ブッダ

2011年7月20日 コミック
不思議なことに、この作品は電子書籍のなかでは雑誌らしい。雑誌?

次の巻を買うのに検索が大変だから、きちんとコミックに分類するように。これではこの作品をリスペクトしているのかけなしているのかよくわからんぞ。

面白いです、手塚治虫ですから。語り口がさすがです、手塚治虫ですから。

ガダラの豚

2011年7月19日 読書
やっと読めた(実際読んだのは今年のGWころなんだけど)。らもはんの傑作長編を読もう読もうと思ってはや幾とせ。気がつけば十数年経ってたんだな。そのあいだにらもはんは逝ってしまわれるし(涙)。短編とエッセイの人かと思ってたら、こんな面白い長編も書けるじゃないですか、あんさんやっぱり凄かったんですな。

らもはんがアフリカの呪術に題材を得た時点で、この話の面白さは決まっていたんだと思う。いやいや、最初から最後まで堪能いたしましたよ、呪術をこれだけリアルに書いているのは凄いの一言ですわ。読むべし。
上司主催のホームパーティに、一升瓶を手土産に参加する。仕事がらみの呑みはあんまり好きじゃないんだけど、日本酒が旨くて気持ちよく酔う。宮城の酒は純米以上なら外れたことないな、今回は、乾坤一の純米吟醸雄町、これで一升三千円ちょいなので文句ない。

あ、ホームパーティという名目ですが、職場の飲み会そのものでした。ぐお。
少しずつ、少しずつではあるが、電子書籍のラインナップが増えてきて、買ってもいいなと思っていた本も増えてきた。

そこに、ふと現れた北方水滸伝。これは読まなきゃいけませんな。北方節を堪能するのは10年以上ぶり、やはりいいです。というか、安心して読めるんだよな。王進が史家村の暴れ者史進を打ち負かし、請われ弟子とするシーンなんぞ、やはり分かっててもぐっときますな。これはじっくり読んでいきたい。

あと、この小説は電子書籍ならではの工夫があって、画面上のボタンを押すと登場人物一覧に飛んでくれる。これは、この小説みたいに登場人物が多い話を読むにはとっても便利。初めていいなと思う機能が搭載された電子書籍に行き当たりました。もっと進化していいような気がするんだけど、少しずつましになってきているということで、長い目でみていきます。

きみの友だち

2011年7月16日 読書
娘がハードカバーで買ってきてたので読んでみた。やつは気に入ったものは何度でも観たり読んだりするタイプなので、この本も何年か前から何度も図書館から借りてきては読んでいたんだけど、手元に置いておきたくてついに買ったそうだ。

まさに、小中学生の微妙な心理が書かれていて、親としては娘がこういう本を気に入っているということに少し安心感を覚える。ああ、たぶんやつは人との繋がりをうまくこなしていけるだろうな、きっと大丈夫、そう思わせてくれるような本である。この年頃の子供たちが友達関係で陥りそうなことが物語られ、これを仮想体験することで、少しでも相手の気持ちに心を向けられるようになるのではないかなと思う。

まあ、そんな単純にいいことばかりは無いだろうけど。すごい勢いで育っていくよな子供って。
昨年10月以降のわたくしの仕事の状況

’10.10〜 なぜかうちの部署だけ人が減り、ただでさえ限界に近いのに仕事量3割アップで確実に死ねると予感。でも年内乗り切ればなんとか回りだすかもしれん。

’11.01〜 年が明けたが、あんまり変わらねえ。サー残業で回しつつ、4月の人事異動に夢を託す。

’11.03.11〜 あまりにすごい体験で、まさに文字通り世界が変わった。このことはまた少しずつ書いていくかもしれない。いずれ、仕事面ではいろいろなことがご破算になり、正直助かった部分もある。

その後の復興業務で、すぐにもとの忙しさに戻り、4月の人事異動は凍結

’11.06.01〜 凍結されていた人事異動が発令、わが部はベテランが抜けこの業務は初めての新人が来た。コロス気ですか!てのが最初の感想。ついでにボスも変わる。

新しいボスはまともな人なので、労務管理も驚くほどまとも。とても休日出勤なんか認められない(ましてやサービス出勤なんぞ)。土曜終日のサービス業務でなんとかごまかしてたのも終わり。破綻の足音が聞こえてくる。

てな状況なので、こんな本も目の前に出てくればついつい読んでしまうよな(笑)。思った以上にまともな本で、書かれていることもまさにそうだなと思う。いろいろと参考になるアイデアもあり、さっそく生かされることでしょう。問題は、仕事を振るところがないってことなんだよな。

でも、休日がしっかり取れそうなので日記もまた書こうって気になったし、悪いことばかりでもないね。
少し前から、『風雲児たち』という超マイナーだけど読んだ人たちの評価がやたら高い歴史マンガがあることは知っていて、いつか機会があったら読もうと思っていた。

それが電子書籍で配信がはじまり、毎週一冊の追加を楽しみに購入している。もう30年も前からの連載なのでギャグもかなり古いがわしも古いので全く違和感なく読めますな。歴史の大きな流れを押さえつつ、埋もれた傑人にもスポットライトをあて、江戸の時代にも大した人たちはいたんだなあと感慨深く読むのでありました。

蛮幽鬼

2011年7月13日 映画
蛮幽鬼
ゲキ×シネがらみでもうひとつ。

映画館で観た『蛮幽鬼』があまりに素晴らしかったので、DVDを買ってしまった。ブルーレイがないのが残念だけどおおむね満足。わしの中では、『朧の森に棲む鬼』『髑髏城の七人』を押さえて堂々のトップとなりました。残念なのは古田新太が出ていないというところぐらいか。

『蛮幽鬼』のいいところは、前半から見せ場が次々とありしっかり盛り上がるところ。上川隆也、堺雅人、早乙女太一といった面々にしっかり見せ場を用意し、誰目当てできた客もしっかり楽しませる心配りのなされた脚本。特に、堺雅人ファンのOLや早乙女太一ファンのおばさま達は萌え死ねたこと請け合い(わしの勝手なイメージですが)。かくいうわしも早乙女太一の殺陣のきれいさにはちょっとびっくりした。今夏の『髑髏城の七人』の再演(通称「ワカドクロ」)にも出演しているようなのでそれも楽しみ。稲森いずみも最初はどうかと思ったが後半どんどんよくなっていき、いつものメンバーはいつも通りの盛り上げかたで、何度観ても楽しい。これは、本当に生の舞台で観てみたかった、スタンディングオベーションがとまらなかったのがわかる気がするな。

薔薇とサムライ

2011年7月12日 映画
薔薇とサムライ
ゲキ×シネ公開二日目の日曜に観たので、もう先月になるんだな。や、それでね、いつも思うんだけど仙台はゲキ×シネの客の入りが悪いんじゃないかと。公開二日目の日曜だというのに半分も客席が埋まらないというのはどういうことなんだ!
もっと人気があってしかるべきだと思うんだけど、そんなにチケット2500円が高いか!?(帰りに入り口近くに300円割引券がおいてあるのに気付き、歯ぎしりしたのは事実だが)

まあいい、来ていた客は新感線フリークが多くみんなで楽しく観劇できたので満足だ。前半ちょっと心配になるけど後半でしっかり盛り上げるいつものパターンで、最後は客席から拍手が起こり、変な一体感をもって終了。天海祐希が舞台に立つとどれほどすごいかを思い知りました。

前作?の『五右衛門ロック』の流れからして、絶対最後の盛り上がるところで見栄を切るはずと思い、ずっと待っていたらやはり来ました。お約束とはいえちょっとしびれる(笑)。

みなさん、上映してるうちに是非どうぞ(といったはいいがもう公開終了か・・・)。

太った

2011年7月11日 日常
震災後、何度か日記を書こうとしたんだけどパスワードがわからず、PCも変えてしまい登録してたメアドもわかんなくなって、どうしようもなく放置しておりましたが、なんとか見つけ出したよ@メアド

というわけで、健康診断で5kgほど太ったことが判明し(いや、うすうすわかってたが)、とりあえず痩せようと思った次第。運動できる環境はまったくないけど、なんとかがんばりましょう。



で、いろいろと書きたいこともたまっているのでぼちぼち書きたいと思います。
あなたは、本校の入学予定者となりましたので通知します。

とのことで、受かったみたい。



めでたい。
ものすごい鼻水とくしゃみが出るんですけど、これって、まさか、、か花粉症??

まだ1月だよな。

そんなに重症じゃなかったと思うんだけどな。

容疑者Xの献身

2011年1月9日 映画
何気なく家人が録画していたものを観たんだけど、面白かった。

こいつは泣けますな。堤真一すばらしい、福山、柴崎は個人的にどうでもよし、松雪を観ながら家族で、やっぱり美人はとくだよねーとひとしきり。

物語の展開といい、見せかたといいとてもよくできてるとは思うんだが、大きな疑問がひとつ。原作読んでないから解らないだけかもしれないので教えて欲しいんだが、あんな複雑なことしなくても、死体をわからんように始末するのに頭脳を集中させるだけでよかったんじゃね?
本日は娘の受験日で、朝早くから颯爽と出かけていった。宮城県の中学受験なんか生温いもので、首都圏の状況から比べたらたいしたことないんだが、それでも2年間は塾に通って準備してきただけにがんばって欲しい。

まあ、10倍を超える難関なので受かればラッキーぐらいだよな。模試や塾の順位ではずっと合格圏内だけど、かといって絶対安泰なグループとはしっかり差があるし、なにより家庭学習してねえし(笑)。昔はやたら本読むのが取り柄だったのに、最近はジャニーズとAKB好きな芸能ヲタに成り下がり、それじゃあまりに普通すぎるだろうと。わし的にはもっとこう、マニアックに生きて欲しい(違)。


試験終わって、答案見せてもらったがこりゃまた微妙な感じですな。痛い単純ミスもちらほらあるし当落線上じゃないかなあ。本人はすっかり吹っ切れてハイテンション、もうどうしようもないもんね。まあ一区切り付いてよかったです。
昨日から熱はあったんだが無理して仕事してたら見事に悪化してしまい、今日はさすがに休みました。明日は娘の中学受験日なので、寝室に籠って家人との接触を避けおとなしく寝る。

寝床で『罪と罰』を読んでいると、熱病に浮かされながら徘徊するラスコーリニコフに自分を重ね合わせてしまう。そういや、昔よく人を殺す夢を見ていた。殺人の後、床下に屍体を埋め、発覚を恐れて逃げ惑う悪夢だったが、一時期、結構な頻度でみてたんだよな、あれはなんだったんだろう。


GALAPAGOSは暗い部屋でもさくさく読書ができて便利ですな。ちょっとトラックボールが反応よすぎてかってにページめくっちゃうのがなんですが。
わしは昔から本好きで、本はやっぱり紙だと思う。さらに本と同じくらい本屋が好きで、本は本屋で買うと決めている(だからアマゾンなんか使ったことない)。そんな私がついついGALAPAGOSなんていう電子書籍リーダーを買ってしまいました(すいません本屋さん)。

でもねー、間違いなく近いうちに電子書籍が紙の書籍に取って代わるよな。出版不況自体は、電子書籍によって市場が広がる可能性があるから出版社には光明があると思うが、本屋にはますます厳しい時代が続いていく。まだ今までの流通に遠慮があるが、電子書籍の市場が広がっていくどこかのタイミングで出版社は電子書籍中心に舵を切りだすだろう、そうなるとやはり厳しいのは本屋、がんばれ本屋!

あ、でGALAPAGOSですが、リーダーとしてはいいんじゃないでしょうか、快適に読書できます。簡単に本が買えるのでなれるとヤバいですな、とりあえず『罪と罰』全3巻を930円で購入して読んでます。あとはショップの書籍点数が増えるの待ちでしょうか。ついでに本体39,800円は高すぎです。金が余ってるか、わしのように人柱気分でないと絶対買えません。

あけましておめでとうございます。

すっかり、ここも放置しっぱなしでした。しばらく前まではきちんと書くようにというお叱りもあちらこちらから受けてたんですが、最近はそういうこともなくすっかり忘れられてるようなので、思い出したように近況報告しときます。

とりあえず、この一年半は仕事に追われまくってまして、特にここ数ヶ月は酷くなる一方・・・涙。思い起こせば一昨年の夏、ふとしたきっかけで担当業種がかわったのがわしの適当仕事LIFEの終焉でありました。異動の当初からやたら忙しい部署だなあと思ってたら、このわずか1年半の間に、課員は2分の1以下に削減されてしまい、取引先に迷惑をかけたくないというそれだけの理由で、モチベーションは低いがやたら働く社員になってしまいました。それなりにいた若手は、みんなキャパを超える仕事量にトラブルを続発させ(まあ若手以外もトラブルだらけなんだけど、年の功でなんとか収めてるので)体よく異動となってしまい、気づけばだれもいなくなってしまった(わしが最年少なんだよ!)。しかし、彼らが無能なのではなく、もともと若手には荷が重い法人担当で、しかもフォローするはずの上司同僚がオーバーフローぎりぎりとなれば、ろくな指導もしてやれない放置状態で、これはなるべくしてなったとしか言いようがないよな。後に残ったのは、もう少しいろんなことを教えてやればよかったという後悔と、次の部署ではなんとか育っていってほしいという祈りにもにた気持ちだけです。
とりあえず、一人が背負う荷物はどんどん重くなり、あと誰か倒れたりギブアップしたら確実に終わるな、という暗い予感を抱きつつ仕事に励む今日この頃です。

でも、こんなことっておそらくあちこちの会社で起こってるんだろうね、サラリーマンって辛いですね、ぐすん。


そんなわけで、昨年は例年の半分も本読んでないと思う(ウチダ新刊ばかり惰性で買ってた気がする)。思いつくのは、時流に乗ってサンデル教授の公開授業テレビで観て本読んだぐらい。日記に書きたかったけど書けなかったのが、映画館で観たゲキ×シネの『蛮幽記』とエゴラッピンのライブ。どちらも素晴らしくて、自分の中で「熱い」うちに書いときたかったなあ(後悔)。

そいや、日記書けなかった理由の一つにPC替えたってのもあった。前のノートPCが頻繁に死亡フラグをたてるようになったため、急遽PC買い替えに走ったんだけど、家電店のPC売場に魅力的なものがまったくなく、結局iMacにしました。15年ぶりぐらいにMacユーザーに復活です(そしていまだデータの移行はできておらず)。

昨年は、エコポイントがあったってのも大きいが、やたらいっぱい家電製品を購入してしまい、すっかり散財してしまったが、最後の最後、年末にGALAPAGOSなるものまで買ってしまいました。これはいろいろと思うところあるのであらためて書きます。

てなわけで、ぼちぼち日記再開といえるぐらい書いていきたいです。ええ、気持ちはあるんです。
ARABAKI ROCK FEST.10 2日目
さて、二日目。まずは裏メインの10:55『神聖かまってちゃん』からスタート予定。が、TVで仮面ライダーWとか観ながらたらたらしてたらシャトルバス乗り場到着が9:30になってしまい、しかもバス待ちの長蛇の列!!さらに悪いことにようやく乗り込んだシャトルバスが渋滞にはまる。特に仙台南インター入り口が超渋滞で、1000円乗り放題をひたすら怨む。この時点でかまってちゃんアウト決定。それでももしかしたら最後一曲ぐらいはと思い、あらはばきステージまで走ったんだけど、まったくの無駄な努力だったと思い知り、気力とともに体力もスタート早々に尽き果てました。仮面ライダーみてかまってちゃんに遅れるオーバー40’S・・・どうよ。

◇みちのくステージでフラワーカンパニーズが『深夜高速』演ってるのを聴きながらしばし放心状態。

◆ミドリ
とりあえず、まりちゃんの暴れっぷりをちょいとみて『毛皮のマリーズ』に行こうと思ってたんだけど、思った以上に良くてそのまま居つく。おっちゃん君らを舐めてたわ、ごめんなさい。

◆Cocco
ばんえつステージ遠いんだよなあ、でも観てきました。あふれんばかりのオーディエンスがじっとCoccoの歌声に聴き入っている不思議な空間。MCのぼけっぷりが好感度高し。「もう5月やねえ、今月がおわってもこの国を信じていられるといいな」といった趣旨の発言があり、基地問題にさらりと触れてました。

◇天気がよく昨日ほど寒くなくていい感じ、ビールがうまい。結局、はながさステージは一度も行かなかったが、通り過ぎるときに音漏れで聴いてるかぎりでは、どのバンドもよさげではありました。テントの中なので立ち寄らなかったけど。

◆山崎まさよし
まっさん、まさかの『みちのく一人旅』スタート!ワンフレーズだけでしたが・・・個人的にはフルコーラスでも良かったですが(笑)。歌もMCも安定しきってますな。小雨降ってきたので雨宿りしながら聴いたからか『セロリ』しか記憶に残っていない(汗)

◆吉井和哉
これまた大御所続きで、なんといいましょうか、じっくり吉井節を堪能いたしました。

◇ここらへんから、東京スカパラダイスオーケストラ、BEGIN、泉谷しげる、MONGOL800、the pillowsあたりがかぶってくる。the pillowsは激しく観たかったんだけど、ばんえつ(遠い)なのであきらめ、BEGINはタイミング悪く次の機会へとまわされました。スカパラは集客力にあらためて驚きながらも遠くで聴いただけ。

◆泉谷しげる
『翼なき野郎ども』演んねえかなー、観にに行かないでやってたら悔しいなと思い観にいってしまう。当然のごとく『春夏秋冬』は演ったんだけど、翼はなしでした(残念)。内容は、さすが試合巧者、盛り上げ方を知り尽くしてるよな。若者相手に、20年以上前の曲ばかりでこれだけ通用させてしまう爺ちゃんはやっぱりすごいです。御年62歳!!このまま80歳ぐらいまでがんばってください。あ、『Y染色体のうた』ってのははじめて聴いたんだけど、歌詞の内容が「男の遺伝子は傷だらけ」とか「コピーコピーで劣化して」とか「もともと女の試作品」とか、最近のY染色体の知見に基づいてて面白かった。(だからどうってわけでもないんだけどさ、最近の曲はこれだけかな)。

◆MONGOL800
だって、『あなたに』とか『小さな恋の歌』とか惜しげもなく演るわけですよ、そりゃ盛り上がるよな。ほかの曲もよござんした。会場の一体感はすばらしかったです。

◆豪華メンバーによる忌野清志朗トリビュート

と、昨日書き終えてたのが消えてしまい。ショックでもう一回書く気になれずとりあえずここまで書きました。早々に書いときます。
ARABAKI ROCK FEST.10 1日目
うきき、仕事が休みだったり、子供がキャンプでいなかったり、チケットを安くゆずってくれる方がみつかったり、やたの機嫌がよかったりといったいろんな幸運が重なって、いってきましたアラバキロックフェス!オヤジ一人参戦!!

桜満開、天気最高(夕方小雨のみ)、確かに寒かったけどこれ以上望むのは贅沢な良コンディション。しかも、アーティストも文句なく、最高のフェスでした。

初日、絶対に観たいのは19:30からのUA(にゲストで出てくるエゴのよっちゃん)だけなので、昼ごろにのんびり現地到着、みちのくステージあたりでぐだぐだサニーデイサービスを聴きつつ9mmから参戦。

◆9mm Parabeiium Bullet
いやー、ずいぶんかっこよくなったよな(リアルでみるの初めてだけど)。特にチェックしてるバンドでもないのに演った曲をほとんど知ってるのが不思議。MCはてんでだめだったけど、旬のバンドはかっこいいということをあらためて感じました。

◆ASIAN KUNG-FU GENERATION
わたくし、知ってるようで知らないバンド、アジカン。ああ、こういう人たちだったのか。落ち着き払ったステージさばきが大御所を感じさせます(まあ、もっと大御所が今回はいっぱいいるわけですが、笑)。ソラニンを背中で聴きながらステージ移動。

◆PE’Z
こんなところでPE’Zはんにお会いできるとは!昨年あたりからペズモクで久しぶりに名前聞くなあとおもってたら、PE’Zでもしっかり活動してたんですな。JAZZ系だけど、わかりやすいメロディラインがあり、こういう場ではSOILより盛り上がりやすいのではないかと思う(わしはSOIL派ですが)。キーボードがどっかでみたことあるなあと思って調べたら初期の東京事変の人でした。

◇エレカシを遠くで聞きながらカレー。寒くてビールどころではなくホット梅酒。

◆ザ・クロマニヨンズ
いまやロック界の現人神であらせられるヒロト様が降臨され、のたまいました。「やあ、地球人のみんなぁ、ひさしぶりぃぃ」やはり神みたいです。短い時間で盛り上げるだけ盛り上げ颯爽と去っていくさまはさすがとしか言いようがありません。

◇クロマニヨンズのはたはたステージが押しに押してたため、みちのくのTHE BOOMと完全にかぶり、ちょっとは観れると思ったのに残念。つづいてブンブンサテライツと10-FEETも悩んだ末、ステージ移動のないブンブンに。

◆BOOM BOOM SATELLITES
かっこいい、とりあえずかっこいい、会場は一気にクラブ状態に。とてもいいんだけど、今回メインのUAに遅れるわけにはいかないので、後方で踊り狂ってる人たちを尻目に移動開始。クラブ状態な人だけでなくフィットネスジム状態な人までいてなかなか笑える(ごめんなさい)。

◆UA (special guest 浅井健一 中納良恵)
UAいいよねぇ、いい曲ばかりだなあ・・・、でも知らない曲ばかりなんですがどういうことでしょうね。4,5曲目でやっと知ってる曲が、『情熱』やはり良いです。そして、いよいよよっちゃん登場!猿でした!あんたはまともな格好できんのか!!そして『色彩のブルース』!!!UAのパートも良かったんだけど、よっちゃんのそれはもうね、格別。これを聴けただけで今日来た甲斐がありました、号泣。
うたい終わったあと、よっちゃんが「UAが『色彩のブルース』歌ってくれたあ(嬉)、(しかも)ちゃんと歌えてた、いっつも友達に『あんたの曲な、難しいからカラオケで歌われへん』ていわれるねん。」と天然な発言。そりゃあんたUAに失礼やろと(笑)
つぎに『悲しみジョニー』をやってあっさり退散、え”え”え”ぇー早いよー。
入れ替わりに浅井健一登場で会場は大いに沸くも、わしは後方退避で流しつつ移動開始。だって個人的にはブランキーよりもミシェル・ガン・エレファントなので、移動時間のロスを考えてもThe Birthdayかなと。

◆The Birthday
UAのみちのくステージからThe Birthdayのばんえつステージは、まさに会場のはしとはし。途中ぐだぐだしながら移動したので、ぎりぎり最後の曲に間に合った。『涙がこぼれそう』・・・感涙。
アンコールもあったんだけど、すでにシャトルバスに向かってたのと体力の限界であきらめました。日ごろの運動不足がたたってますな。
久しぶりに日記書いてみる。

最近は、仕事の忙しさの質が変わってきて精神的なプレッシャーも大きく、家に帰ってもPC開かない日も多いというネット依存のわしには考えられない日々をすごしております。でも、おおむね生活は滞りなく、つつがなく、平和というか凪の日々なんだろーな、これでも。とにかく完全放置状態の日記もなんとかしないといけません。

すわて、ライヴである。darwinは今春できたばっかりの新しい箱、フロアは80~100㎡ってとこか、こじんまりとしてキレイ、シンプル。ソイル観るにはいい大きさですね。人の入りもきつすぎないでいい感じ(ちょっと寂しいけど、もっと入っていいだろ)。久しぶりのソイルのライヴだけど、客層も結構変わってきた感じ、うまくいえないんだが、よーし暴れるぞー的な気合の入り方の人が減って、年齢層が広がり女子が増えたっていうんでしょうか。女子が多いのは嬉しいんだけど、くちゃくちゃになるのもまたソイルの醍醐味だしなー。

まあ、そんな心配も、しょっぱなから『PARAISO』がきては盛り上がらないわけもなく杞憂に終わりました。2時間あまり楽しく過ごしソイルのライヴ力を改めて見直した次第。アンコールでは、タブさんがリクエストを募ってくれて、わしの『clash!』の声は残念ながら聞き入れられず、生『clsh!』の夢はまた次の機会へと(涙)。

さて、あとは家で聴きなおす『6』が楽しみ、やはりライヴを経験してから聴くと全然違うもんね。通勤の車内でもしばらくヘビーローテーションされることでしょう。

セットリストを某mixiから勝手にいただく、
1. PARAISO
2. 閃く刃
3. KEIZOKU
4. POP KORN
5. PAPA’S GOT A BRAND NEW PIGBAG
6. MIRROR BOY
7. MY FOOLISH HEART ~crazy in mind~
8. J.A.M
9. DOUBLE TROUBLE
10. Fuller Love
11. QUARTZ AND CHRONOMETER
12. SAHARA
13. Fantastic Planet
14. 殺戮と平和
アンコール
15. SUFFOCATION
16. SUMMER GODDESS

1 2 3 4 5 6 7 8 >