悲しみは消えない〜飲酒運転の代償〜
2005年9月30日 映画会社員の男性(主演=永島敏行)が会社帰りに同僚と飲酒し、その帰宅途中、最寄り駅近くの駐車場に止めていたマイカーで変える際に死亡事故を起した。有罪判決を受け、刑務所に収監、会社からは解雇され、妻(朝加真由美)は被害者遺族への謝罪や示談交渉に追われ、マイホームはおろか家族の絆までも失っていく内容となっています。
挿入歌として、交通事故で人命を奪った青年の償いの日々を歌った「さだまさし」さんの『償い』が随所に流れ、ストーリーを盛り上げています。
会社の交通安全研修で見せられたビデオ。いきなりさだまさしの『償い』が流れる、部内の人間はなんだか変な出だしにざわついていたが、ドラマが始まりひたすら悲惨な話が展開されだすとしんとなってしまった。最後に『償い』の後半部分がかかってエンディングとなるのだが、これはあかん、泣きそうになるわ。
ドラマとしてはともかく、飲酒運転撲滅のための教育ビデオとしては、完璧なできだな。まさに、1時間後に送別会を始めようかという我々にとっては(みんなの気持ちが異様に沈んでしまったけれど)教育効果満点であった。
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