この前からネット友人と話してた本を書店で発見したので衝動的に買う。そのまま読み始め、先ほど読了。
無実の罪で施設送りになり、更正のためにひたすら穴を掘らされ続ける主人公スタンリー・イェルナッツ。彼と同じ施設の少年たち、施設職員そして何より怖い女所長。「まずい時にまずいところに」いることが代々の呪いのようになっているイェルナッツ家の伝説と、彼らが穴を掘るグリーン・レイクの伝説、それらを含むいろいろな要素が絡み合いストーリーは進んでいく。すべての出来事が呼応しパズルのようにはまっていくのは気持ちいい。ストーリーの面白さだけでも読む価値はある。
しかし、この主人公のスタンリーがいい奴なんだよな。どんなに酷い目にあっても悪いことはすべてひいひいじいさんの呪いのせいにしてそれを受け止めていく。デブでいじめられっこだったスタンリーの成長と同じ施設の少年ゼロとの友情がこの良くできたストーリーに一本芯を通している。児童向けだけど大人が読んでも楽しめる、おすすめです。
無実の罪で施設送りになり、更正のためにひたすら穴を掘らされ続ける主人公スタンリー・イェルナッツ。彼と同じ施設の少年たち、施設職員そして何より怖い女所長。「まずい時にまずいところに」いることが代々の呪いのようになっているイェルナッツ家の伝説と、彼らが穴を掘るグリーン・レイクの伝説、それらを含むいろいろな要素が絡み合いストーリーは進んでいく。すべての出来事が呼応しパズルのようにはまっていくのは気持ちいい。ストーリーの面白さだけでも読む価値はある。
しかし、この主人公のスタンリーがいい奴なんだよな。どんなに酷い目にあっても悪いことはすべてひいひいじいさんの呪いのせいにしてそれを受け止めていく。デブでいじめられっこだったスタンリーの成長と同じ施設の少年ゼロとの友情がこの良くできたストーリーに一本芯を通している。児童向けだけど大人が読んでも楽しめる、おすすめです。
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