猪口邦子「ジュネーブより〜軍縮外交記」を読む
2006年1月13日 時事ニュース昨日読んだ本『ぼくは13歳職業、兵士。』ででてきた「猪口邦子」という名前が気になったのでいろいろ調べてみた。どっかで聞いたことある名前だと思ってたら、現職の国会議員でしたね(笑)。昨年あれほどの話題をさらってたのに、頭の中で一致しなかった。それほど、国連軍縮会議日本政府代表部特命全権大使としての彼女と新人議員(小泉チルドレン)としての彼女のイメージが違うのだ。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/iken/03/ronza/index.html
これが、彼女の大使としての軍縮外交の寄稿である。たしかに見ようによっては自慢話で、外務省の役人も小泉首相も褒めちぎりだ。しかし、それを割り引いても(いや、どれだけ割り引いたって)彼女のした仕事の質と量とその成果には敬意を表さずにはいられない。
この文章から見えてくる猪口像は、戦略的思考の行動家であり、事前の準備を怠らない努力家で、確かな人を見る目を持ち、人間関係の機微に長けており、そしてなにより平和への熱い思いと誠実さ公正さを持つ人物ということになる。うーん、国会議員としての彼女のイメージとの落差をここでも感じる。
これを読んだ後、新人国会議員の猪口を安倍晋三が怒る図なんてのを改めて考えると非常に可笑しい。国会議員にしておくには惜しい気がするな、もっと広いところで活躍したほうがいいのではないでしょうか。でもまあ、議員様になったものは仕方ない、今後のご活躍を期待いたします。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/iken/03/ronza/index.html
これが、彼女の大使としての軍縮外交の寄稿である。たしかに見ようによっては自慢話で、外務省の役人も小泉首相も褒めちぎりだ。しかし、それを割り引いても(いや、どれだけ割り引いたって)彼女のした仕事の質と量とその成果には敬意を表さずにはいられない。
この文章から見えてくる猪口像は、戦略的思考の行動家であり、事前の準備を怠らない努力家で、確かな人を見る目を持ち、人間関係の機微に長けており、そしてなにより平和への熱い思いと誠実さ公正さを持つ人物ということになる。うーん、国会議員としての彼女のイメージとの落差をここでも感じる。
これを読んだ後、新人国会議員の猪口を安倍晋三が怒る図なんてのを改めて考えると非常に可笑しい。国会議員にしておくには惜しい気がするな、もっと広いところで活躍したほうがいいのではないでしょうか。でもまあ、議員様になったものは仕方ない、今後のご活躍を期待いたします。
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