幻魔大戦の思い出

2006年11月21日 読書
いやあ、なんでこんな思い出に浸ってるかといいますとね、今日は仕事休みだったので、給料日前で財布も寂しいからここはひとつ「レレレにおまかせ」でも打って小遣い稼ごうとパチ屋にいったわけです。

レレレは昨日よりも全体的に釘は開いてるんだけど、いかんせん出ない。ウルトラセブンが導入されてから、レレレでまともに出そうな台ありませんがな。店のおすすめ台がぜんぜんおすすめでないってのはいつものことなんだけど、一番ましそうな台も苦労して一箱がせいいっぱいってどういうことよ、まあ2R地獄がわるいんだけどさ。

で、疲れたのでバーチャでもして帰ろうと思ったら、新台で「CR幻魔大戦」なんてあったので、昔を思い出して打ってみたわけです。打ったら中身はエヴァもどき、でもついつい深追いしてしまい久しぶりに大負け(涙)。トータル35Kの負けは、羽モノで細かくやってるわしにとっては痛いですヨ。もう、来月の小遣い随分先食いしちまった。

というわけで「幻魔大戦」であるが(ずいぶんと前フリが長かった)、平井和正のウルフガイシリーズやゾンビハンターにはまった中学時代、これもしっかり読んでたんだよな。でも、4巻からどんどんへんな方向に行っちゃって、小説の体をなさないお話になってしまった。文章の力で読ませるんだけど、肝心のストーリーは変な新興宗教物語に成り下がり、読んでたクラスメイトも一人減り二人減り、最終巻まで読んでたのはわしだけだった。

後に判明するのだが、このころ作者の平井和正自身が新興宗教にはまってたらしく、その影響でこんな風になってしまったそうだ。当時の角川春樹との対談なんか、まさに異次元の会話っぽくて笑えたのを今でも覚えている。

というわけで、昔を懐かしんでいると痛い目に会いますよということを知った一日でありました(意味不明)。

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