下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
2007年1月28日 読書
【内田 樹 講談社】
相変らず面白い。ちょっと言いすぎ、あるいはそこまで言ったら誰かに突っ込まれますよってな部分はたしかにあるが、それをおいてもこういったアクロバティックな視点で話す識者はそうそういないので貴重。
ま、普段からウチダブログを読んでいると、どこかで聞いた話ばかりなんだけど、それでも充分楽しめます。日本の子供は、怠惰で勉強しなくなったのではなく積極的に「学び」から逃避しており、日本の若者もまた積極的に「労働」から逃避しているとするウチダ先生の理路は、おおおと目から鱗請け合いです。
著者の意見に賛同するにしても、疑問を呈するにしてもいろいろなことを考えさせられる一冊。
相変らず面白い。ちょっと言いすぎ、あるいはそこまで言ったら誰かに突っ込まれますよってな部分はたしかにあるが、それをおいてもこういったアクロバティックな視点で話す識者はそうそういないので貴重。
ま、普段からウチダブログを読んでいると、どこかで聞いた話ばかりなんだけど、それでも充分楽しめます。日本の子供は、怠惰で勉強しなくなったのではなく積極的に「学び」から逃避しており、日本の若者もまた積極的に「労働」から逃避しているとするウチダ先生の理路は、おおおと目から鱗請け合いです。
著者の意見に賛同するにしても、疑問を呈するにしてもいろいろなことを考えさせられる一冊。
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