コロンバイン高校銃乱射事件を題材にした映画を観るのは、『ボウリング・フォー・コロンバイン』『エレファント』に続いて三本目。本作では銃乱射事件は物語の最後の最後に出てきて、4人の子供を持つシングルマザーの恋愛、家族、仕事、闘病をめぐるストーリーが淡々と展開していく。しかし、この淡々とした展開が非常に効果的で、こつこつと積み上げてきた家族の幸せが一気に崩れていったときに、どうしようもないやるせなさが心に残る。こういうアプローチもあるのかと思わす佳作。
主人公、ドーン・アンナは実在の人物で、わしがもっている『コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー』でも発言が引用されていた。
主人公、ドーン・アンナは実在の人物で、わしがもっている『コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー』でも発言が引用されていた。
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