米要請でも靖国参拝やめず 大統領に首相明言
2006年1月22日 時事ニュース コメント (5)小泉純一郎首相が昨年11月に京都で行われた日米首脳会談で、自身の靖国神社参拝問題を自ら取り上げ、中止を求める中国を激しく批判し「米国に言われても(参拝を)やめることはない」と表明していたことが21日、分かった。日米関係筋が明らかにした。(河北新報) - 1月22日02時07分更新
最近の日中関係の悪化に関しては米国も懸念を強め、日中双方に関係改善を促しているが、首相発言は最大の原因となっている靖国参拝問題で米国の“仲介”も拒否する考えを示したもので、妥協しない姿勢を鮮明にした形だ。
同筋によると、会談でブッシュ大統領は「中長期的に中国をどう見ているのか」と靖国問題には直接触れずに中国への対応を尋ねた。これに対し、首相は靖国神社参拝問題に言及し「心の問題だ」と強調。参拝を批判している中国を「理解できない」と批判した。
がああ、正月の記事ですっかり安心していたわしがあほでした。小泉恐るべし、やりだしたことはなにが何でもやりぬくんですね、考えれば考えるほどわからなくなります。だいたい、首相になる前は靖国に参拝なんかしてなかったでしょ、個人的に関心がなかったのをあえていくようになったってことは、国としてそれが必要だと考えてるってことでしょ、ならそれが国益にかなうってことをきちんとわれわれに説明してくれ。「心の問題」だけではわからんだろ、「理解できない」のはこっちだって。
というわけで、今年の夏はいろいろありそうですな。
コメント
靖国問題が中国のカードから日本のカードに変わりつつあるという意見には同意いたします。小泉首相がどこまで狙ったかはわかりませんが・・・。
中国=やくざというような単純な決め付けは、たしかに議論を一見分かりやすくしますが、その時点で思考停止に陥ってしまうので、私は厳に慎むようにしております。
「言論・思想・信教の自由」を自分が「許容できる範囲」までしか容認しない者たちの集団と言う意味です。彼らはまるで「国家社会主義者」の集団です。自分(日本)に「うしろめたい過去」があっても「やくざ」が相手の場合は「誠意を示す」のは誤りです。彼らにとっては、「誠意」は「譲歩」と同意義です。第二次大戦前夜「ミュンヘン会議」でチェンバレンが犯した過ちを繰り返すことになります。不本意であっても、「力の信奉者」には「力」で対応するしかないのが(残念ですが)現実です。彼らは、おどしが効くかぎり「誠意を示せ」と言い続けます。
靖国に関してもそうです。参拝が正解かどうかではなく、小泉さんは参拝に行くと公言した以上、誰に何と言われようと参拝に行くべきだと思います。
そういう小泉さん(個人)が私は好きですけどね。
>以来の「参拝公約」は首相の自然な思いの表れだった。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/yasukuni/news/20010817-186.html