【浅野 いにお 小学館】

いにお2冊目は、まごうかたなき傑作であった。

ひかりのまちと呼ばれる新興住宅街をめぐる物語。無機質なマンション群のなかで交錯する人々。画も上手いし、言葉もいい、そしてなによりいにお的センスオブワンダーの世界の素晴らしさ。でも、ファンタジーよりはずっとリアルなそんな話(どんな話やっちゅうねん)。

多分わしは、いまごろ浅野いにおで騒いでいるかなり遅れたおじさんなんだろうと思う。でも、いいねえこれ。

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