二日酔いである。午前中は死んでました。仕事はいってもいかなくても良かったので自主キャンセル。妻によると、昨晩は寝てるとき痙攣してたよ、とのこと。おお、いよいよ死ぬのかと思ってみてたそうです(笑)。残念、生き返りました。

昼すぎには復活したので、東部に様子見。やはり、忘年会メンバーもちらほらと集まってくる。みんな、ゲーセン以外にいくとこないのか?(それはおれだ)。

とりあえず、「戦場の絆」チュートリアルデビューしてみました。えー、結論としては、二日酔いでやってはいけませんね、ぶり返しました(笑)。はじめてやると乗り物酔いみたいになる人おおいそうで、ゲーセンに酔い止め薬もおいてある、何酔いなのかわからないがくらくらします。バーチャはひたすらかかし君と対戦、わし対策が出来上がったパイきついです。

夜は、いつものネット友人カップルをお迎えしてちょっと早いクリスマス会。アルコールなしなので助かり。寿司だケーキだプレゼントだと子供達も、八咫さまも大はしゃぎでめでたしめでたし。これで明日からみんな機嫌よく過ごしていただければ、ますますわしも遊べるというものです。
ゲームセンター東部常連(おもに戦場の絆メンバー?)による、忘年会に参戦。カラオケ屋でむさ苦しい男、男、男が大集合。いやー楽しかったよおじちゃんは。

顔は知ってても普段あんまり話さない面子とも話せたし、差し入れのカニは美味いし、一升瓶の久保田もいけました。みなさん気を使ってくれて、目の前の酒が切れないもんだから、いい気になって呑みすぎました、撃沈。いやー、久しぶりに吐いたわ(笑)帰りに送ってもらってる途中でも我慢できなくなってコンビニ駐車場でゲロゲロ、三和君にミネラルウォーターいただきました、ありがとう。

とりあえず、「戦場の絆」参戦のオファーが大変強く、参戦したらハマリそうでやばいです。今回の楽しい忘年会でますます断われなくなってしまったな、はいはいヤリますよ、ぼちぼちね。

しかし、腹黒半分日記の読者が増えてて恐ろしいな(笑)。
【VF5】VERSION Bは乱入タイミングが難しい(笑)
昨日より稼動開始のVERSION Bですが、みんなやってますねえ「ノックアウトトライアル」、わしもとりあえず一周やってみた。全部制覇に最低2,100円いるってのはなんだけど、リングネームと自己PRが笑えてよろしい。CPUが身につけてるアイテムや服装もバラエティに富んでて、おーこんなんあるんだとちょっと期待してしまいますな。争奪戦が出るのもグーです。

セガはんも、対戦ではなく対CPUで稼がねえとと気付いたようですな。これで、しばらくは過疎ったゲーセンにも人来るかもしれんね。根本的な問題解決にはなってないんだけど、ま、盛り上がればいいよ、少しでも。しかし、これって乱入のタイミングがとても難しいよな。なんか乱入するのが悪いかな度UPですよ、対CPUで争奪戦のときに乱入はさすがにしないけど、トライアル中の相手にわざわざ「乱入してもいい?」って聞くのもな・・・。

で、知ってはいたがクリアアイテムは「ひとつ結びおだんごヘアー」、トライアル中に幻球7週目も集まって「レッドショートストレートヘアー」でした。でも嬉しかったのは争奪でアイテムが1個だけでて、それが「ホワイトカジュアルキャスケット」だったこと、これは前から欲しかった(嬉)。これからは、ちまちまトライアルやってアイテムの残りを揃えていきたい、アイテム1個2,100円からって考えるとやりきれないが・・・。

関係ないが、VF−BBSの雑談版にわしの日記を勝手にコピペしてるヤツがいるな。別に実害ないからいいけどさ。100円2クレをさせないようなセガの圧力があるかないかで議論になってるみたいだけど、まあ宮城県ではあからさまにあったとしかいえないな。問題は、法に触れるかどうかのレベルかどうかだろうけど、わしはかなり独禁法抵触が濃厚だとは思う。ただ、だからといって日記に愚痴を書く以上の行動にでる気はない、そこまでの気力は普通ないわな、遊びだし。
テレビやパソコンに使われる液晶パネルをめぐり、日本、韓国、台湾などのメーカー約10社が国際的なカルテルを結んでいた疑いが強まったとして、日本、韓国、米国、欧州連合(EU)の関係当局が調査に乗り出したことが13日、分かった。

 日本の公正取引委員会は、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いがあるとして、国内に拠点のあるメーカーに対し、関連書類の提出を求める報告命令を出した。

 関係者によると、公取委は8日に国内最大手のシャープと、セイコーエプソン、東芝松下ディスプレイテクノロジー、NEC液晶テクノロジーなどの国内メーカーと、世界最大手のサムスン電子(韓国)や台湾メーカーの日本法人に対し、書類の提出を求めた。

 韓国の公取委、米司法省、欧州委員会も同時に、それぞれの国内に拠点のあるメーカーに対し、情報提供を求めた。日本メーカーも対象となっている。

 液晶パネルはテレビやパソコン向けの大型は韓国、台湾メーカーのシェアが高く、携帯電話用などの中小型は日本メーカーが優勢となっている。ここ数年は、シェア争いの激化で価格下落が続いている。

 シャープでは「公取委から命令書、米司法省からは召喚状が届いた。液晶価格は低下しており、カルテルが行われている状況とは思えない。事実関係を調査し適切に対応する」とコメントしている。CNET Japan


価格下落激しい液晶パネルでカルテル疑惑とはこれいかに、またぞろアメさんがへんな突っ込みいれてきたのかなと思ったら、非常に核心を突いた記事を見つけた。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061213/115616/(もしかしたら登録いるかもしれません)

アメリカ=台湾勢が、日韓液晶陣営の伸びに恐怖を抱いているという説明はなかなかに説得的でした。そうだよな、これから爆発的に伸びていくであろうディスプレイ市場をアメリカが指をくわえてみているわけがない、これからもどんどん意味不明の要求をしてくるんだろうな。なにしろ自分がルールの国だからね。
【森 達也 理論社】

お、よりみちパン!セの新刊で森達也と来れば即読みですな(本屋で立ち読みスイマセン)。森達也によるひたすら分りやすいメディアリテラシー講座、中高生必読!

●犯罪不安社会 誰もが「不審者」? 浜井浩一 芹沢一也 光文社新書
●少年犯罪被害者遺族 藤井誠二編著 中公新書ラクレ

二冊購入、まだ読んでないのがあるのに購入が先行するなあ。

心理学雑誌Psikoが、またまたリニューアルしてた、もう完全に一般誌だな、ここんとこ買ってなかったけどすっかりわしの好みからは遠くなってしまった。

ダ・ヴィンチで呉智英が『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』の紹介をしている。それだけ。

水曜なので仙台フォーラムがメンズデー、パプリカ観にいこうか真剣に悩んだ末、断念、次回にする。http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/
【古川 日出男 角川文庫】

うーむ、面白かった。北上次郎×大森望×豊崎由美が月刊プレイボーイでこの10年のベスト1に選んだのがよくわかる。合わない人にはとことん合わないだろうけど、わしは大満足、素晴らしい。

特にこの?巻は、物語が最高に盛り上がり久しぶりに読み終えるのがもったいない気持ちがした本であった。巷では長いという意見がみられるが、とんでもない、これだけの話をよくこれでおさめたなと思う。栗本薫だったらこの内容で20巻はかかるぞ(笑)。

いろんな部分が面白い話だが、わしにとっては地下迷宮の描写、創造が素晴らしい。特に地下迷宮に住まう狂人たち!これは、まさに『ドグラマグラ』いらいの読書体験。イマジネーションの奔流に呑み込まれました。

しかしなー、とても面白いんだけど、万人にお勧めできないのはやはり合わない人にはとことん合わないだろうなって思わすものがあるからだろうな。面白いけど勧めにくい、わしの中で舞城王太郎と同じポジションの作品が増えました。
CR羽根ぱちんこウルトラセブン
会社帰りにちらっとパチ屋に、死んでしまったレレレの台を見ると、あれ!随分開けてあるな。絶対的な開放台まではなさそうだけど、死んでる台が少ない。そこそこ遊べるくらいには開けてますね、どうしたんだ?改心してレレレを出そうと思ったのか>パチ屋。

しかも、たまたま時間帯が良かったのかレレレの島では誰も打ってない!これは台選び放題ですがな。小遣いも少なくなってきたし、たまたま時間も早かったので今日はとことんいくぞ。と、勇んで打ち出して、2Kで初当たりを引き、とんとん一箱半まではよかったんだよ。そこから半箱の攻防がだらだら続き、まあこれは羽モノなら仕方ない次の波まで我慢我慢、なんだけどさ、しばらく長い時間打ってなかったのですっかり忘れてたけど、この7番台はじゃじゃ馬なんだった!!どんどんストロークが乱れ手の付けられない状態に、休ませればいいんだけど夜の部だし時間もないし、なにより手持ちが半箱だよ(涙)、10K勝ちは絶対確保したいと粘ったのがアダになってしまった。(ちなみにここでいう7番台ってのは実際の7番台ではない、新台の入れ替えのときにレレレは台数を減らされ場所も移動してしまったので正確には旧7番台である。)

で、やむなく新台で大はやりのウルトラセブンを打ってみる。だいたいこの玉ちゃんとかたぬ吉みたいなタイプの役モノが嫌いなんだよな。役モノの癖が大きく影響するから、釘だけでは判断しづらい。ま、この台は釘もわかんねえしなにより混んでて開いた台に座るだけだし、なんでもいいや。

えー、結果は一箱半だして二箱になったので撤収したわけですが、寄り&拾い命ですな、これ。拾い悪くてウルトラバトルモード入ってもだらだらV逃がしてるといつまでたっても増えねえ地獄に落ちそう。しかし、この台の仕様なのか、わしの打った台がたまたまなのか、ウルトラバトルモードに入ってからのストロークのブレがほとんどなくてびびった。打つ玉のほとんどがぶっこみを抜けていくさまはまさに圧巻、いままで長くパチは打ってきたがこんなに安定したストロークで打てたのは初めてじゃないかな、感動。おかげで1Rばかりだったが凄い勢いで連チャンしていった。バトルモード終了とともにストロークにもブレがでだして、まあ普通の羽モノになったわけだが、これが変わらなければ攻めようはありそうな気がしますな。しっかり打てばカウントダウンの引き戻しとか結構狙えるんじゃないかな。
いつも、日本未公開映画情報やネタ情報の収集に愛用している「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/に、この前読んだ衝撃的劇画『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』の解説がのっている(ポッドキャストという音声配信)。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20061208

うーん、面白い。この劇画が影響を受けたと思われるいろいろな映画の話が語られている。ワールドイズマイン読んだ人は必聴。登場人物の塩見課長が鶴田浩二、薬師寺が『嗚呼!花の応援団』の薬痴寺先輩がモデルではないかってのは、なかなか笑えました、なるほど!

12/9付の「僕の恋人は等身大ドール(フランスのTV番組)」の記事も全然違う意味で必見、オタク恐るべし・・・。
チケットアイテム欲しさに仕事帰りに参戦。40名超の参加者でなかなか盛り上がってました。知らない顔も多くて、大会の威力を感じる。なにより、人がいるってのは素晴らしい。

わしは3回戦まで奇跡的に進出。フルセットの削りあいで3PP4Pガードされたところで、相手レイフェイに9K+Gで割り込まれ死亡。大会では派生打ち切りが結構利くなと直前まで思ってただけに、打ち切れなかった自分に悶絶。

大会は、決勝で優勝候補筆頭の猫助(アイリーン)を、判官贔屓のギャラリーを味方につけたまきもん(リオン)がまさかの(というか計算されつくした)リングアウト勝ちで屠って優勝。大盛り上がりで幕を閉じましたとさ。おめでとう>まきもん。

ところで、公式ポイントってのはいつ入るんでしょうか?反映されてないので妙に不安。

■動画、柿坊主さんに撮ってといわれたのはいいが、こんなん残してしまってスイマセン。あと、今日の大会の3回戦の悶絶ぶりを撮り忘れたのがかなり後悔、2回戦のやけくそで悶絶させてしまったのがアップできると思います。

http://www.filebank.co.jp/guest/vf5yamaneko/
フォルダ名 naruhodo
pass naruhodo
Mステ【椎名林檎×SOIL&“PIMP”SESSIONS】
録画して『カリソメ乙女』の部分のみ観る。いやー、なかなかよいですな。しばらく繰り返して観よう。

今回の椎名林檎とのコラボでソイルはますます知名度上がりますな、東京の知り合いは、NHKの「トップランナー」出演でただでさえ客が増えてきたのに、これでますますチケットが取れなくなると嘆いておりますが、東北の地にいるわしにはまったく関係なし(笑)。つか、いまだ一回しかきたことないってどういうことよ、わしは待ってるぞ。
12月07日付 日経新聞の報道「薄型TV市場でプラズマ苦戦、液晶が大画面攻勢・民間調査」へのコメント:
 薄型テレビの国内市場で、プラズマテレビが液晶テレビの攻勢を受けて苦戦していることが6日、調査会社BCN(東京・文京)が発表した月次調査で分かった。液晶の大画面化と価格下落に伴い、大型で優勢だったプラズマの伸びが鈍化。10月には初めて金額ベースで前年を割り込んだ。年末商戦でも液晶のプラズマに対する優勢が続きそうだ。

 調査は大手家電量販店22社(約2300店舗)から集めた販売データを集計して実施。それによると前年比2ケタの伸びが続いていたプラズマテレビの販売額が10月に前年同月比1.9%減となり、2004年10月の集計開始以来、初めて前年割れとなった。11月も7.6%と一ケタ増にとどまった。

 同じく2ケタの伸びが続いてきた液晶テレビは10月は5.4%増と伸び率が鈍化したが、11月は31.2%増に回復。プラズマが優勢だった40型を超える大画面サイズでシャープやソニーが液晶の新製品を相次いで投入し、プラズマの牙城を崩しつつある。 (23:29)


わしは思い切り液晶派であるが、こういうニュースが出るとプラズマが不憫に思えるな。こういう記事って購買心理に影響を及ぼすから、ますますプラズマの苦戦は必至となるだろう。まあ、こういうのって車でいうガソリンエンジンとディーゼルエンジンどっちがいいかみたいなもんで、これからどうなっていくのかは(長いスパンでみれば)なんともいえないしな。

じっさいのところプラズマだって悪いわけじゃない、画作り自体はブラウン管に近くて馴染みやすいし、外光対策をした部屋での映りはかなりいいと思う(それが面倒だから問題なんだろうけど)。個人的には、画面全体が明るい場面のときに(電気代&寿命対策の為)輝度を落とさないで欲しい、というかそれを外したモードをつけて欲しい。設置条件さえ整えてもらえれば画質だけは負けない、そういう方向でいったらどうでしょうか。

ま、我が家はまだまだブラウン管ですがね(笑)。
【古川 日出男 角川文庫】

時は、ナポレオン率いるフランス軍がエジプトを侵攻しようとしているまさにそのとき、フランス軍を壊滅させるための奇策『災厄の書』(読むと、あまりの面白さに我を忘れ狂気へと誘われる書をナポレオンに献上するのだ!)の作成を進めるアイユーブ。語るは謎の美しき女語り部ズームルッド。そしてそれを命を賭して書き写す稀代の書家とその奴隷。

物語はさらに風呂敷を広げる。『もっとも忌まわしい妖術師アーダムと蛇のジンニーアの契約の物語』から一千年『美しい二人の拾い子ファラーとサフィアーンの物語』が幕を開ける。いやー、楽しいですな。アルビノ(白子)の魔道士に魔剣を操る美剣士が地下迷宮で朽ち果てた妖術師と相対する。まさにアラビアンナイト!、そしてこれは剣と魔法の物語ヒロイックファンタジーではないか。アルビノに魔剣とくればそりゃあエルリックサーガですよね、うー懐かしい。

というわけで、二巻目も面白うございました。最初に思ってたのとは全然違う話だったが、これは逆にわしにとっては懐かしい種類の読み物。物語が、口伝えで物語られるそのままに提示される文体は、慣れればこれはこれで面白い。三巻目も楽しみ。
前にも書いたけど、仙台では救急車が来ても道をあけないヤツが多すぎるな。運転マナー全般については、特に悪いとは思わないし、むしろおとなしいほうだと思うんだけどさ、なんで救急車と一緒に車を走らすんだ?

後ろから救急車が来たら、車を端に寄せて先に行かすんだよ。なんで前がつっかえるまで進んじゃうんだ。そこからみんなで避けていっても渋滞して道が塞がるだろ。

わしは今まで二回ほど救急車に乗ったことがあるが(どちらも付き添いとして)、前を進む車たちが一斉に両端に寄ってくれて、道の真ん中が開けていくさまに感動を覚えたもんだ。それがここ(仙台)ではさ、いっこうに前に進んでいかないわけだ、ありゃ乗ってるほうはストレス溜まるだろうなと思う。

とりあえず、救急車が後ろから来たのが分ったら、すぐに徐行して道をあけてやるんだ。以上!
どうも、レレレが終わっている。長い間(メインで打ち始めて1年半ぐらいの間)着実に稼がせてくれてありがとう。

ここ数日、ちょっとだけだけど打ってみて、もう店が出す台を作る気がないってことがはっきりと分った。それなりに遊べるかもって台はあるんだけど、これって台はもう一台もない。しかも、ここ数日のラウンドの引きが2&7ばかり、これは運がなかったとも言えるが、極端な偏りがあって、これも「もうレレレは終わったんだ」っていう気分をさらに増幅させてくれた。

レレレを求めてあちこちの店を回る気力はもとより無いし、そこまでしても大して勝てるわけではないので、あきらめて『ウルトラセブン』でも打ちますかねえ。

いやでもさ、レレレのおかげでいかに潤ってたかってのがなくなってみると良くわかる(いや、撤去されたわけじゃないんだけどさ)。せいぜい月に2,3万の勝ちだったと思うが、やはり大きいよな。おかげで最近貧乏です。バーチャの2クレもなくなちゃったしさ(かなりしつこい)。
【古川 日出男 角川文庫】

とりあえず一巻だけ読了。

う、面白いかもしれん、つか面白い。まさに、アラビアンナイトの世界。これから話がどう広がっていくのか楽しみですわ。
【香山 リカ 幻冬舎新書】

朝日新書に続いてこんどは幻冬舎新書が創刊ですか・・・世はホントに新書ブームなんですね、わしはいまだに信じられないが。

というわけで、相変らずすらすら読める香山リカの新作はなかなか驚愕の事実満載で面白かったです。以下続く
井上雄彦 バガボンド特集。

これも出てたのは知ってたんだが、どこもあっという間に売り切れたらしく、仕方ないので知り合いに借りて読みました。どうせ、前回のスラムダンクの特集のときみたいに増刷してコンビニとかでも出回るんだろうけど、それまで待ってられません。

インタビューは、井上氏のバガボンドにかける意気込みの凄さが良くわかる内容でありました。バガボンドは毎週モーニングの連載で読んでるんだけど、画の感じがある時期から変わったなとは思ってたが、なるほど途中から筆だけで描くようになってたんですね。あと、技術的にも興味のある話が多くてよろしいです(人間の動きをしっかり描くため、まず裸で描いてそれから服を着させていくとか)。

あと、2,3年でバガボンドは終わるそうだ。武蔵と小次郎の対決がどうなるのかはまだ未定らしいが(原作からははずれてしまっているから)、巌流島以降は描く気がないそうなのでそれまでの道中をじっくりと楽しんでいきたいですな。
【久世 番子 新書館】

暴本の3巻(最終巻!)が出てるってのは分ってたんだけど、どの本屋にいってもシュリンクされてて立ち読みできなかった(ある意味当たりまえ)。だが、きっとあそこなら、あの店ならこの書店員愛のこもった本をシュリンクせずに読ませてくれるはず・・・。あった、ありましたよ一冊ちゃんとシュリンクせずに置いてあった。そう、本屋たるものこの本は、立ち読みでもいいから一人でも多くの人に読ませないといけません。さすがよくわかってらっしゃる、そしてありがとう>紀伊國屋仙台店。

というわけで、3巻目も面白うございました。これで終わってしまうのは、ほんとにもったいない。あ、カバー裏チェックするの忘れた!

立ち読みだけで帰るのは申し訳ないので
●スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 香山リカ 幻冬舎新書
●アラビアの夜の種族?,?,? 古川日出男 角川文庫
買っておきました。
やっぱり、パツキンのグラマーねえちゃんはええのう・・・という話ではなくて、おすすめ本の特集が充実してたので買ってみた。

そろそろ年末なので、恒例の今年度ベスト面白本があちらこちらから発表されてくる頃だが、今回のプレイボーイはここ10年のベストを北上次郎and大森望の黄金コンビに豊崎由美を加えた豪華メンバーで決めていく。のであるが、対談の内容からして、集まって世間話をしつつ30分から一時間ぐらいで適当に決めていった感ありあり(笑)。まあ、それでもおおむね納得いく順位にはなってるんだろう、なにしろわしは最近の読書は新書ばかりでミステリーはおろか、物語自体あんまり読んでないから(この順位が)妥当なのかどうかもさっぱり分かりません、なのでとりあえず信じて面白そうなのを読むことにします。

今回は、それに加え大森望らによる『このミス』予想とか、太田光、馳星周によるベスト10、古川日出男、宮部みゆき、京極夏彦、香納諒一のインタビュー記事などもあり充実。

そして、なによりわが愛しの内藤陳大先生もおすすめ本を紹介していて、ご健在ぶりに涙、まだ生きてたんですね。思えば、内藤陳の『読まずに死ねるか』によってわしは冒険小説に目覚めたのだ、彼が熱くお勧めする本を片端から読んでいったおかげで、J・ヒギンズやG・ライアルやD・フランシスにはまり、北方謙三、志水辰夫、船戸与一、逢坂剛を知ったのである。会長、まだまだがんばってくださいね。
ぐおおお、もうバージョンB出すんかい、ふざけんなよセガ!!とおもったら、『「VERSION B」では、ゲームシステムやキャラクターの技性能には、一切変更がありません。』とのこと、なんだシングルモードの追加ってことか、よろしいんじゃないでしょうか。

あとは、いいアイテム増やしてくれれば、とりあえず料金以外に文句はない(しつこい、笑)

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