【産経新聞大阪社会部 扶桑社新書】

サンケイ新聞にこのような「死」について考える特集記事があったこともまったく知らなかったし、この本が昨年出版されていたことも知らなかった。本書に書かれている内容は、まさにわしが日頃興味を持っていることばかりなだけに、出てすぐに気づくはずなんだけどなあ・・・、産経だから無意識に避けてたのかな(笑)。いや、べつに産経だけが嫌いなわけじゃないですよ、朝日だって嫌いだし、個人的には今いちばんまともなのは一部の地方紙だと思う。

と、話がそれてしまったが、なかなかしっかり作られた良書である。現代日本における「死」について考えるきっかけにはいいのではないでしょうか。ただ、やはりサンケイと思わせるのは最終章の「戦争と平和」、特攻を美化するのを悪いとは思わないがちょっと本書の流れからはずれていってる感は否めません。小林よしのりを参考文献に連ねるなら保阪正康だって参照すべきだとわしは思う。サンケイらしすぎ(笑)。
娘が学校の野外活動でお泊り&明日は代休なので、八咫と国分町方面へ。

ちょいと前から気になっていた、秋田の有名ホルモン焼き屋の仙台店に行ってみる。狭い店だったが、ほぼ満席で店内はオヤジ度100%、運よく即座れてジンギスカン鍋で焼くホルモンを味わう。いやー、美味くて安かった。しかし、詰め込んで20人ぐらいの店の狭さで、単価安いし、客が長居するからぜんぜん回転しないんだが、経営は大丈夫かと心配になりますな。

その後、シヅクトウヤのカウンターで二人飲み。八咫の友人がSD(スーパードルフィー)に興味があるって話から球体間接人形の話で盛り上がり、四谷シモンの人形が雑誌で600万オーバーで売ってただの、立ち読みした『南極1号伝説』って本が面白かっただのって話になり、最後はオリエント工業のダッチワイフの素晴らしさについて語りあう変なカップルになっていました。いあ、もちろんわしも八咫もダッチワイフは使ったこと無いですが。

話は変わるが(変わらないか)、ダッチワイフ(ラブドール)もSDも人形を擬人化するというのはおんなじで、使う言葉も「お迎え」とか「里子に出す」とか言い回しが同じなのが面白いです。

【VF5】VF5通信

2008年5月19日 VF5
本日のVF5通信に「VF5Rへの引継ぎについて」という重要(?)なお知らせがあった。
【段位】
段位システムが変更される為、VF5Rにカードを引き継いだ時点で、以下の段位に変換(段位ポイントはリセット)されます。

▼引継ぎ段位一覧(引継ぎ前の段位 → 引継ぎ後の段位)

初段〜五段 → 初段
六段〜十段 → 二段
皆伝 → 三段
巧者、強者、猛者 → 三段
名人、達人、鉄人 → 三段
名将、闘将、武将 → 三段
拳王、闘王、武王 → 四段
拳聖、闘聖、武聖 → 四段
皇帝、大帝、天帝 → 四段
拳神、闘神、武神 → 五段
※10級〜1級のカードは、段位ポイントごとそのまま引き継がれます。

【特殊称号】
獲得した特殊称号はVF5Rに引き継がれます。

【戦績】
戦績はVF5Rに引き継がれます。

【アイテム】
所持している全てのアイテムは、VF5Rに引き継がれます。

【幻球】
VF5での幻球周回数、及び、幻球はVF5Rには引き継がれません。
VF5Rでは幻球システムが新しくなるため、現在の幻球は無くなります。
※現在の幻球で獲得できるアイテムは、VF5Rから別の獲得方法に変わります。
※VF5Rへ引き継ぐまでにVF5で幻球を集めて獲得したアイテムは、そのままVF5Rへ引き継がれます。

【ファイトマネー、アイテムチケット】
ファイトマネーやアイテムチケットは、VF5Rに引き継がれます。

【各種ランキング(ハイスコア、公式ポイント、総合ポイント)】
VF5Rにおいて、VERSION D REVISION 1のランキングはリセットされます。
それに伴い、各種ポイントは0になります。

【バトルアリーナ4】
「技カード」「BAアイテム」「BAコスチューム」などのバトルアリーナ4専用アイテムは、VF5R版VF.NETには引き継がれません。
ただし、バトルアリーナ4で獲得したVF.NETアイテムやファイトマネーは、VF5Rに引き継がれます。
※バトルアリーナ4で獲得できるVF.NETアイテムは、VF5Rから別の獲得方法に変わります。


というわけで、段位やランキングやバトルアリーナはどうでもいいんだが、嬉しいのはアイテム、ファイトマネー、アイテムチケットが引き継がれるってことだな。アイテムチケットが引き継がれるってことは大会に出る意味が大きくなって、モチベ維持になりますな。

アイテムは引き継げてもマネーは絶対引き継げないと思ってたから、あやうくショップで全部買っちゃうとこだったよ、あぶねえあぶねえ。

SとM

2008年5月18日 読書
【鹿島 茂 幻冬舎新書】

立ち読み。フランス文学者の著者がSMについて考察した本。

内容は、喩えが極端ではないかと思われるところも随所にみられるがおおむねまっとう。最近、SMが非常にライトに語られることに苦言を呈されておりますが、ごもっとも思う反面、わし的にはどこまでの意味でそれが語られているのかってことのほうが興味あるんですが・・・(といっても著者にそれを求めるのはお門違いでしょうけど)。

ついでに一つ言わせてもらえば、著者の言うSとMの関係性はたしかにその通りだと思うのだが、現実には人間の性癖と関係性と言うものは安易な想像を超えたバリエーションをもち、人それぞれ、カップルそれぞれなのであり、SMとはこのようなものであるといっても、すぐに枠に入りきらないものがぞくぞく溢れてくるというようなもんだと思う。基本秘め事なだけに、調べるの難しいしね(著者は社会学者ではないのでそんなことしようとも思わないだろうけど)。
ちょうど県北方面に出かけた帰りだったので寄ってみました。もう公式ポイントもいらないんだけど、やはり大会形式も楽しいよね、人もそれなりに来るし。

一回戦でとっとと負け、古川勢と野試合を楽しみ帰りましたとさ。しかし、最近ゆるいレバーがどうも駄目なんだが、ほとんどの人が問題なく使えてるってことはやはりわしに問題あるんだよな・・・。避け攻撃、OMがでなくて悶絶します。

悩む力

2008年5月16日 読書
【姜尚中 集英社新書】

昨年NHKで姜尚中がやってた「私のこだわり人物伝 夏目漱石 悩む力」のシリーズがとても良くて印象に残っていたのだが、本書の内容がずばりそのものだったので買って読んでみた。

大変読みやすく面白かったです。漱石もちゃんと読まないとなと思ったしだい。
【志村貴子 エンターブレイン】

わしは、人に薦められた本(特にコミック)は素直に読む人なので、これも薦められたので読んでみた。おー、面白いな。
女の子になりたい少年・二鳥修一と、男の子になりたい少女・高槻よしの。誰にも言えないこの気持ち…。思春期手前の子供たちの揺れる心情を描く話題作。


というわけで、小学校高学年からはじまって7巻でようやく中一になった学園物というか友達物?子供たちの人間関係をよく拾って描き込んでいるよな。娘にも読ませたいと思った、けど恋愛話も多いのでやっぱりやめとく。

子供たちが変な分、親がわりとまともで家庭が成立してるのが救いですな。
【武村政春 ちくま新書】

本当に題名どおりの、分かりやすいDNA入門、以上。

あ、面白いですよ。
【城繁幸 ちくま新書】

著者の書いてきた本は、『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』『日本型「成果主義」の可能性』『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』とどれもそれなりに話題になってきて、そのたび読もうかとおもったんだが縁無く、本書が初めてとなりました。

が、たぶんいちばんつまんないのではないかと・・・。とくに前半は酷すぎるんじゃないかな。3年で辞めてキャリアアップに成功した若者の事例集みたいになってるが、影の部分を放置しすぎだろうと思う。後半、ややまともになってくるが、本書を貫く「昭和的価値観」と「平成的価値観」の二項対立はあまりに強引すぎるし、年功序列に対して否定的なのは同意できる部分も多いが、じゃどうするかって部分はかなりお粗末だと思う。

いままでの著書が結構面白そうなだけに、期待はずれで残念。機会があったら前のを読んでみます。
【VF5】代打ちだけど82P達成
いやー、長かった。ようやくゴールの公式ポイント82ポイント集まりました。『ブルーロングヘアー』をゲット、これからは公式大会とオープンバトルはまったりと参加いたします。

このまえ、東部で会った某氏にラウカードと100円を渡し、サムワンのオープンバトルいくんだったら頼む、無理していかなくていいけど行ったらついでにやっといて、と頼んでおいたかいがありました。オープンバトルは参加人数増えれば上位の獲得ポイントが上がるし、大会の時間中対戦台が埋まりっぱなしで空かないってこともそんなにないので、多分だれにも迷惑はかけてないと思う。かけてたらすまん。でもいちばん迷惑かけたうるるはんありがとう(涙)。

というわけで、VF5Rにすべてのアイテムが引き継げるということであれば、残された仕事はショップでアイテム大人買いするってことになるんだが、買っといたほうがいいのかな?たぶんアイテム全部買えるだけのマネーは持ってるし。

母の日は

2008年5月11日 読書
母の日は
だらだらと家で過ごし、夕方から独りでスーツを取りにいく。グレーの地味なの買ったつもりだったが、あらためてみると白系のストライプが意外と派手、というか若向けですな、まいいけど。それより、それにあわすネクタイを先に買ってしまってたんだが、スーツのストライプのイメージ無かったのでネクタイも思い切りストライプにしてしまってます・・・使えねえ。

その後、本屋に寄ってたら今日が母の日だったと思い出した。あー、なんかかって帰ったほうがいいよな、と適当に目についた本を買う。

『山本容子のジャズ絵本 Jazzing』

あと、発泡日本酒「すず音」を一本買って、こんなもんでいいだろうと帰宅。

八咫に、なんでこの本なのかと不審がられる。いや、たまたま目に付いただけですが・・・何か?CDもついてるんだぜ!
【土井隆義 ちくま新書】

現代の若者の生き辛さを「優しい関係」をキーワードに読み解いていく若者論。なかなか面白かったが、後半のケータイ小説、ケータイ電話、ネット自殺に関する話は、読み物としてはいろんな話が出てきていいんだけど、ちょいと突っ込み不足ではないかと思う。

でも、前半はほんとに面白かった。特に、第二章『リストカット少女の「痛み」の系譜』は素晴らしい。40年近く前に自殺し、その日記『二十歳の原点』が出版され話題になった高野悦子と自傷を綴ったウェブ日記で有名になり、高校卒業後に自殺してしまった『卒業式まで死にません』の南条あや、この二人の少女を通して若者の意識がどう変わったのかを考察していく。同じ繊細な少女の日記でありながら、高野悦子にはこれから自分がどう成長しどう変わっていくべきなのかという視点があり、それがなされない苦悩がある。一方、南条あやにとっては今そこにある自分は変わらないもので、身体だけがリアルなものとしてあり、それを傷つけることによってのみリアルを感じ、絶え間ない自己承認欲求に苦しんでいる。青年期における苦悩の変わらない部分と時代によって変化してきたものが見事に切り取られて提示されている。この章だけで、充分買ったかいがありました。
07-08 UEFAチャンピオンズリーグ
引越ししてからネットの回線速度が速くなったので(前も光だったんだけど遅かった)フレッツのサイトで動画なんかを観ている。無料のコンテンツなんかたいしたもんないよなと思ってたら、なんとチャンピオンズリーグが全試合観られるということが判明。ちまちまと観てます。

我がマンUも決勝進出を決め、チェルシーとの一発勝負の決勝戦に勝てば、あのベッカムがいた黄金時代、奇跡のロスタイム2ゴールの大逆転劇の98-99シーズン以来の栄冠を手にすることになる。決勝はちょいと気合を入れて応援しますよ。

でも、チェルシーのほうが面白いんだよな、試合内容・・・。
ダ・ヴィンチ 6月号
リニューアル2号目は、「デトロイト・メタル・シティ」特集!?

描き下ろしで、クラウザーさんにダ・ヴィンチ が引き裂かれ「KYUKANせよ KYUKANせよ」と叫ばれているのが笑えます。しかし、リニューアルを図ったりしてるあたり、売り上げが伸びてないのかな?雑誌の生き残りも大変だな、この内容で450円は絶対に安いと思うんだけどなあ。

みなさん買ってあげてください(だからお前が買えって)。

悩む

2008年5月7日 日常
悩む
ここんとこずっと悩んでいるのは、舞台とライブのチケットを買うべきか買わざるべきか、果てまたひとりでいくのか誰か誘うのかってことだ。

ひとつは、ZEPP SENDAIでやる『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』山本耕史ヘドウィグもなかなか評判いいみたいだし、内容の良さは映画版を観て知っているしなあ。前回、仙台でやったときは見送ってしまったので今回はどうすべなあ・・・。今月の舞台なのにいまだチケットがあるのが恨めしい。

もうひとつは、JUNK BOXでやる「SOIL & "PIMP"SESSIONS」のライブ。前回は月曜のライブってことで涙をのんだが、やはり二度逃すのは辛いよなー(というか、今回も月曜!!)。過去二度の参戦はもう最高だっただけになんとか無理してでも行きたいよなー。

なんでどっちも平日にやるんだよ・・・、とぶつくさ言いつつもだれかわしの背中を押してくれー!!
月刊 PLAY BOY 6月号
特集の「世界を変えた50枚の写真」がよいですな。超有名なショットばかりでいまさら感もあるけれど、やはり良いものは良い。

立ち読みですますが、うっかり買いそうになりました(買えよ)。

ほかにも読むとこたくさんあるのでお買い得度は高いですよ(だから買えって)。
というわけで、誠に残念なことですが、本日の獲得ポイントは1ポイントのみ、連休中の82ポイント達成はなりませんでした(涙)。だって、人がたくさんいたのはいいんだけど、ぜんぜん勝てねえよ!20位にも入れなかった、これはかなり悲しい。

ま、あと1ポイントは大会に参加さえすれば獲得できるから来週にはなんとかなんべな。あうあう、早く終わらせてすっきりしたいです。

あと、動画がうまく検索できないとの話をいただいたので、改めてリンク貼っときます。ここにないのは容量の関係で削除しました。いまどきのブログはたいてい動画ごと貼れるんだけどねえ、もちとがんばれ>Diary Note<ユーザー逃げるぞ。
http://www.moviecaster.net/search/?search=yamaneko
昨日に引き続き、本日は宝島でオープンバトル。貴重な連休の間に毎日ゲーセン通いするわし。八咫はほったらかし。

あ、でも午前中はちゃんと部屋の片付けとかしてたんですよ。

結果、なんとか2ポイントゲットで、あと2ポイントでゴールだ!明日の東部でたどり着きたい(というわけで、明日もゲーセンに行くわけです)。
さて、本日はオープンバトルが始まってからすっかり影の薄くなってしまった公式大会が宝島台原で開催。おりしも世間(バーチャ界の世間)では、ビートラ杯が東京で開催されており仙台でも主力の人々はみんなそっちに行っちまってるわけです。つまり、今、仙台はバーチャ的にはもぬけの殻、この公式はかなり狙い目ですよ。しかし、お祭りとはいえ皆さんモチベーション高いですよね、楽しそうではあるがわしはそこまで気合なかった。

引越ししてからは、地下鉄沿線なので台原にもあえて地下鉄で向かったんだが、いまから思えばそれがそもそもの失敗。小一時間ほど早くついたので野試合でもしようかなと思って財布を見たら・・・カードがない!!ぐおおお、忘れた(号泣)。

なんとか取りに帰ろうと、北仙台駅まで歩くもどう計算したって間に合わない。これが車だったら余裕で取ってこれたのに!そこで、無い頭で必死に考えて出した結論。新キャラでカード登録して出場、これしかない!!いやでも、ほんとわし他のキャラ出来ないんですよ。やむを得ず登録だけあったラウを削除し、新たに作成して試合にのぞみました。

インチキくさいラウでしたが、なんとか2回勝てました。ほんとインチキでスイマセン。でも、でも、へたすりゃ優勝するかもってちょっと思ったのは内緒だ。とりあえず1ポイントゲットでいいです、ゴールは近そうで遠い。

あ、優勝はあの面子では順当なけー君でした、おめでとう。

へんないきもの

2008年5月2日 読書
へんないきものマニアの八咫がamazonから買って面白そうに読んでいたので読んでみた。面白い。

実在する変な生き物のお話だけど、コラムが抜群に面白いですな。何年か前に出版されて話題になってたときにも読んだはずなんだが、そのときはあんまり面白かった印象なかった。でも改めて読むと結構笑えます。わしの感性が変わったのか、そのときどうかしていたのかは分からないが、楽しい時間つぶしにもってこいの一冊。

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