パンズラビリンス

2007年10月17日 映画
パンズラビリンス
素晴らしい!ダークファンタジーの傑作という看板に偽りなし。ストーリー、配役、クリーチャーの造形、映像とすべてにおいて完璧でした。もし、映画館で観るチャンスがあるなら、なにをおいても観にいくことをお勧めする。

時は1944年、内戦下のスペイン。独裁政権下の最前線でゲリラ狩りをしている義父ヴィダル大尉のもとへ、その義父との子を妊娠している母と共に引き取られてきた主人公オフェリア。彼女は道中妖精に出会い、ある夜、導かれるままに森の迷宮へと足を踏み入れる。そして、そこで出会った迷宮の番人パンから3つの試練を与えられる。


戦時下の人間の狂気について目を背けずに真正面から描いているので、残酷なシーンがてんこ盛りになっており、そういうのが弱い人はかなり覚悟を決めておいたほうがいいと思う。が、それでも観る価値はあるといっておく。最後の最後まで目の離せない物語でした。

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