声に出して読みたい日本語 (4)
2005年4月14日 読書
今や、次から次へベストセラーは出すわ、テレビには出まくるわ、当代随一の売れっ子教授の斎藤孝であるが、やはり世間に知られ出したのはこの『声に出して読みたい日本語』シリーズからであろう。このシリーズは、名文といわれる日本語(翻訳もある)のテキストを抜き出し、大きな書体ですべての漢字にルビを振り、誰でも朗読できるように作られていて、それぞれの文章の最後に著者の解説があるという体裁になっている。
わしは、高校時代には「奥の細道」とか「方丈記」を趣味で暗唱するような学生だったので、最初に『声に出して読みたい日本語』を本屋で見かけたときは素直にやられたと思った。ひがみっぽいわしは基本的に売れっ子は嫌いだが、この著者の方法論はまったく正しいと(残念ながら)思う。なので新刊が出ると買っていそいそと読んでしまうのだ(今のところこのシリーズ以外に手を出そうとは思ってないが)。
で、さらさらと読んでみて、4巻目になっても著者の文章のセレクトはセンスが良いと再認識する。今回は村上春樹や町田康も登場だ。著者が「相田みつを」とかをセレクトするようにさえならなければ、これからも楽しみに買い続けることでしょう。
わしは、高校時代には「奥の細道」とか「方丈記」を趣味で暗唱するような学生だったので、最初に『声に出して読みたい日本語』を本屋で見かけたときは素直にやられたと思った。ひがみっぽいわしは基本的に売れっ子は嫌いだが、この著者の方法論はまったく正しいと(残念ながら)思う。なので新刊が出ると買っていそいそと読んでしまうのだ(今のところこのシリーズ以外に手を出そうとは思ってないが)。
で、さらさらと読んでみて、4巻目になっても著者の文章のセレクトはセンスが良いと再認識する。今回は村上春樹や町田康も登場だ。著者が「相田みつを」とかをセレクトするようにさえならなければ、これからも楽しみに買い続けることでしょう。
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