【鹿島 茂 幻冬舎新書】
立ち読み。フランス文学者の著者がSMについて考察した本。
内容は、喩えが極端ではないかと思われるところも随所にみられるがおおむねまっとう。最近、SMが非常にライトに語られることに苦言を呈されておりますが、ごもっとも思う反面、わし的にはどこまでの意味でそれが語られているのかってことのほうが興味あるんですが・・・(といっても著者にそれを求めるのはお門違いでしょうけど)。
ついでに一つ言わせてもらえば、著者の言うSとMの関係性はたしかにその通りだと思うのだが、現実には人間の性癖と関係性と言うものは安易な想像を超えたバリエーションをもち、人それぞれ、カップルそれぞれなのであり、SMとはこのようなものであるといっても、すぐに枠に入りきらないものがぞくぞく溢れてくるというようなもんだと思う。基本秘め事なだけに、調べるの難しいしね(著者は社会学者ではないのでそんなことしようとも思わないだろうけど)。
立ち読み。フランス文学者の著者がSMについて考察した本。
内容は、喩えが極端ではないかと思われるところも随所にみられるがおおむねまっとう。最近、SMが非常にライトに語られることに苦言を呈されておりますが、ごもっとも思う反面、わし的にはどこまでの意味でそれが語られているのかってことのほうが興味あるんですが・・・(といっても著者にそれを求めるのはお門違いでしょうけど)。
ついでに一つ言わせてもらえば、著者の言うSとMの関係性はたしかにその通りだと思うのだが、現実には人間の性癖と関係性と言うものは安易な想像を超えたバリエーションをもち、人それぞれ、カップルそれぞれなのであり、SMとはこのようなものであるといっても、すぐに枠に入りきらないものがぞくぞく溢れてくるというようなもんだと思う。基本秘め事なだけに、調べるの難しいしね(著者は社会学者ではないのでそんなことしようとも思わないだろうけど)。
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