鈴木秀子の本を読むのは初めてであるが、調べたら『9つの性格』とか書いてた人であった。知ってたらこの本は読まなかったかもしれない、わしの食指が動かない方面だからね。でも、この本は読んでよかった、いろいろと考えさせられました。
本書は、相手の話を「聴く」ことにより相手自身が自分の問題に気付き自己解決を図れるようにしていくというアクティブ・リスニングの手法について書かれたものである。コミュニケーション技術によって相手を意のままに動かそうって言うのとは違い、あくまで相手が自分を自分自身で冷静に見つめなおすための手助けをする手法である。まあ、わしなんかも無意識にやってることが多く、そういったものに形を与えより深めてみたという感じでしょうか。わしは自分自身について考えるのに非常に役に立った。コミュニケーションについて、もう少し深く追求したい人にはお勧めですな。
で、本書を読んで考えるのはやはり娘との付き合い方だな。こういった、自分自身で気付かせるためのコミュニケーションをとるべきか、いわゆる強権的な親としての方法をとるべきかで悩むのだ。前者のほうが理想的であろうが、まず技術的に難しいってことととりあえず足下の状況を改善したいという欲求を満たすには後者のほうが早いのではないかという思いが交錯する。
わしは、長女が娘ではない、たとえばネットで知り合った女の子であったとしたら、いろんな面で実効的なアドバイスをしてあげられるし、信頼を勝ち得ることも出来る自信があるのだが、やはり親子という関係に縛られた状態ではなかなか出来ない話も多くて難しいな。まあ、この歳で高校生の子育てで悩めるのも得がたい経験ではあるんだが、なんだか早々と老成しそうな勢いだな。
本書は、相手の話を「聴く」ことにより相手自身が自分の問題に気付き自己解決を図れるようにしていくというアクティブ・リスニングの手法について書かれたものである。コミュニケーション技術によって相手を意のままに動かそうって言うのとは違い、あくまで相手が自分を自分自身で冷静に見つめなおすための手助けをする手法である。まあ、わしなんかも無意識にやってることが多く、そういったものに形を与えより深めてみたという感じでしょうか。わしは自分自身について考えるのに非常に役に立った。コミュニケーションについて、もう少し深く追求したい人にはお勧めですな。
で、本書を読んで考えるのはやはり娘との付き合い方だな。こういった、自分自身で気付かせるためのコミュニケーションをとるべきか、いわゆる強権的な親としての方法をとるべきかで悩むのだ。前者のほうが理想的であろうが、まず技術的に難しいってことととりあえず足下の状況を改善したいという欲求を満たすには後者のほうが早いのではないかという思いが交錯する。
わしは、長女が娘ではない、たとえばネットで知り合った女の子であったとしたら、いろんな面で実効的なアドバイスをしてあげられるし、信頼を勝ち得ることも出来る自信があるのだが、やはり親子という関係に縛られた状態ではなかなか出来ない話も多くて難しいな。まあ、この歳で高校生の子育てで悩めるのも得がたい経験ではあるんだが、なんだか早々と老成しそうな勢いだな。
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