おくりびと

2009年2月27日 映画
実はちょいと前に映画館で観てたんですが、アカデミーとったのでリバイバル上映も増えるだろうなー。これは映画館で号泣しながら観るのが吉。チャンスがあればDVDなんていわず映画館で観るべし。

わしがいったときは、それでも結構客は入ってたんだが、平均年齢がやたら高くてもうすぐおくられびとな人たちばかり(笑)。リピーターも多い感じで、よくわかりますよ、いい映画だもんね。

とにかくね、もっくんの表情・所作は完璧。そして脇役陣もほんとにに穴がない、というか素晴らしい。日本アカデミー賞を総ざらえなのもうなづけます。ただ、唯一の弱点は広末くんなんだよなー、もったいない、ほんともったいない。まだ前半部分はよかった、失業するわ借金作るわで山形の実家(田舎)に突然引っ越すというどうしようもないだんなに対して、菩薩のような微笑をうかべるだけでつき従う妻、なんていい人なんだよヒロスエー。だけど納棺師という仕事にだけは理解を示せなくて「汚らわしい」と言ってしまうシーン、ここで説得力のある演技ができてれば、いや出来る演技者であれば・・・ああもったいない。


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