しのびよるネオ階級社会―“イギリス化”する日本の格差
2005年4月28日 読書
うーん、話自体はそんなに変じゃないし、論旨に反論もないし日本社会が階級化されてきていることにも同意する。でも、自分話が鼻につくんだよな。それをキャラとして売りにしているのも分かるんだが、もう少しうまいやり方があるのではないかと。著者(大学中退)は自分が学歴コンプレックスとは無縁のような書き方をしてるが、それはないだろうと思わず突っ込みたくなるな、文章の隅々からそれを感じるんですが・・・(笑)
日本社会階層化についての話は、すでにあちこちで言われているし、本書では特に目新しい話もないし深い洞察もない。むしろ英国社会の話が著者の実体験に基づいていてなかなか面白い。読み物として気楽に読むにはちょうどいい本かなとそう思いました。
しかし、日本社会の階層化の話は聞くたびに気が重くなるな。本書でも触れられているが、下級層が固定されることによるモラルの低下、右傾化が日本でも進んでいくのは目に見えるようだ(憂鬱)。
日本社会階層化についての話は、すでにあちこちで言われているし、本書では特に目新しい話もないし深い洞察もない。むしろ英国社会の話が著者の実体験に基づいていてなかなか面白い。読み物として気楽に読むにはちょうどいい本かなとそう思いました。
しかし、日本社会の階層化の話は聞くたびに気が重くなるな。本書でも触れられているが、下級層が固定されることによるモラルの低下、右傾化が日本でも進んでいくのは目に見えるようだ(憂鬱)。
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