【レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房】

あ、まだ読んでませんが、買ったので。悩みに悩んだ末買いました。どうせ読むんだし、長いあとがきがなかなか良かったし。

しかし、村上春樹が訳したってだけでなんであんなに本屋にうず高く積まれてるんだ?ハリーポッターかと思ったぞ。早川はこんなに刷って大丈夫か?

わしは、『長いお別れ』は高校のときからそれこそ数十回読み返していてすっかり清水訳に馴染んでしまっているので、なんでいまさら再訳と思った。が、それは、あとがきに「僕は翻訳というものは家屋にたとえるなら、二十五年でそろそろ補修にかかり、五十年で大きく改築する、あるいは新築する、というのがおおよその目安ではないかと常々考えている。」という文章で納得がいった、もう清水訳から半世紀近くたってるんだもんな。

新訳を楽しみながらじっくり読みます。

コメント