痛を感じるぐらい退屈デス。

これとおんなじストーリーで英国では大評判?ほんまかいな、と思ってみたロンドン公演は、ほとんど同じストーリーなのにまったくの別物であった。なんでこんなにクオリティが違うんだ?これが役者の力の違い??ちょっとした台詞でも、こちらのほうはストーリーをきちんとアナウンスできる一言がきちんと入っているし、野田秀樹の発声もこちらのほうが聞き取りやすく、日本バージョンのときみたいにテレビの音量を上げたり下げたりしないですんでいらないストレスを感じなくてすんだ。ロンドン公演のほうは、野田秀樹らしい、そして完成度の高い舞台でありました。実際にどれくらいの評価を受けたのかは知らないが、これなら観にいって金返せとは思わないと思う。

しかし、舞台袖のところに日本語字幕がでているのが映っていたんだが、はなから日本から野田ファンの人たちがロンドンまで観に来るっていうことを想定してるんだな、野田人気恐るべし。
ムーンライトマイル 2ndシーズン-Touch down-
WOWOWでムーンライトマイルの2ndシーズンが始まった。物語はここからが本番なので楽しみ、ちょいと気合の入ったCGも2ndシーズンでようやく真価を発揮できるんじゃないかな。

原作は、月開発をめぐる大国間の争いを描いた近未来SFのコミック。この連載が始まってから物語どおりに月にある「ヘリウム3」をめぐる中国の動きがあったりで話題になった。

この前WOWOWで放送された、原作者の太田垣康男とジャーナリストの鳥越俊太郎の対談では、物語は月に独立国家ができるまでを描いていきたいという発言があったので、コミックのほうの今後もなかなか楽しみですな。

NODA MAP 『ロープ』

2007年7月5日 TV
NODA MAP 『ロープ』
録画してたのをようやく観る。

しかし、舞台ってのは役者がみんな叫ぶように話すので、テレビで観るときは音量調整が難しいな、かなり大音量にしないと台詞が聞き取れないよ。

で、『ロープ』である。
ところは、四角いジャングル、プロレスリング。
そのリングの下に棲みついている女。
彼女は、未来からやってきたと信じている。そして、不可解なほどに実況中継が上手かった。
リングの上には、「プロレスは決して八百長ではない」と思いつめている独りのレスラーがいる。
思いつめたあまり、引きこもっている。その二人の出会いが、物語のはじまり。
やがて彼女は、戦う人間たちの「力」を実況し始める。
その一方で、引きこもりのレスラーは、
「力とは人間を死体に変えることのできる能力だ」という信念にとりつかれていく。
そして、物語は遠い遠い未来へと向かっていく。
だのに、この話は、決してサイエンスフィクションではありません。
未来の話なのにSFではない物語。


正直なところ、前半は話がどうなってしまうのかかなり心配した、このまま恐ろしくツマンナイ話で終わってしまうんじゃないかと。しかし、後半、暴力の連鎖が始まると舞台は異様な盛り上がりをみせだす。誰もがやめたがっているのに止まらない暴力、舞台はプロレスのリングのはずなのに、気がつけばそこは戦場。ジェノサイド、そして残虐の極みをいく宮沢リエの実況。

さすが、野田秀樹只者ではないですな。役者陣もいい。
のだめコンプリート
というわけで、ドラマ版『のだめカンタービレ』を見終わった。いやいや、大変面白うございました。後半ちょっとはしったきらいはあるものの、11回という少ない枠の中で見事にまとまってた。そして、原作のコミックでは味わえない部分、つまり実際の音を聞かせるということをしっかり時間を取ってやっているのが素晴らしゅうございました。

配役もほぼパーフェクト(竹中直人ミルヒーには賛否あるだろうけど)、わし的には谷岡先生(西村雅彦)と佐久間学(及川光博)はよくぞやったという感じ。

これで、あとは浅野いにお読み終わったらまた活字の世界に戻ろう。しばらく離れすぎた。
のだめカンタービレ
いまさらではあるが、昨年オンエアののだめのTVドラマを見始めた。

周りでは随分評判良かったんだけど、気がついたら終わってて結局見ずにいた。それが、ネットで見られるよと教えてもらえたのでいまごろ見ながら盛り上がってる次第。

5話ぐらいまでみたんだが、いやー面白いね。キャストもいいし、ストーリーもほぼ原作に忠実で、なにより話のキモの部分を外していないのが素晴らしい。演奏シーンが多いのも○。というわけで、続きを見るのだ。
Mステ【椎名林檎×SOIL&“PIMP”SESSIONS】
録画して『カリソメ乙女』の部分のみ観る。いやー、なかなかよいですな。しばらく繰り返して観よう。

今回の椎名林檎とのコラボでソイルはますます知名度上がりますな、東京の知り合いは、NHKの「トップランナー」出演でただでさえ客が増えてきたのに、これでますますチケットが取れなくなると嘆いておりますが、東北の地にいるわしにはまったく関係なし(笑)。つか、いまだ一回しかきたことないってどういうことよ、わしは待ってるぞ。
NHKトップランナー【SOIL &“PIMP”SESSIONS 】
この前買った、DVDハードディスクレコーダーが活躍しまくりなのです。同じ番組でも地デジで見るとハイビジョンですよ、きれいですよ音いいですよ。たっぷりとSOILを楽しめました。

これは一度でもライブにいったことのあるものの特権だと思うが、番組のライブをみているとあのときの興奮が蘇ってくる。モニターを通じてみているものに記憶をもとに補完できるので、なんだか凄く盛り上がりますよ。

あー、またライブいきたい。

あ、番組ではライブ以外でも、メンバーの過去の写真とか生い立ちとか、大変面白かったです。そして、なにより発見はタブゾンビがつぶらなやさしい目をしているということ、会場を睨みつけてるあの目つきしか知らなかったからさ(笑)。
【W杯】イングランドvsポルトガル
イングランド力尽きる

●イングランド 0−0 ○ポルトガル
PK 1−3

ついに、今大会でイングランドのベストパフォーマンスは発揮されることなく終わってしまった。オーウェンの戦線離脱、ベッカムの負傷退場、ルーニーのレッドカードと続きながらも好機を何度か作り互角に渡り合えた層の厚さは、やはりイングランド歴代代表のなかでも最強のチームだったんだなと思う。

わしは、ルーニーの一発レッドカードはちょっと厳しすぎるんじゃないかと思ったが、それもサッカー、仕方ないですな。母国に帰ったら戦犯扱いは必至なだけに可哀想だ。ほんとフランス大会のベッカムとまったく同じパターンでなんともやりきれん。

というわけで、わしのW杯も終わりを告げられてしまった。これからは日常に戻ります。
【贋作 罪と罰】 初演バージョン
持つべきものはネット友達。このまえ松たかこバージョンの『贋作 罪と罰』の感想をアップしたら、初演の大竹しのぶバージョンを貸してもらえた。ありがたやありがたや。

大竹しのぶバージョンを観ると、松たかこバージョンでの進化がよくわかる。三条英は松たかこのほうが似つかわしいな、大竹の天才はよくわかるが、なんにしろ年齢が・・・。逆に松バージョンでは古田新太が演技はいいけど見た目がってことになってるんだが(笑)。

ついでに、どちらにも共通して言えることだが、野田秀樹は演出だけやって舞台には出てこないほうがいいぞ。台詞も聞き取りにくいし、本人がやる必然性ないだろ。
【W杯】イタリアvsオーストラリア
ついに、イングランド以外の試合まで観だしてしまった。

○イタリア 1−0 ●オーストラリア

点数は昨日のイングランドvsエクアドル戦と同じだが、こちらは締まったいい試合、久しぶりにサッカーを堪能。オーストラリアいいチームだな、ほんとに惜しかった。延長戦に持ち込めば、レッドカードで一人いなくなり交代要員も使い果たしたイタリアは力尽きていたかもしれない。

イタリアも、後半のほとんどを10人で戦っているのに運動量が落ちないのは驚いた。最後まで真摯に走り回る姿は感動的であるな。後半ロスタイムでのPKも、グロッソの粘り勝ちだった。

とりあえず、オーストラリアの決勝トーナメント進出はフロックではないということがよくわかった。日本よりはるかに強いわ。
【W杯】イングランドvsエクアドル
なんだか、しっかりワールドカップを観戦しだしてるわし。

○イングランド 1−0 ●エクアドル

えー、試合のほとんどの時間は寝てました。両チームミスが多くてロングキックの応酬。イングランドはシステムが機能せず、ベッカムのパスでさえあさっての方向にいってます。夜中にだらだらとつまんない試合見てると眠くもなるよな。

肝心のベッカムのゴールシーンも見逃し、意識が戻ったら一点入ってて驚いた。とりあえず、よくやった。次はオランダ戦でぼろぼろになったポルトガル、ツキもあるな。
【W杯】イングランドvsスウェーデン
朝っぱらから眠いんですが、たぶん試合の三分の一ぐらいは意識がなかったような気がする。

△イングランド 2−2 △スウェーデン

試合は、最後の最後で同点引き分け。イングランドはスウェーデンには勝てない運命か・・・ってのは実はどうでもいい話で、
ワンダーボーイ戦線離脱←これが一番の困った話。

オーウェン君、開始早々に芝生に足をとられて倒れてると思ったら右ひざ靭帯断裂だそうで残り試合は絶望とのこと、ついてなかったね。あとは故障上がりのルーニーに頑張ってもらうしかありませんな。あの悪童顔は、わしの愛するガッザことポール・ガスコインを彷彿とさせて、なんだか親しみがわく。

結局、予選リーグはイングランドだけ観てあとはダイジェストで終わってしまった(非国民)。

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