昨晩は、不幸な猫助+若者1名の救出作業にいそしんでました。

今年一番の冷え込みのなか、ゲーセンに置き去りにされて帰りの足がないといってた猫ちゃんの姿が見えないので、心配になりケータイに電話をかけてみた。なにしろ多賀城ビーカムから東部まで歩いてくるヤツである、へたすりゃこの雪の中歩いて帰ってるかもしれん、家の場所は詳しくは知らんが歩いたらガチで数時間、へたすりゃ朝までかかる距離である。それは、さすがに気の毒だもんな。

そしたら、終電に間に合うように雪道を駅に向かって歩いてるところだそうで、誰も歩いていないところをとぼとぼ歩いてたら警官につかまり職質受けてるんですよーってな事態になってたので、なんとか車の都合つけて迎えに行くからといって電話を切る。とはいえ、わし自身も歩きで来てたし、家の車はまだノーマルタイヤだからこの凍った道走ったら軽く死ねる。やむを得ず荷物がいっぱいの秘密のセカンドカー(?)をとりにいき現場に急行した。

電話で連絡を取りつつ、止まっていたパトカーの後ろに車を付け、出てきた警官に迎えにきたんですけどと伝えるが、どうも話が通じない、しかもパトカーに乗ってるの猫ちゃんじゃないし・・・?
警官に、で、誰を迎えに着たんですか?名前は?と聞かれ、名前は知らないんですが「猫助」っていうこなんですけどねと答える。

はぁああ???

なんか、警官のわしを見る目が一気に不審者を見るそれに変わっていくんですけど・・・。

しばらく警官と話して分かったのは、どうも猫ちゃんはもう一台の警察のワゴン車に確保されてるみたいで、パトカーのほうは彼の連れの若者君だった(一人じゃなかったんだね)。まあ、ややこしかったが話も伝わったみたいだし連れて帰ろうとしたら、実は先ほど事件がありこの二人の年恰好が目撃証言に酷似しているためまだ帰せません、あなたも署まで同行願えますか?ってなことですよ。

えーーー!!!猫ちゃん犯罪者!??

なわけないか、さっきまで一緒にいたし。と思いつつも署まで同行し、彼らが取調べを受けている間、わしも婦警さんに聴取されてました(笑)。

わしのほうは特に問題も無いので(あたりまえだが)、しばし彼らの嫌疑が晴れるのを待つ。うーん、自白しましたので引き続き勾留いたしますってなことになったらどうしよう?でも、そうなったら送っていかなくていいからそのまま家に帰れるな、ま、それはそれでいいか・・・と悪魔のような考えが頭に飛来し始めたころ彼らが解放されてまいりました。

だが、まだ問題がある。わしの車は助手席は空いているが、後ろは荷物でいっぱいなのだ、とても二人は乗せられない。警官に、二人は乗せられないし、終電もなくなったし、連れてきたのあなた達なんだから送ってあげてよと話す。いや、ここの荷物をこっちに持っていって、ここを押し込めばなんとか乗れるんじゃないですかねえ、なんとか頼みますよー、いま事件が多くて手が足りないんですよーご協力願えませんかねえ。と、いやに熱心に頼まれたので、安全上どうかと思ったが、なにしろ警官がそうしてくれというのだから問題ないんだろう、しぶしぶ了解する。

その後は、三人で車に乗って、彼らの受難をなぐさめつつ、まあ笑いのネタにでもするしかないよなと凍った真夜中の道を帰ったのでした。

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