3年で辞めた若者はどこへ行ったのか
2008年5月13日 読書
【城繁幸 ちくま新書】
著者の書いてきた本は、『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』『日本型「成果主義」の可能性』『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』とどれもそれなりに話題になってきて、そのたび読もうかとおもったんだが縁無く、本書が初めてとなりました。
が、たぶんいちばんつまんないのではないかと・・・。とくに前半は酷すぎるんじゃないかな。3年で辞めてキャリアアップに成功した若者の事例集みたいになってるが、影の部分を放置しすぎだろうと思う。後半、ややまともになってくるが、本書を貫く「昭和的価値観」と「平成的価値観」の二項対立はあまりに強引すぎるし、年功序列に対して否定的なのは同意できる部分も多いが、じゃどうするかって部分はかなりお粗末だと思う。
いままでの著書が結構面白そうなだけに、期待はずれで残念。機会があったら前のを読んでみます。
著者の書いてきた本は、『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』『日本型「成果主義」の可能性』『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』とどれもそれなりに話題になってきて、そのたび読もうかとおもったんだが縁無く、本書が初めてとなりました。
が、たぶんいちばんつまんないのではないかと・・・。とくに前半は酷すぎるんじゃないかな。3年で辞めてキャリアアップに成功した若者の事例集みたいになってるが、影の部分を放置しすぎだろうと思う。後半、ややまともになってくるが、本書を貫く「昭和的価値観」と「平成的価値観」の二項対立はあまりに強引すぎるし、年功序列に対して否定的なのは同意できる部分も多いが、じゃどうするかって部分はかなりお粗末だと思う。
いままでの著書が結構面白そうなだけに、期待はずれで残念。機会があったら前のを読んでみます。
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