【鹿島茂〔編〕 文春新書】

団塊の世代が中学生だった頃、国語の教科書に載せられていた詩を編んでみました。という、団塊の世代の方々には涙もの(?)な一冊。

ただいま40過ぎのわしが読んでみると・・・、うーん特に感慨もわかないですな。わしの中学時代に掲載されていた詩もけっこうあってちょっと驚いたのはあるけど。本書の編者もいっているが、この頃の教科書に載っていた詩は、その前の世代(戦前、戦中派)が子供たちに伝えようとした思いがこもっており、ある意味、詩としての出来をはなれた偏差がかかっているというのがよくわかった。ま、だからいいとか悪いとかいうのではないですが・・・。

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