自民党の福田康夫・元官房長官(70)は21日、9月の党総裁選への立候補を見送る考えを表明した。
同じ森派の安倍晋三官房長官(51)との間で考えに違いのある靖国神社問題が総裁選の争点となることや、森派の分裂を避けることなどが理由だ。
福田氏は既に、こうした考えを同派会長の森前首相や青木参院議員会長らにも伝えた。総裁選では基本的に安倍氏を支持する考えと見られる。世論調査や党員調査で安倍氏に次ぐ支持を得ていた福田氏の不出馬で、総裁選の情勢は、「安倍政権」の誕生が有力になってきた。
福田氏は21日夜、都内の自宅前で記者団に、「年も年だ。この年になって(首相を)やれるか。(立候補しないことを関係者と)確認した。総合的に判断して結論を出すということだ」と不出馬の理由を説明した。総裁選で安倍氏を支持するかどうかについては「政策を見て、じっくりと(判断する)」と述べた。安倍氏の対中国をはじめとする外交姿勢が変わると期待できると考えたことも、立候補を見送る理由の一つであることを示唆したものだ。
(読売新聞) - 7月21日23時15分更新
ううう、きみだけが希望の光だったのに・・・なんでやめちゃうんだよー。晋ちゃんでいいのか?
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