教育大混乱

2007年4月10日 読書
【プロ教師の会 洋泉社新書】

面白いんだけど、題名がいまいちな気がする。プロ教師の会編著で『教育大混乱』って題名なら、なんだか今の教育についてさんざん文句を言ってるんだろうなって思うよな。昔『学力崩壊』とか『学校崩壊』っていう題名でベストセラーになった教育関係本があったのでその路線を狙った題名なんだろうけど、どうも成功しているとは思えない、というか本来読んで欲しい人が手に取らないんじゃないかと思う。

あと、わしだけかもしれんが「プロ教師の会」って名称がどうもイメージ的によろしくないんだよな。なんだか関わりあいたくない人達の集団って感じがして(笑)。わしは、代表の諏訪哲二氏の著作も何冊か読んでるので、しごくまっとうなことを言っているというのは理解してるんだけどさ。

というわけで、内容は大変面白いです。イジメの章なんかもなるほどと納得させられるし、今の教育界の問題を俯瞰するにもいいと思います。

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