ブッシュ米政権が小泉純一郎首相の靖国神社参拝による日中関係の悪化に懸念を強め、アジア戦略の見直しを日本政府に強く求めていたことが明らかになった。昨年11月20日の北京での米中首脳会談で、ブッシュ大統領は靖国参拝を踏まえ歴史問題について対話の促進を求めた。同行筋によると、大統領発言は胡錦濤国家主席ばかりでなく、小泉首相も対象とした強い注文だった。米政府はこのままではアジアで日本の孤立化が進み、米国の国益にまで影響するとの警戒感を強め、参拝中止に直接言及しないまでも、アジア外交の見直しを迫ることにした。
(毎日新聞) - 1月1日17時21分更新

うーむ、これで靖国問題はひと段落だな、少なくとも首相としての小泉純一郎が靖国参拝することはもうないであろう。いままで米国が靖国問題について静観をしていたのは、日中韓の間が近付き過ぎないように(もちろん米国の国益に反するから)ということであろうが、今の関係悪化の状況は(もちろんアメリカの国益に鑑みて)行き過ぎているという判断があったのだろう。これで小泉首相が靖国参拝をしたら、逆にに大したものであるが、元旦の参拝は閣僚含めなかったようだし、おそらくこれからもないであろう。

いままで靖国参拝を支持してきた人達はこんなことで参拝を止めないように強く求めるべきだと思うが、わしを含め反対派は結果はよいにしろまたもや米国様のご指示ってことに割り切れない気持ちを抱くしかないのであろうな。

今年のアジア情勢はどうなるんだろうか、靖国問題が収まって日中韓の交流が進めばいいんだけど、仲良くなりすぎるとまたまた米様がちょかい出してくるんでしょうね。でも今回のちょっかいはちょっとだけ嬉しい。

コメント

nophoto
えろぱんだ
2006年1月2日0:51

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060101-00000004-san-pol
にっぽんじんはこういう歪曲の仕方を見習わんといかん。